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てのひらミュージアム総括

4月17日、広島県立美術館で開催されていたてのひらミュージアムというイベントに行ってきました。

てのひらミュージアムとは、最新のバーチャル技術を駆使して、てのひらサイズになったSTU48メンバーから展示のミュージアムガイドが受けられるというイベントです。今回は試験的な導入ということもあり17日も含めた3日間行われました。

僕は大学で、日本古代史を学ぶとともに博物館学芸員過程を途中まで履修していました。また、サークルでも展示責任者のようなものをやらせてもらいました。こうした経験も踏まえて感想を言えたらなと思い、今回久しぶりにnoteを書こうと思いました。

今回はみちゅこと今村美月さんと、ありちゃんこと峯吉愛梨沙さんが展示の解説がてのひらサイズになり、展示の解説を行ってくれました。これより先は愛称で呼んでいきたいと思います。

まずはみちゅもありちゃんも、抑揚がついており学芸員が考えた作者、作品の特徴に加え独自の感想を述べており、本物の学芸員の方の説明を聞いてるみたいで素晴らしかったです!

次に、構成を考えられたであろう学芸員の方について。STUのメンバーに覚えてもらえるような内容かつ、最後には上手く独自の視点が入れられており、とても苦労があったと思うのですがすごいなと感じました。どこをみちゅに説明してもらって、どこにありちゃんに説明してもらうか。そういったこともきっと考えてこの順番になったんだと思いますが、それぞれの良さがきっちり出ておりその配分も絶妙でした。また、学芸員の方がどこを特に注目してほしいのかがよくわかりました。

今回冒頭でみちゅは、美術館に行くのが好きと言ってたのですが是非博物館にも興味を持っていただいて一緒にミュージアムデートしたいなと思いました笑。まあそんなことは置いておいて、みちゅの説明は本当に落ち着いていて聞きやすかったです。普段からひょっとするとミュージアムガイドの音声案内を聞いたことがあり、その経験が生かされてるのかもしれませんね。

次にありちゃん。ありちゃんの説明が僕の中ではピカイチでした!本当にまたやってほしい!ありちゃんの良さは僕的には明るさだと思うんです。(それ以外にも魅力はいっぱいあると思いますが!)その良さがいい感じに出てました。いつものSHOWROOMの感じを全開にしすぎるとミュージアムといった雰囲気に合わないというのを理解していたうえで、真面目に説明するところは説明していました。そこがまず良かったです。そして、独自の視点を入れる場面でありちゃんの良さがいっぱい出てました。独自の視点の部分は、弾けすぎず固くなりすぎずというバランス感覚がすごく難しいのですがそこが本当に絶妙でした。そこが本当にすごかったですね。

これは2人に対してなんですが、独自の視点が聞けたのが良かったです。これはなかなか2人とも学芸員では聞けない視点だったと思います。作品の専門的な良さだけでなく2人が感じた素直な良さが聞けてとてもいいなと思いました。

最後に、今回のようなイベントがまた開催されることを切に願います。それくらい素晴らしいイベントでした。個人的には是非福山市の「ふくやま草土千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)」でもやってほしいです!草土千軒町遺跡の素晴らしさをSTUのメンバーから聞けるとこんなに嬉しいことはないです!是非よろしくお願いします!偉そうな文章になってしまったと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました。(たくのぎ)



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