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黒苺の死に水は俺がとる。

 友だちでタイ語の先生のป่าน(パーン)ちゃんが、夏休みを利用してタイに一時帰国したので、携帯を買ってきてもらいました。今回は、その買ってきてもらった携帯、『BlackBerry Bold 9700』をうpしていきたいと思います。それではまずは、開封の儀、、、といきたいところなのですが、ป่านちゃんが箱を捨ててきてしまったので、箱なしでうp開始です。

 BlackBerryの歴史は1984年にスタートします。
 当時、カナダのウォータールー大学の学生だったMike Lazaridis(マイク・ラザリディス)が、Douglas Fregin(ダグラス・フレギン)と共同で、Research In Motion (RIM)という名のモバイル通信技術のベンチャー企業をカナダのオンタリオ州ウォータールーで立ち上げました。

 1999年、同社はNASDAQに上場、この年に初めてBlackBerryブランドが世に登場します。

 そしていよいよ2002年、データ・音声対応端末「BlackBerry5810」と「BlackBerry6710/6720」が発表されて、携帯端末としての「BlackBerry」の幕が切って落とされます。
 縦長ボディーの上部に画面、下部にキーボードという素晴らしいスタイルが登場したのはこの年からです。

 2003年は、これまでの法人向けだけではなく、個人向けにも販売を開始した大きな転換点となった年です。

 2004年、3Gに対応した「BlackBerry7750」が発表され、ユーザー数が200万人を突破し、2007年には1200万人を超えました。ちなみに、この年にアメリカで初代iPhoneが発売されます。

 2009年になると、BlackBerry用アプリストアー「BlackBerry App world」をオープンし、ユーザー数は4100万人にもなり、この年、世界で最も売れたスマートフォンはBlackBerry Curveに、また、トップ10中の実に5機種がBlackBerry端末となりました。

 しかし、そこを頂点にその後は徐々に米AppleやAndroid陣営に押されていき、スマートフォン市場でのシェアを急速に失い、経営も悪化していきます。

 2013年、全面改良した基本OS「BlackBerry10」を発表、社名を端末のブランド名に合わせて「BlackBerry」に変更し、心機一転、巻き返しをはかりました。

 しかし現在、世界シェアは3%以下まで下落してしまい、かつてスマートフォン市場で覇権を握りつつあった時代の面影はほとんどありません。
 もはやBlackBerryの命は風前の灯火ですが、ただ、それが意味するところは、今この市場の王者であるAppleやAndroidを擁するGoogleでさえ、近い将来このように衰退してしまう可能性だって十分にありえるという裏返しでもあるんです。

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