やっと見つけた馬券道。〜勝負レースの選び方〜
みなさん、こんにちは。
前回は中京ダートの魔境についてと、馬券を完璧に当てて気持ち良くなったことについて長々と書いてしまいました。
中身のある内容なのでたぶん面白いと思いますし、まだ読んでない方は一度読んでいただければ馬券の参考になるかと思います。知らんけど。
ということで今回は
やっと見つけた馬券道
です。
9月末に仕事をやめて、アルバイトはしたくないから次の仕事が始まるまでは競馬で繋ごうと考えたのですが、普通に考えたら不可能な話です。
今年はたまたま調子がいいとは言え、1月から9月までの9ヶ月で17万(回収率で105%くらい)しかプラスになっていないのにどうやったら生きていけるのか真剣に考えました。
ここまでのペースだと上手くいって月に2万しか稼げないので楽しくもない生活を送ることしかできません。
「とりあえず買うレースを絞ろう」
ここから考え始めた馬券道について、今回はレースの絞り方をついに見つけたので書いていきます。
ちなみに馬券生活を始めた10月から12月の3週目の開催が終わって12/19時点での収支は
投資1,416,400円
回収1,769,510円
回収率124.9%(+353,110円)
という状況です。
最近の中央競馬は紙馬券を買ってそれを手入力で入れているのですが、外れ馬券をカウントしなかったり当たり馬券を改ざんして手入力することもMykeibaでは可能なので信じてくれる人だけ信じてくれたらそれでいいです。
本題に入りますが、競馬って難しいですよね。
中央競馬だけで競馬場は10場あるし、芝とダートで違うし、距離も1000mから3600mまで全部で何種類あるかわからないくらいのレース条件がありますよね。
しかも天気や馬場状態、展開だけでなく騎乗する騎手によって馬の発揮する能力も変わるとなると本当に難しすぎます。
調教や血統、持ちタイムなど予想のファクターも十人十色様々な方法があるので、本当に難しいです。
予想だけでなく、馬券の券種も10種類もあるのでしっかり当てて利益を出すのは難しすぎます。
18頭の馬の順番を当てるなんて普通に考えて無理な話です。
三連単の全通りなら18×17×16=4896通りもあるので当たる確率は0.02%ですから。
競馬が難しいことは今までの外れ馬券で痛いほどに感じているので、ここからは私の得意条件を見つけるために考えたことをお伝えします。
①馬券がよく当たるレースの特徴考える
私はなんとなくのイメージで今までダートのレースでよく的中している気がしていました。
友人からも「ダートはよく当たるから信用できる。」と言われていたのでたぶん間違いないと思います。
ということで、私の得意条件1つ目は
『ダート』です。
②全く当たらないレースの特徴を考える
こちらは人それぞれですがたくさんあると思いますか、私はざっくり分けて3つです。
『新馬、未勝利などの下級クラス』
『2歳、3歳の若駒戦』
『ローカル開催』
だいたいの人が同じだと思うのでうんうんと頷いてくれてたら嬉しいです。
これらの3つは当たらない→変な馬が来るので荒れる確率が高いということなので、上手な予想家さんや激走する穴馬を見つけるのが得意な人は私に推奨馬を教えてください(懇願)。
なぜ当たらないかを紐解いていくと、
(1)下級クラス
そもそも未知の部分が多く、この先ずっとこのクラスにいる馬かオープンまで上り詰める馬なのか見極めることが困難。下級クラスで出走して賞金を得ることが目的の馬なら数多く出走することが目的のため仕上げが微妙なことが多々ある。
初ダートや初ブリンカー、初逃げなど馬柱から見える過去レースからは予想できない変わり身が多すぎる。
(2)若駒戦
下級クラスと理由は全て一緒。
力関係の把握が難しいので重賞や世代GIも正直わからない。
(3)ローカル開催
上位の騎手がいないため、騎乗ミスによる人気馬の取りこぼしや若手騎手同士のハナ争いで思わぬハイペースが起こるなど展開の予想が難しい。
ローカル開催は夏場が多く、GIに出走するような強い馬は夏場に出走しないため混戦が多い。
これらの得意な条件と苦手な条件を合わせると、
