やっと見つけた馬券道~馬券の買い方について~

みなさん、おはようございます。

有馬記念の枠順抽選がありましたが、私の夢(ルメール)は大外になってしまい予想が振り出しに戻ってしまいました。
フラグを立てるということはルメールレベルでもしてはいけないんだなと再認識しました。

回収率を上げるための勝負レースの選定方法について前回投稿したので今回は馬券の買い方についてです。


前回の記事でも記載しましたが、仕事を辞めてニート馬券師になってからの成績は以下の通りです。

中央
地方

投資1,416,400円
回収1,769,510円
回収率124.9%(+353,110円)


みなさんはいつもどのような馬券の買い方をしますか?

当てたい気持ちと利益を出したい気持ちの狭間で人それぞれの買い方がある
と思います。


結論から言うと馬券の買い方の答えは

「投資額を何倍にしたいか」

が答えになると私は思います。


私が一番買う買い方は『ワイド』です。

みなさんのワイドについてはどのような印象をお持ちでしょうか。


私の考えは、


①当たりやすい

②危険な人気馬を思いっきり消せる

③回収金額を計算して馬券を購入できる


この3つです。


1つずつ深堀していきます。

①当たりやすい

当然のことですが当たり目が3通りあり馬連より3倍当たりやすいです。
そして買い方次第では2点的中や3点的中もあります。

②危険な人気馬を思いっきり消せる

買いたくない危険な人気馬が1着に来ても2.3着で的中することが可能です。

③回収金額を計算して馬券を購入できる

オッズと点数と資金配分のやり方次第で払い戻し金額をコントロールすることができます。
例えば3連複15点買いだと、万馬券が7パターンあったとしても上位決着の場合はトリガミになる可能性があります。
ただワイドだと1.2番人気の3倍のワイドを1点で的中させたら回収率は300%になりますし、10倍のワイドを2点購入したらどちらか片方が的中したら回収率は500%になります。
このように狙った払い戻し金額にするために、オッズと点数と資金配分を行えば狙った払い戻し金額を計算することができます。


①と②はワイドの特性なので馬券購入者全員が知っていることだと思いますが、③を個人的に一番重視しています。

マイルールとして例え1点買いだったとしても2.5倍以下のワイドは買わないと決めています。
1レースだいたい1万円分購入しているのですが、2回に1回も当てられる自信がないので基本は回収率が300%になるような買い方をしています。


私の馬券の買い方によって回収率が下がったレースのお話をします。

12/9(土)中山10R アクアラインS
私の本命は11番スマートラプターでした。
相手は無難に1.2番人気の2頭が強いと思ったのですが、11から4と8へのワイドはどちらも5倍を下回るオッズになっておりワイド2点の合成オッズが2.5倍くらいになっていたので3連複を買うことにしました。
買い目は11-4.8-4.6.7.8.9.13.15の11点×1,000円の11,000円で購入しました。

結果は買い目の中で1番安い11.3倍×1,000円で300円プラスという悲しい結果でした。
もしワイド2点×5000円で購入していたら、4.9×5,000円と5.2×5,000円のダブル的中で50,500円で回収率505%でした。1点買いをする気持ちの強さがあればどちらを買っていても500%でした。

予想は同じで高めを狙いに行った3連複より手堅く行ったワイドの方が5倍も払い戻しが大きくなるということで、改めて買い方が全てだと痛感しました。
今回のレースはあくまで結果論で毎回このようにいくとは限りませんが、当たりやすさと回収率を両立させることができるのがワイドの強みということです。



ワイドのメリットとなぜワイドなのかということを説明したので次は馬券の買い方(軸選びと相手選び)について説明します。


①確実に来ると思う1番人気から買う場合

1番人気を軸にするということは基本的にオッズが付きません。なので回収率を300%~500%を想定して馬券を構築します。
相手は無理に穴馬を選ぶ必要はありません。最終的にはオッズを見て回収率を考えて馬券を購入しますが、予想自体は馬柱などからフラットに予想をしてください。
もし、選んだ馬とのワイドが3倍であれば自信を持って1点勝負をしてください。

