レスバで勝とう

レスバで勝つことはほぼ不可能です。

おわり。

えっ？　えっ、あっ、はい。　うーん。じゃあ続けます。

レスバで勝つことはほぼ不可能ですネ。だいたいこっちの言い分を適切に理解して認めてくれる相手は、向こうも向こうでかなり納得できることをわかりやすく伝えて来ます。これでは建設的な意見交換になってしまい、「レスバで勝つ」というくだらない自己肯定感を得るには至らないんですね。
「レスバで勝とう！」というのは「お釣りが落ちてそうな自販機を探そう！」ということで、建設的な意見交換は勤勉に働くことになるかな。そーいうことじゃあないんだよな、というの、わかるかなあ。
そりゃあ建設的な意見交換のほうがあらゆる観点から見て「良い」んだけど、いくら願ってもそれは相手次第、つまり運次第だし、僕はくだらない人間なのでたまにクソくだらないことをしないと多分死ぬ。

「じゃあ自分よりおつむの弱そうな人間を探せば『勝てる』のでは？」などということをマジのガチで思った人間は、だいたい私立中高だったり、公立中でもなんとなく高級住宅がじみてるところに家があったりするのでは？

これは僕の人生20年最大の学びですが、
おつむの弱い人間には、勝てません！！！！！

基本的に論争して「負けた！」ってなるのはこっちの論理の矛盾にしっかり噛みつかれたり、明らかに向こうのほうが広く深く考えてたりする場合ですね。
ここで大事なのは、第三者がいない限り、「勝つ」と「相手に負けたと思わせる」は同義ということです。
つまり、負けたと思わない人間、自分の状況を理解できない人間、あいつらには、マジで、勝てねえ。

レスバ厨の馬鹿、強いぞ？？　
大抵、ツイッターでレスバとかいう文章で殴り合う場において、自分の話は相手の話よかよくできてる！という自己評価のやつしか人を殴ろうとしないじゃん。
大体は自己評価「俺頭いい！」奴しか出てこないわけで、つまり自己評価がとんでもなく高いけどどう見ても頭弱い奴、しかも人生で何人もの人と関わってきて全くそれに気付かない奴。ほら、もうレアリティがちげえだろ。ﾅｺﾞﾔﾀﾞｲｶﾞｸｩが日本の上位何パーかはしらんけど、向こうのがレアだろ。絶対。半端ないって。

まあ、逆に言えば奴らのように負けたと思わないことってガチ必勝法っちゃそうなんですよね。でもこれ、並の精神じゃできなくない？
多くの中学高校大学の知り合い、やっとフォロバしてもらった面白コンテンツの主、そういう人たちの前で、ガチの馬鹿になりきれる、支離滅裂な理屈を恥ずかしげもなくこねられるなら、あなたはレスバで無敵です。この無敵は「勝てる」ということではなく「負けない」ということですが、まあ消耗戦に持ち込めば間違いなくまともな人間のが消耗が早いので確で勝てます。
そういうだるいし汚いし何にもならないしどう考えても失うもののほうが多い勝ち方なら、ありますが……。

いや、ガチの話通じん奴になるの、むずいわよ。まじかるバナナというゲーム、アレで「前の言葉に全く関連しない言葉を言っていけ」というルールにしたら、多分クソほど難易度が高くなる。n個前の単語の対義語を言うとか、こっそりしりとりにするとか、そういう、なんかとっかかりがないとまあ無理っしょ。勉強をしても掃除してても昼休みにサッカーしてても家でダラダラしてても「考えろ」と言われ、考えて過ごした我々にとって、考えずに行動するのはMURI☆なのだっ！

まーそれでも、どーしてもレスバに勝ちたいのが人間なので、おすすめの相手の探し方をお伝えしますね

1、世間に物申す系のバズツイを見つけます

2、あらかじめ引リツで「リプ欄にいる○○派、ちょっと理解できない」と言っておきます

3、リプ欄でいい感じの相手を探します。
(まあまあの長文を、それなりの精度の係り結びで書ける。FF比が1未満。フォロワー数が少ない。bioに軽く経歴or家族構成を書いてる。英語なり留学経験なりをアピってる。　これらのうち半分くらいが当てはまれば上々です)
(所属としては、やんわり左翼が一番いいかなあという感じ　右翼でも可。右翼の方が全力で殴ってくる確率が高いのでおすすめ。左翼は無駄に知識が豊富なので置いて行かれてたりもする。　でも左翼のが話聞いてくれる。政治系はチキると建設的な意見交換になるので、しっかりラリってそうなやつを選ぶこと)
(キッズも楽しいです)
(どうしても釣るのが面倒だったらバズツイのリプ欄で馬鹿2名のアツい議論を自演してください。もどかしくなったレスバ厨がつっこんできます)
4、レスバをエンジョイします。できるだけ140字ギリギリの文を、相手より時間をかけずに返すのが醍醐味ですね。
たまに(続く)(続き)で4ツイくらいを投げるとぶち上がりますが、時間をかけてはいけません。

最後になりますが、僕は、不毛なレスバを、いたしません。

みなさんもご一緒に。

我々は、不毛なレスバを、いたしません！