『ダートの2勝クラス以上』
が得意条件になりそうだと閃きました。
この時の閃いた自分とアドバイスをくれた友人に本当に感謝しています。
『ダートの2勝クラス以上』
なぜ得意かを考えました。
まず、ダート。
今回この記事を書くに当たって考えました。
(1)芝よりも想定外の展開にならない。
上級クラスになればなるほど東京ダート1600は直線の末脚勝負になる、阪神ダート1800.2000は逃げ先行より脚質問わず最後の上がりを使える馬が有利になる。中京ダートはよほどのことがない限り内前有利で間違いない。雨が降ったら逃げ先行が有利。
と言うように、定石通りの展開で決まることが多いため展開の予想がしやすい。
(2)実力差がモロに出る。
ダートは芝よりもクラスの壁が厚いと言われるように実力がないと上のクラスに上がれないようになっている。
これはJRAの番組構成上の理由もあるが(1)の理由もあると思う。
また、地方交流重賞では基本的に地方馬はペースに付いていくこと自体が難しいため中央馬5頭の順番付けをするだけの簡単なレースになる。
(3)凡走する理由、巻き返す理由が明確にある。
芝と違いダートには『砂を被る』という概念があるため、内枠だと全く走らないが外枠だと好走できるという馬が多い。また砂を被らなくても外から他馬に被されることを嫌う馬も多いので『外枠代わり』というのがわかりやすい買い要素としてある。
また、逃げ馬が逃げられなかった次のレースで単騎逃げができるということもある。(これは芝にもある)
(4)私の予想の最重要項目が馬の能力だから。
私はまず戦績や持ちタイムから馬の能力比較を行って、その上で今回の条件に対して適正があるかを吟味している。
実力差がはっきり出て、好走する条件が明確なダートこそが自分の予想スタイルにもマッチしていると思う。
次に、2勝クラス以上という条件について
(1)どの馬も2回勝っているのでその馬のポテンシャルと得意条件が明確になっている。持ちタイムや対戦比較から直接的・間接的に他馬との比較も可能。
(2)ほとんどの馬は何回か負けているので凡走する理由も見えている。
(3)初ダートや初ブリンカーなどでも、過去の戦績からそもそもの能力が見えている分変わり身がある可能性を予想しやすい。(クラスの壁が厚く実力差がモロに出るので明らかに能力が足りていない馬が初ダートや初ブリンカーをしても結果が出ない)
という事があげられる。
ここまでを総括すると、
『馬の好走条件と凡走条件が明確なので予想しやすい』
『実力差がモロに出るので能力比較が大事』
『レース条件ごとの定石を踏襲することが大事』
と言う感じです。
あれ?
これ、私だけじゃなくてみなさんも予想のしやすくないですか?
『ダートの2勝クラス以上』って、誰でも予想が簡単になる条件な気がします。
「GIが少ないからダートは面白くない」
わかります。
「競馬はやっぱり芝」
わかります。
でも、私は今馬券で生活してますし、馬券を当てて美味しいご飯を食べたいという気持ちで競馬をしているので当てやすい得意条件でレースを絞らせいただきます。
新潟1R未勝利芝1400m内回りフルゲートのレースで爆死してくれる人がいるおかげで生きていけるので、私は全然構いません。
ただ、競馬でお金を増やしたい人は今から私と一緒に『ダートの2勝クラス以上』のレースに絞ってやっていきましょう!
レースを絞ることで
『予想の時間が減るので1つのレースに時間をかけられる』
『賭けるレースが少ないので1レース当たりに大きく賭けることができる』
『賭けるレースが少ないので負けても大金を失うことがない』
というメリットがあります。
今までに「レースは絞った方がいいよ」とアドバイスしてくれる先人や馬券師はいたと思いますが、「ダートの2勝クラス以上のレースに絞った方がいいよ」と明確なアドバイスをしてくれる人はいなかったと思います。
来年からはダートグレード競走が改訂されるみたいですし、ダート戦線が熱くなりそうで本当に嬉しいです。
馬券で勝ちたいみなさん(負けたい人はいないと思いますがw)、来週からは『ダートの2勝クラス以上』のレースに絞って競馬で勝ちましょう!
