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人間ではない人間の作り方3選!

※このブログは、『人間ではない人間』なるものの存在について書いています。以下の記事に、『人間ではない人間』について詳しく書いてますので、まだお読みになっていない方は、良ければそちらからご覧ください。

人間ではない人間の作り方3選

今日は、半分ふざけて、半分真面目に、、、人間ではない人間をどうやったら作れるのか?ということについて書いてみたいと思います。

作り方が分かったら、人間ではない人間を作らない方法も、自分が人間であり続ける方法もおそらく分かるはず。

肩の力を抜いてご覧ください、笑

怒りを出してはいけないと教える

人間ではない人間を作るために一番大切なことは、感情の抑制です。

感情を出すことは悪いことだ、ということを植え付け続けましょう。

特に有効なのは「人に感情をぶつけてはいけない」というアドバイスです。

「感情的になることは良くない」という社会通念も手伝って、その正しさを押し付けることができます。

怒りを感じた時は、その怒りをとにかく抑えるように教えましょう。

怒りや苛立ちといった感情を『負の感情』とラベリングして、その発露を禁じましょう。

感情自体はただの生理現象で、良いも悪いもないものなのに、『負の感情』として抑制することで、『正の感情』とラベリングされる喜びや幸せと言った感情を感じる能力も弱くなっていき、人間ではない人間が完成します。

意にそぐわないことをやらせ続ける

自分の意にそぐわないことをやらせ続けると、人の心はどんどん濁っていきます。

そうすると、自分の意志や感情に気付きにくくなり、人間ではない人間に近づきます。

「会社の方針だから」

「こう決まったから」

たとえその人が納得していなかったとしても、組織として行動を取ることをひたすら強要し続けましょう。

「もう○○なんだから」

「○○の立場なんだからこう振舞うべき」

社会的な常識やその人の役割に則った行動を取ることをひたすら強要し続けましょう。

自分の身体反応よりも、社会の常識や自分の立場から考えた振る舞いが支配的になり、自分の心を感じる能力が衰えていきます。

この繰り返しがボディブローのように効いてきて、人間ではない人間が完成します。

感情を受け止めない

感情を受け止められる体験をしないと、「感情は出してはいけないものだ」という信念が強化され、人間性を失っていきます。

その人が悲しんでいたり、何かに怒っていたりしても、理性的に論理的に対処しましょう。

感情とは、非論理的で不合理なものであり、取り扱うべき対象ではありません。

論理的で合理的な理性を用いて、その人の抱いている感情に、客観的で納得のできる理由があるのかを整理してみましょう。

その結果を元に、合理的に物事の善悪を判断し、合理性が認められない場合、その感情を抱いているのは良くないことである、と結論付けます。

これを続けることで、「感情を出すことが悪である」という信念が強化され、人間ではない人間が完成します。

組織やシステムは、えてして人間性を奪いがち

人間ではない人間の作り方を半分ふざけて紹介してみました。

書いてみて思ったことは、組織やシステムはこのような合理性を個人に強いてしまいがちである、ということです。

学校教育では、本人は興味がないことでも、忍耐強く取り組むことを美徳し、会社では感情的になることは、あってはならないことである、と教わります。

もちろん、そのように振舞うことが吉とされる場合もあるので、一概にすべて悪いと言いたいわけではありません。

ただし、我々が生きている社会は、基本的に合理性や効率性を重視し、人間的な不合理性や効率の悪さを嫌う傾向にある、ということは理解しておいた方が良いことだと思います。

その性質を理解した上で、どうやって人間性を保てばいいのか、ということについては、また今度書いていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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