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2020.4.14 にしこり

にしこりです。今日は晴れたから朝から洗濯や洗い物を済ませ、お腹が空いたので納豆チーズご飯を食べたよ。納豆の主張が強すぎてチーズがあまり感じられなかった。

私は昨日から自主的に仕事に行かないことにした。もちろん会社からは補償は出ない。先週まで、毎日横浜まで通勤してた。電車に乗ってる以上このままだといつ感染してもおかしくないよなあと思いつつ、でもリモートワークなど出来る仕事でもないし、いろんな意味で諦めに近い気持ちを抱えてた。昨年の秋に父親と寿司屋で喧嘩してから、もう連絡取らないと決めていたんだけれど、当面の間、生活費をフォローしてくれると連絡をくれた。国も、会社も、命に対して責任は取らないんだなって今回の件でつくづく感じた。私の仕事は専門職で、リモートワークができないから対処のしようがない、と上司は言っていたけれど、せめて従業員に対してヒアリングしたり、感染のリスクを回避したい人は休んでもいいとアナウンスしたり、最低限のことしないのかなと思う。まあ、アナウンスしたところでみんな会社に来なくなってしまったら仕事が回らなくなるっていうことは理解できるけど、これで誰かが死んでしまったらどうするんだろう。この状況が続くならそれは現実になると思う。

私も昨日平野太一さんの『STANDARD』を観た。反原発デモから安保法制反対デモまでの流れを時系列で追って観て、ずっと声を上げ続けてきた人たちがいるって知った。ヘイトデモのカウンター行動も反原発デモの延長線上で生まれたんだなとか。原発は再稼働され、特定秘密保護法や安保法制は強行採決され、声を上げてもその声は掻き消されてしまうんじゃないかと思ってしまうこともあるけれど、ずっと声を上げ続けてきた人たちがいるから、自分も声を上げる勇気をもらえた気がする。この国では、政治的無関心を装っている人や、政府へ批判する人を批判する人の割合の方が圧倒的に多くて、自分の言葉で発信することはもはや無意味なんじゃないかと思ってしまうこともあるけど、今度は自分が声を上げることで他の誰かの声を上げるきっかけを作る可能性はあるかもしれない。それに希望を見出せたらいいなと思う。

これから土井善晴さんのレシピでベーじゃがとかぼちゃの炒め煮を作ろうと思う。料理するっていうと、なんかちゃんとしたものを一品ドンと作らないといけないという謎の強迫観念にかられていたんだけど、土井さんの食に対する考え方を知ってからその強迫観念がなくなった。もともとすごいめんどくさがりだし、集中力がなくて疲れやすい私は、なにかを最後まで達成したりやり遂げられないことへのコンプレックスが強かった。だからこそ、「一汁一菜でよいという提案」という土井さんの言葉はスッと入ってきた。みんなもぜひ土井さんのツイッター、チェケラしてみてね🌟

ベーじゃがうまく作れたら報告するね。