自分の勝ちどころがあれば、芝GIの予想もオッズに囚われずにフラットに予想できると思います。
『ダートの2勝クラス以上』のレースで勝ったお金でGIに行きましょう。
ただ勝負度合いは気を付けてくださいね。
勝ち分を溶かしては意味が無いので。
今回はレースを絞ると言う話でしたがいつの間にかダートを布教する人みたいになってしまったので、現役のダート馬でこの先期待できると思う馬を何頭かピックアップします。
(下級クラスは見ていないので2歳や3歳の1勝クラスなどに埋もれてしまっている逸材は見つけられていませんがご了承ください。)
・レモンポップ(牡馬5歳)
言わずと知れたダート界の現役最強馬。
来年の根岸SとフェブラリーSもよっぽどのことがない限り大丈夫でしょう。
阪神京都の1800mなどのパワーが必要なコースと中山1200mみたいなハイペースになりすぎるコースだけは要注意です。
・グロリアムンディ(牡馬5歳)
スタミナが問われる条件には滅法強いタイプなのでレモンポップとは共存できません。
阪神京都の1800.1900や地方の2000m以上のレースで狙いましょう。
鞍上が川田騎手だと基本頭で大丈夫です。
・アイコンテーラー(牝馬5歳)
牝馬の5歳なのでいつまで活躍できるかはわかりませんが、次に理由ない凡走をするまでは買って大丈夫です。
特に牝馬戦線では抜けて強いです。
ただし、スムーズに外めから先行できることが条件なので枠の並びには要注意です。
・クラウンプライド(牡馬4歳)
安定感が抜群の1頭で外差し馬場でなければ基本的に馬券内には来てくれると思います。
頭で買うのは心配なところはありますが、この馬も川田騎手なら軸としては間違いないです。
チャンピオンズCは状態面だけでなく1角のポジション取りの時点で負けると思ったので度外視で大丈夫です。
・リメイク(牡馬4歳)
カペラSでの豪脚は異次元の切れ味でした。
ダートスプリントはこの馬を中心に回っていくと思います。
末脚が武器の馬ですがポジションもそこそこ取れるので安定感もあります。
JBCスプリントは急遽の乗り替わりと空馬の影響で2着でしたが次走川田騎手が騎乗したら巻き返し必至。
・サンライズアムール(牡馬4歳)
目立った勝ち方はしないタイプですが、安定感があり強いです。
一線級との力関係は不明ですが、オープンのレースでは安定して能力を発揮してくれます。
前に馬を置けずに外を回らされると末脚不発の可能性はあるが、内枠に入るとしっかり脚を溜めて馬群を捌く根性はあります。
・セラフィックコール(牡馬3歳)
チャンピオンズCで初敗戦を喫した馬ですが、この馬怪物です。
2走前のみやこSが圧巻で、前有利の馬場を出遅れて最後方から大外回って最後は流して3馬身差の圧勝。
ド派手さだけでなく良馬場のダート1800mで1.50.9はとんでもない時計。
鞍上のミルコとも手が合っているのでペースが落ち着いて差しが決まる阪神京都の1800.2000か大井2000では頭で買いましょう。
・サンライズフレイム(牡馬3歳)
この馬実はめちゃくちゃ強いです。
6戦5勝で唯一の敗戦は関東オークス1着パライバトルマリンと現在オープンのブライアンセンスに2戦目で負けただけ。
4連勝もクラスの壁を感じさせない圧倒的な末脚で古馬をなぎ倒しています。
出遅れ癖と高速決着が不安だがポテンシャルは一級品なのでこの先の成長も含めて今後に期待。
ハイペースの1200mなどは取りこぼす可能性あり。
ドライスタウトの弟で血統も◎。
・サーマルソアリング(牝馬3歳)
ダートに替わって3戦3勝で未だ負け無し。
来年の牝馬戦線ではアイコンテーラーグランブリッジから世代交代する可能性も大いにあると思います。
好位から早い上がりを使えるので安定感も◎。
地方の馬場が合うかどうかだけが不安も来年は地方交流で期待したい。
・パラシュラーマ(牡馬3歳)
出遅れ癖はあるものの二の足でポジションが取れるので外枠なら問題なし。内枠でもゲートを出れば先行できるので安定感あり。
3歳の夏を超えてから一気に成長して前目から早い末脚を使えるレモンポップのようなタイプなので、この先の重賞戦線でも注目必至。
・ロードアウォード(セン馬3歳)
初ダートの未勝利戦は出遅れて11番手から上がり最速で3着。1.2着馬が1.2番手の馬かつ差しの届きにくい新潟ダート1200ということを考えたら上々の結果。
その後3連勝で現在3勝クラスだが1勝クラスのパフォーマンスが圧巻。3馬身差の2着インヒズアイズはその後古馬牡馬相手に連勝して現在3勝クラス。さらに1馬身差のダノンミカエルもその後連勝で現在3勝クラスのハイレベルメンバー相手に圧勝。
3歳時点でセン馬になっていることと出遅れ癖から気性に問題はあるが素質はピカイチなので将来も期待大。
3歳に面白い馬がたくさんいるので来年以降がとても楽しみです。
ピックアップした馬を調べてもらっていいなと思ったら次走以降狙ってみてください!
それではみなさん楽しいダート競馬ライフを過ごしていきましょう!
こうき(仮)
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