道徳的ネガティブ問題

県営プールが使用禁止のあれ、色んな要素が絡んでいます。
議員が強い、市役所は及び腰、県知事はわかってない、選挙や支持率についてなどなど。

まず、今回の問題の支持率への影響等について。
微々たるものでほとんど影響はないはずです。
結局、選挙などは支持層のポジティブ要素がとてつもなく強く、反対票はあまり影響しないからです。
しかも今回の問題は支持層には聞こえません。聞こえたとしても見えません。

田舎の支持層はおじさんおばさん以上で情報はテレビか新聞か口コミだけでインターネットの情報など皆無です。
もしもこんなことがあったんだよと聞いても、忘れます。まず影響されません。
更に盤石なのが組織票。企業、宗教、グループ、政党。恩恵に預かる人たち。恩恵があるうちは何があろうと支持は変えません。そこに不祥事などは一切考慮に入りません。

ここに対抗するためには反対派陣営から対立候補を立てたうえで、現役候補を上回る組織票を集めなければなりません。
今回の問題、燃えてるように見えて実際に地元の有権者で起こっている人はどれほどいるでしょう。残念ながら微々たるものです。
全国で見れば怒っている人は多い。ただし地元民で見るとそんなにいない。
更に対抗馬を立てられるはずもないのです。既に議員経験があり、地元の名士で知名度も高いそんな人がひょっと出するはずがありません。

つまり反対票を投じる先が存在せず、ネガティブ支持が出来ないのです。

次に役所と議員問題。
役所は基本、事なかれ主義です。役所に入った時点でぬるま湯で人生安泰なので、上に行けば行くほど保守的で問題を起こさない日和見になります。
待遇が厚く昇給が約束され、昇給も約束され、ほぼマニュアル通り。
定年間近ならなおさら、退職金に天下りに再就職。
問題を起こすようなことはしません。代議士の先生にはハイハイです。

さらに議員というだけで役所に簡単に圧力掛けてくるので、すぐに上から注意され、というか議員の言うことは絶対です。歯向かえません。
議員の強さ×役所の事なかれ主義=何もしない。言う通りに動く、です。

最後に道徳的ネガティブ問題について。
AV新法然り、プールでグラビア撮影しかり、これって表向き社会的道徳上の正義なんです。
所謂グレーゾーン。あまり触れたくないアンタッチャブル。タブー。
活動家はそこ狙って付いてくるんですよね。
AV問題に言及出来た議員が何人いたことか。今回はAVほど深くはないですがそれでも議員ともなれば声は上げにくい問題です。
子供を持つ親ならば、今回の問題は簡単に中止側に回るでしょう。おばさんたちも然り。支持率に大きく関わる層が大半です。今回の問題に怒れるのはネットの上だけという人が多いです。もしくは独身とかそっち関連の仕事をしているとか。
表立って発言しにくいジャンルの問題なんです。(そこを活動家はわかって狙ってます)

あと出版社と政党の話はしないでおきます。

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