見出し画像

「平日の午後がヒマなんです。なんとかならないですかねぇ。」

「平日の午後がヒマなんです。なんとかならないですかねぇ。」

特定の曜日(主に平日)や時間帯の「アイドルタイム=(ひまな時間)」を埋めたいというのは、とても多いご相談です。

ホットペッパーや楽天Beautyなどのポータルサイトに「平日限定」や「時間限定」の割引率の高いクーポンを掲載する。というのがメジャーな解決策だと思うのですが、なかなか「平日の午後がヒマ」という問題の解決に至らないことも多いです。
(この記事は以前掲アメブロに掲載した記事を再編集したものです。)

なぜなら、そこはもともととても集客の難しい時間帯。割引率を高くしても「価格だけで見たらもっと安いサロンが他にある」という事も多いですし、「平日の午後がヒマ」問題は簡単には解決しないことがとても多いのです。
逆に平日限定や時間限定のクーポンを入れたことで、「集客しやすい曜日・時間帯」の集客に影響が出てしまうこともあります。平日限定クーポンの説明に原稿の大事なスペースを使ってしまってウリがぼやけてしまったり、安いクーポンが手前に来ることで土日の金額が高く見えてしまって来店のハードルをあげてしまったり。もし平日限定のお得系クーポンを作成する場合にはそういった可能性も頭に入れて、その後の検証をしてみて下さい。

ところで、「じゃあ、どうしたら平日の午後は埋まるんだ!!!!!!!!」ということですが。

「ウリやターゲットを変えてみる」
もしまだやっていなければチャレンジしてみて下さい。
簡単に言うと
・OLさんがこれなくても主婦ならこれる時間帯がある。
・主婦はこれなくても学生さんなら来れる時間帯がある。
・学生さんは来れなくても営業系サラリーマンは来れる時間帯がある。
(※この時点ではコロナ禍ではない前提でまとめていますが、コロナ禍でも同じような発想は出来ると思います。)
ターゲットを変えて、そのターゲットに魅力的なサロンのページにしていく。もちろんそのことで土日の集客の質も変わってきますので、そのメリットデメリットをしっかり検証して、プラスになりそうなら、ぜひ「ウリやターゲットを変えてみる」にチャレンジしてみて下さい。

でも、平日を埋めるのは容易なことではないですよね。
じゃあ、どうすればよいのか。

平日も予約が埋まっているサロンさんを見ていると、最終的に行きつくところは「新規集客」ではなく
・リピート率を上げる
・次回予約をしっかりとる
という部分に集約されていると感じます。

土曜や日曜にもしまだ「少しでも空き」があるのなら、まずはこの「集客しやすい時間帯」の集客をカンペキにすることにパワーをかける。集客しやすい曜日や時間帯の予約を必ず「満席」にする。それも当日ではなくて、少なくとも1週間前には満席にしてしまう。もちろん満席になるタイミングは2週間前、3週間前、、、できるだけ早い方が良いです。そうすると少しずつ、アイドルタイム(=ヒマだった時間)に、予約がずれこんでくるんですね。土日が入れないから、少しずつ平日が埋まり始める。そしてそれが積み重なっていく。そして全ての時間が満席になっていく。
平日も忙しくされているサロンさんがたどった道って、この流れだったことがとても多いように感じています。

え?これ、新規集客が強みの効果塾には関係ないじゃん!と言われるかもしれませんが、更に深い話をすると全然そんなことはなくて。新規集客の内容でリピート率が変わる、、、うんたらかんたら、、、というお話もありますが、それはまた別の機会に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?