中穴や大穴で狙える馬がいる場合は回収率が300%~500%になるように点数と資金配分をしてください。ここでのワンポイントは『必ずしも払い戻しが均等になるように買わなくてもいい』ということです。
例えば9倍と21倍の2点を買う時に7,000円3,000円で資金配分をするとどちらも払い戻しが63,000円になりますが、『大穴が来たのに中穴が来たのと同じ払い戻しになってしまうのはもったいない』という上手ぶり根性を出したくなるので合計500%にはなるようにして大穴が来たらさらに跳ねるという配分をオススメします!(この場合だと6:4の配分など)

②2.3番人気を軸にする場合

思い切って1番人気を消しましょう。
ワイドは1番人気の馬以外の組み合わせだとオッズが付きます。
1番人気と買う場合は腹を括って1点買いです。
①の時と同様に馬柱などからフラットに予想をして相手を選びましょう。
資金配分も同様です。
1番人気以外の馬券なので3点購入しても回収率500%になることが多々あるので、基本的には2点買いですが3点買うこともたまにあります。
3点買えば2点的中の可能性も高まります!

③4番人気以下を軸にする場合

1番人気も含めて出走馬全頭から相手を選びましょう。
点数と合成オッズには気を付けて購入してください。


私の買い方はこの3パターンのどれかです。

まず大前提はオッズを考えずにフラットに予想をするということです。


その本命馬の人気によって買い方を考えます。


これは私の持論なのですが競馬予想で一番大切なことは『本当に強い馬を強いと評価すること』だと思っています。

なので断トツ1番人気でも恥ずかしがらず気にせず本命にしますし、反対に全く人気がなくても本命にします。


軸馬と相手馬を月曜から金曜まで時間をかけて予想をしたうえで最後はオッズと相談しましょう。

どんなに自信がある2頭でもワイドが1.8倍であれば買いませんし、月曜時点で狙っていた2頭が11.12番人気でも買います。

あくまで予想はフラットに、オッズは最終調整でという気持ちです。


最後に2点的中のコツをお伝えします。

それは上記の3パターンのうち③のパターンを狙うことです。


理由は自信のある穴馬から人気馬などに流すので本命さえ来れば後は人気馬が順当に好走すれば当たります。(私の下手な買い目の例で出したレースがいい例です。)

反対に1番人気など人気馬を軸にする場合は、「相手どっちか来てくれたらいいな」というスタンスになります。

なので自信のある穴馬がいる場合に2点的中してやりましょう!!!


ここまでワイドのいいことをたくさん話してきましたが最後に唯一かつ最大のデメリットをお伝えします。



それは、、、


『帯が取れない』


ということです。



当たり前の話ですが私の買い方だと、各レース1万円を資金にして2点買いをした場合200倍の馬券を当てないと帯になりません。
ワイドは的中しやすい反面上振れの天井もあるというのが現実です。

なので、「帯を取ってやるぜ!」という方には一切向いていないのでそういった方はぜひ3連単マルチで購入していただければと思います。


帯を取りたいという気持ちはもちろんあります。

ただ、私は現状ニートの身なのでとにかく現実的に馬券的中を最重視しながら回収率を追い求めていきます。

帯を取れない代わりに毎週的中してプラス収支にする。

それでいいじゃないですか。(そんなにうまくはいきませんがw)


腹を括って1点勝負をしたり、相手で中穴や大穴を狙ったり、人気薄の軸からの2点的中を狙ったりワイドは1つの馬券で様々な戦い方ができます。

これがワイドという券種の特性かつワイドを主戦に戦っている馬券師の特性ということだと思います。


私はこれからもワイドとともにターフ(勝負レースは9割ダートですがw)を駆け抜けていきたいと思います。


こうき(仮)

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