交換コラムNo.26 海と川

海と川の狭間は、海だと思う。それを話すには、何を以て海とするのか川とするのか、その定義づけがポイントになってくるわけだが、わたしは海水か淡水か、水質によるものだと思う。海と川の狭間でいきなり淡水になるってことはないだろうし、海水が多ければそこは海なんじゃないかと思う。何がし川と名前がついていても、それって人間が決めた国境なんじゃないの。

人間がここに住むには整備とかデザインとか、知恵とか恩恵とかが必要で、人間の力では到底自然に勝てないと思う。

現代技術が発達してても追いつけない天災があるし、むしろ発達しすぎててこの様を共存なんて言うのはおこがましく感じる。

お邪魔してますの心


知恵はひとが自然の力に匹敵できる唯一の手段だと思うが、その結晶が芸術だとも思う。

芸術の中で一番大きいのってなんなんだろう。音楽にも絵にも、建築にも料理にもそれぞれの芸術性が宿ると思うけど、ひょっとして、万が一、ひとが野生の状態で感覚がビンビンになってたら、どの媒体が一番ひとに訴えてくるんだろう。目や音は敵の襲来を気づける器官で、鼻は火事などの目に見えない災害も遠くからわかるし。生命の危機とも通じる部分なんだろうね。

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