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4回目の漢検準1級受験

こんにちは。高校5年生です。

これを書いている本日は、漢検の受検日でした。合格を目指し、4回目となる漢検準1級の試験を受けてきました。4度目の挑戦。これは多いのか少ないのか分かりませんが、これまでと同じく緊張しました。

382回目の記事『3回目の漢検準1級受験』から約8ヶ月。1度申し込み忘れて2021年度第3回目の試験を受けられなかったので、今回は早くからスケジュールをチェックして申し込みをしました。試験勉強を始めた時期が2週間を切っていて「あんなに構えていたのに遅くなっちゃった……」と残念がったものの、何とか「ただ受けただけ」の状態は回避できました。
就職活動が本格化してからの期間と重なっており、なかなか受検に向けて取りかかれなかった……というのは、言い訳になりませんね。

何度も同じことをして不合格になっていては情けないので、今回は今までと違う勉強法を取り入れました。それは、『複数の異なる参考書を使う』ことです。複数といっても2冊ですが、今まで1冊の参考書を極めようとしていた私と比べると、大きな違いです。以前の受検で使った参考書に加え、新しく違う出版社の参考書を購入しました。

受験生だった頃もそうでしたが、私は1冊の参考書をとにかくやりこむのが1番良い方法だと思っておりました。逆に色んな参考書に手を出して、全部中途半端にしてしまうのが1番悪いと考えておりました。
しかし、前回(10月)の試験を終えたときに分かったのです。「1冊の参考書だけやっていたら、その参考書には載っていない例文や熟語が出題されたとき、手も足も出ない。だったら中途半端になる恐れがあっても、2冊以上の参考書に一通り目を通しておいた方が良い。1回でも見たことがあれば、全く見たことがないよりもまだ答えられる可能性が高い!」と。

10月の試験では1冊の参考書の内容をとにかく繰り返しました。そのため、参考書にあった例文や熟語は迷いなく書けました。ただ、載っていない例文や熟語は知らないので見当もつかず、結果として不合格になってしまいました。

今回は勉強を始めた時期が直前で、正直受ける前から自信がありませんでした。そのため、「どうせ不合格になるなら、新しいことを試して不合格になった方が一歩前進だ!」と思えたのです。もしも早くから勉強を始めていたら今までのやり方にこだわり、1冊の参考書を極めていたかもしれません。

2冊の参考書に取り組むやり方は、まだ結果が出ていないので何とも言えませんが、悪くなかったように思います。漢字検定準1級の対策の場合は、むしろ2冊以上の参考書を用意した方が良いのかもしれません。一方の参考書にしか載っていない熟語や例文があったので1冊だけやっていたら覚えられなかったであろうものも覚えられました。また、頻出問題はどちらの参考書にも載っていたので、目にする機会が2倍になりました。見ていないページや1回しか解かなかった問題もありましたが、1度間違えた問題を中心に見たので、実際の試験では「あれ、これは参考書に載っていたけど思い出せない」ということはなかったように思います。書けない問題は複数ありましたが、それらはどちらの参考書にも載っていなくて初見の問題だったから分からなかった、という部分でした。

とは言え分からない部分は想像通り多かったです。80%以上得点しないと合格できないのですが、80%って大きいですよね。大問でいうと2つ、ほとんど手がつけられなかった問題がありました。まぐれでも当たっていて欲しいですが、そうでなかった場合は合格点を超えられません。
直前に家で模擬問題を3回分くらい解きましたが、1度解いたことがある問題や参考書の内容のみから出ている問題にも関わらず、合格点を超えられなかったものもありました。3度目の正直、いや4度目の正直で合格したいところです。祈るばかりです。

以上、「4回目の漢検準1級受験」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

また次の投稿でお会いしましょう!