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単発アルバイト④ 料亭ホールスタッフ

こんにちは。高校5年生です。

また昨日も、飲食店のホールスタッフのアルバイトに単発で入りました。今回は夕方から夜にかけて営業している趣ある料亭でのアルバイトです。今回も早速、感想を書いていきます。

今回のアルバイト、一言で表すとこうなります。
「仕事をください!!!!」

飲食店予約サイトなどの情報から、高級感のある居酒屋さんだと予想してやってきました。予想はあながち間違っていませんでしたが、こじんまりとした隠れ家的なお店で、あくまでもイメージですが政治家の方々が密談をするために会食をしていそうでした。メニューの内容はちょっと高級な居酒屋で、見た目や雰囲気は料亭という感じがします。お席は全て座敷で、通路が入り組んでいるのでお客様が「ここ、迷子になりそうだね(笑)」とおっしゃっていましたね。

そんな趣ある飲食店、入ったそばから他の飲食店でのアルバイトとは一味違うと分かりました。ハンディやインカムの使い方、部屋の呼び方やそれぞれの部屋に対応するサービスの違いを教わり、「どの料理が出たらこういう説明を加える」「この料理の後はこれをする」「こう言われたらこう動く」と様々なルールを聞きました。まだ大して入っておりませんが、これまでに単発で入ったアルバイトの中で1番覚えることが多かったです。厳かな雰囲気もあいまって緊張しました。

しかしいざサービスが始まってみると、あらびっくり。拍子抜けするほど仕事がないのです。
ハンディの使い方を教わったのでさぞ注文に呼ばれまくるのだろうと構えていたら、注文を受けたのは3時間半で3、4回。それも「生と、梅酒ロックと、この日本酒を水割りで」という風に、覚えられる範囲の注文でした。ハンディを持つのが初めてであたふたしていた私も、お客様の部屋を出た後に1つ1つ確認しながら打つことができました。

ホールスタッフということでお料理運びは忙しいと予想していたら、全くそんなことはありませんでした。1品1品が高いからか、1部屋ごとの注文数がさほど多くありません。コース料理だと時間ごとに運ぶものが決まっているそうですが、今回いらしたお客様は全室席についてからご注文だったので、呼ばれたら注文を取りに行き、お料理が上がったら運ぶという流れを繰り返しました。
といっても、ホールスタッフは私を含めて5人いるので、私が動くよりも先に他の4人の方がパパッと動き、仕事を済ませてしまいます。グラスを洗っている方に声をかけて代わったり、使用済みのお盆を集めて拭いたり、洗い終えたグラスなどを棚に戻したりとなるべく仕事を見つけてやるようにしましたが、それでも5人が厨房にただ立っている時間がものすごく長く、「待っている時間辛い……何でも良いから仕事をください……!」と思っておりました。

ゆったり余裕を持ってアルバイトしたい方もいらっしゃいますが、私はどちらかというと常にくるくる動いていたいタイプです。やることがなくなると自分がどう振る舞っていたら良いのか途端に分からなくなりますし、ただボーっとしているだけに見られないよう、いつ指示を受けても動けるように態勢を整え、ピリピリしておかなければなりません。また、周りにやることがない人がたくさんいると、「何か話した方が良いのかな」と気になってしまいます。
一方、明確にやることが決まっていて息つく暇なく動いていると、それをしている間は「ボーっとしている」と見られることはありませんし、どう振る舞うべきか迷いませんし、周りの目を気にする必要もありません。精神的な辛さより体力的な辛さの方が回復は早いので、勤務時間は忙しく働き、終わったら「ありがとうございました!」とすぐ帰れるアルバイト先は最高ですね。

今回も良い経験をさせていただきました。ありがとうございました!

以上、「単発アルバイト④ 料亭ホールスタッフ」でした。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

次の投稿でまたお会いしましょう!