見出し画像

2式 野马分鬃 简化24式太极拳


画像1


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

1: 抱球收脚

画像2

⚪︎目線(眼法)

1 : 抱球收脚の上の手の方向
2 : 上步分掌は上がってきた手の方
3 : 弓步分掌の手先方向に目を向ける
(人によっては中指の先と言う)
ただし手を凝視しない事 あくまで方向です。
(誤り)抱球の時から動作完成時の進行方向を見っぱなしにならないようにする。

⚪︎转头(顔、頭)

1 : 動いていても体と同じ方向を向きます。
(誤り)歩法と体の転身よりも先に顔を向けてはいけません。
体の下から順に「歩法」しながら「転身」しながら「手法」しながら
顔はついてくるだけという様に向きます。

⚪︎手法(手、腕の動き)

1 : 抱球

上の手は⇨「10式雲手」の
下方向へ押さえる為に手のひらを下へ返した時の「按掌」の起点時。
手の指先と鼻先と軸足の指先を縦列揃える。

下の手は⇨「10式雲手」の
上方向へ押し上げ張り出す「掤手」の起点部で少し手のひらを上へ向ける。

※ えっ!「10式雲手」て何?
って人は
上の手 : 手のひら下で「手首」⇨「肩」⇨「肘」の高さ順に形を整える。
下の手 : 手のひら上で肩の列前でヘソより下に用意する。
◯結果的に
上下の手の指先が縦列で揃い体の真ん中にあります。
手のひらが上下向かい合ってるでもよいです。

※間違えは「上下の腕が肩肘を張る様に真横から出てきて向かいあうわけではありません。」

⚪︎呼吸

抱球を作りながら鼻で吸います。
呼吸と動作は必ず同じスピードで行います。
深呼吸はしない

画像3

実際には動いているので重なりや合わさりあうのは一瞬です。⤴︎⤴︎
(抱球ボール)で止める練習の仕方をしている人は手と指の縦列や位置を丁寧に揃えて練習してみましょう。

画像4

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

2 : 上步转体

画像5

⚪︎眼法(目線)

上半身を進行方向へ向けながら上の手側を見ていて、上下の交差する所から上がって来る下の手の方向へ移します。

○转体(体の向きを変える)

足を出した方向へ上半身を自然に向ける。
肩と腰は平行のまま傾かない様に向く。

转头

顔の向きは体の正面方向と同じ。体の向きに準ずる
首から左右へふり向きは基本功としてやるが、24式太極拳はあまりやりすぎない。

手法

下と上の手が重なる時は下の手は上へ上がる前に
外側へ軌道を広くしてから上昇する。
基準としては手のひらの重なりを手首よりやや上になる程度の位置。

⚪︎步法

軸足はコンパスの軸の様に高さを変えず、傾きもせず、頭からお尻まで真っ直ぐに立つ。
出す足(上步)はカカトを地面に触れる。カカトがついた時点では重心は軸足にある。
左右足幅は拳1個半分開ける。
次の弓步の時に腰の幅になる様に足を出す。歩幅は調整の練習が必要。感覚で覚えるまで繰り返し練習。

画像6

(注) 足を縦に遠くに出しすぎないこと。
(注) 收脚から弧を描かないで直線的に出すこと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

3: 弓步分掌

画像7


画像8

⚪︎眼法

下から上へ移動した手の方向を指が視野に入る様に見ながら進行方向へ
向ける。

转头(頭、顔)

体の正面についていく。

⚪︎手法

分掌………
1)下から上へ行く腕は肩の前まで。肩から肘、腕の順に相手を押し出す(挒)
2)上から下へ相手の手を抑える動作(按掌または採手)
3) 両腕とも肘は伸ばさず、角度がつくほど曲げず大きな円の一部の様に湾曲で行う。

⚪︎呼吸
手と鼻で吐きながら完成させる。
通常の呼吸と同じくらいのスピードで。
動作が速いということは呼吸も速いくなっているという事です。
速いという事は瞬発的な力の出し方になっていて圧をかける技になっていないという事です。瞬発的な攻撃は主に打撃と判断されます。

⚪︎歩型
步から弓步

画像9

後ろ足は指を軸にカカトを斜めに推し出す(蹍步=ローラーでひく的な意味)
上半身を進行方向へ向けるため
力は足⇨腰⇨肩⇨腕の順に振り向かせながら出す。

馬の鬣たてがみ🐴を模倣して表現してはいけません。
あくまで、「弓步分掌」を武術基本功に順じて形を作ります。
名前は後付けです。白鶴、雲手や琵琶などの太極拳用の動作名に流されない様に練習してください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?