言葉が破断する

最近の気づき。何か、ふと質問とか疑問とかで言葉を投げかけられた時に、文脈を破断してとらえてしまう。
文脈を完全に無視して、これはどの話について述べているんだ?と考えて、自分に一番身近なことをとらえてしまう。

「Aさんいる?」という話を聞かれた後に、「(Aさんが)使う車のこと分かる?」という話を聞かれていたのに、Aさんにかかわらず自分が関わる車のことについて答えてしまったりする。
補足要素が完全に抜け落ちている。私が変な応答をすると、相手の反応が変なので、「あ、答える内容違ったわ」と気づいて、Aさんのことにについて聞かれていたと分かるけれども、一発でそこに至れない。
その会話の展開に大きな間がなくても、文脈を無視して"そこに飛び出てきた言葉"についてとらえてしまうことがある。

このそこに飛び出た言葉のみにこだわってしまうのは、話言葉について生じることが多い。書かれた言葉については、比較的齟齬らず対応できる。何度も反芻できるからこそできているように思う。
なんで話言葉でそうなってしまうかわからないが、直前の言葉を一瞬見失うのである。その場では見失ってるつもりはないのだけれど、結果として見失っている状態にになってしまっている。

変な言い方をすれば”クソリプ状態”である。まぁ、単純に「会話ができないやつ」に認定されるだけかもしれない。

〇類似状態
友人から「分析はできるけど、それを生かせないよな」という評価を受けたことがある。状況的にはそれと多分一緒である気がする。
この指摘は、分析はできるがそれを複合的に使えないことを意味している。うまく統合できていないのであろう。目的がないのである。

〇言葉のみの解釈
なんというか、この破断しているような癖みたいなものを生かしたい。というか、うまく扱えるようになりたい。
多分、話言葉をわりと多様に受け取ることが出来るという点もあるように思うけれどなかなかそうもいかせていない。生かせるほどの癖ならどうにか生かしたい。

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