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「怒涛」が似合わない1週間と1日

こんにちは。高校5年生です。

前の記事を書いてから1週間と1日が経ちました。この1週間はあっという間で、スケジュール的には「怒涛」という言葉がよく似合いますが、そのほとんどは準備と移動にかけた時間なので、「怒涛」と表現して良いものか、自分ではしっくりきておりません。

就職活動が依然として進んでおります。せめて週に1回くらい顔を合わせておこうと、昼ごはんを一緒に食べる約束をしていた友人。「今週はごめん」「今週もごめん」とメッセージを送る日々が続き、今週はついに「今学期中は時間がとれそうにないからごめん。また機会があったら一緒に食べましょう」というメッセージを送りました。友人には申し訳ない気持ちでいっぱいですし、それと同時に、友人には私1人いなくても昼ごはんを一緒に食べる友達がたくさんいますので、「私くらいいなくても良いんだよね」とちょっと寂しい気持ちになっております。大学の隅っこで1人、昼休みでも何でもない時間にお弁当を広げながらさみしくなりました。

就職活動がそろそろ終わりそうです。6月までに進路を決めなくてはなりません。終盤であることは確かです。あれだけ長い間突っ走ってきて、ひた走ってきて、6月にいきなりゴールテープを準備されていたときの気持ち、想像してみてください。これまでは幸せだったんだなと思います。これから頑張り次第で何にでもなれると信じられたからです。具体的な進路がはっきりと自分の目の前に現れてきて、「さぁ、これから40年、50年を過ごす職場を早く選んで」とせかされる気持ちは、就職活動を始めた頃には想像もしませんでした。いつかは見なければいけない現実が、新学期のカーブを曲がったすぐ後に待ち構えておりました。選べる進路があるだけ良いじゃないか、と昔の私なら言うでしょう。そうなんです。確かにそうなのです。何も不満に思うことはありません。ただ、就職活動が終わることは、これから長い長い仕事人生の大筋が決まるということです。それに対する漠然とした不安と、自分の幅が少しずつ狭められていくような感覚にもがいております。

ここまで手を止めることなく、思ったままに書きました。自分の心を素手で触ったような気がしております。今はお昼の2時です。早めに課題レポートを終わらせれば、今週中に返さなければならない本を返しに、図書館に出かける時間ができます。しかし私にはダラダラとこの文章を書き続けたい気持ちもあります。図書館へは明日行けば良いじゃないかとささやく悪魔の自分もおります。どちらにしろ雨なので、早めに返した方が良いのですが、レポートに取りかかりたくない自分が邪魔です。

さっき、高校5年生のノートで検索をかけたら、84回目の記事『巫女バイトを経験して』が出てきました。懐かしいですね。あれは昨年のことですよね。就職活動のことを知識でしか把握していなかった頃の私。あの頃から私は成長しているのでしょうか。文字を追いながら、あの頃の自分を探しておりました。

長文になったのでここで締めたいと思います。

以上、『「怒涛」が似合わない1週間と1日』でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

次の投稿でまたお会いしましょう!