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人と人の大切なつながりを作る

自分のもたらしたいものが唐突に分かってしまった。

それは、『人と人の大切なつながりを作りたい』というもの。

大切なつながりとは?

大切なつながりとは、お互いの存在を認め合う関係性のこと。

何者でもなくても、何かをしていなくても、どんな状態でも、あなたという存在が嬉しい、という感覚を与え合える関係性のこと。

条件によって結ばれているのではなく、絶対的な結びつき。

絶対的なつながりを得られて初めて、人は幸せになれるし、自由に人生を生きることが出来るようになる。

そんなつながりを、自分だけでなく他者にももたらしたい。

人の幸せが自分の幸せと心から思える感覚

昔の自分は、自分を生きるのに精いっぱいだったので、他者がどうなっていようが関心を払えなかった。

「誰かが喜んでくれて嬉しい」という感覚を抱いたことがなく、「他者がどうかよりも自分がどうだったかでしょ?」

人がいくら喜んでいようが、自分が満足できなければ、決して喜びを感じなかった。


しかし、最近、「この人が幸せになったら、自分も本当に幸せだろうな」と思う人が増えてきた。

この感覚を当たり前に理解してきた人もいると思う。

でも、私のこれまでの人生では全く登場しなかった感覚なのだ。

それゆえに、この感覚への『渇き』がすごい。

「幸せだろうな」って妄想で終わらせるんじゃなく、本当に幸せをもたらせるようになりたいと思った。

コーチング習ってもパッとしなかったわけ

話変わって、、、

大学3年生の頃に、コーチングを習っていたことがある(割とガチで)。

無償だけど、100人近い人とセッションも行った。

ほとんどのセッションが上手くいかなかったけど、たまにクライアントに良い気付きを与えられるセッションが出来たこともある。

でも、それによる満足感は一切なかった。

当時はそれがなぜなのか分からなかったけど、今、ようやく意味が分かった。

クライアントに与えられた気付きは、僕が与えたい感覚ではなかったのだ。

『仕事や人間関係をよりよくするための気付き』ではなく、『誰かと本当につながっている』という感覚を、その幸せを与えたかったのだ。

もちろん当時は、そもそもの自分自身にその感覚が欠如していたので、人に与えられるはずもないし、その感覚が大事だなんて気付きようもなかったんだけど、、、


社会人になってからは教育の仕事についたので、生徒と1対1で対話する機会が多かった。

その中で、生徒の成長を支援するために頑張って関わっていたが、正直全然上手くいかなくて、また、たまに上手くいったとしても満足感は全く得られなかった。

そのため、「自分には人の支援は向いていないし、別にやりたくもない」と結論付けて、エンジニアに転向した。

でも違った。

毎日勉強をこなすための支援や目標達成のためのサポートがしたいわけではなくて、『誰かと本当につながっている』という感覚、その幸せにしか興味がなかったのだ。

向いてないわけでも興味がないわけでもなかった。

単純に欲しいものを理解していなかっただけだった。

人と人はありのままを認め合える

誰かと共に生きることは、ときに非常に煩わしくて面倒で、ともすれば関係性を終わらせたくなる衝動に駆られることがある。

でも、出会い、共に生きることを選択したのは、お互いにありのままを認め合うためなんだと思う。

パートナーシップは本来そのために存在する。

でも、自分の過去の痛みや思い込みが邪魔して、なかなかありのままを認め合えない。

そうして、失敗を重ねるうちに、心を殺して生きていく術を身に付けてしまう。

その結果、絶対的なつながりは得られなくなってしまう。


でもそうじゃない世界線がある。

自分の痛みも相手の痛みも受容し合って、生きていける関係性がある。

パートナーシップを心の分離で終わらせるのではなく、互いの存在を認めあえるものにしていきたい。

人と人は、本当はありのままを認め合える。

そういう世界を作っていきたいと思う。

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