見出し画像

庭の草抜きが楽しすぎたので僕はこれで生きていくしかない

昨年末、とあることにハマりました。

草抜きです。

今、アパートの1階に住んでいるのですが、ぼちぼち広い庭があるんですね。

夏場ろくに手入れをしていなかったせいで、秋口には草がボーボーの状態になってました。

当時の写真を撮り忘れたので近い状態を再現。夏場に生えた草がいい具合に枯れてきてました。

あまりのボーボー具合にさすがにまずいな~~~と感じてきたので何とかしようと一念発起。

雑草を根絶やしにするためにホームセンターで武器を入手し、僕と雑草の戦いが始まりました。

雑草との戦いにおいて戦闘力を爆発的に上げる魔道具

庭の敷地面積はたぶん10㎡くらい。

そして、今回の目標は「根絶やし」である。文字通り。
根っこからすべて引っこ抜いてやるのだと。

雑草に対して恨みはないはずなのに、そんな強い決意を固めてしまったせいで、処理速度が著しく落ちてしまうという弊害が生じました。

根っこからきれいに抜いていくと、1時間で処理可能な面積がリアルにこれくらいなんですよ。

0.5㎡にも達しないくらいしか処理できないんですね。

これはもう地道にやるしかないので、毎週末にちょっとずつちょっとずつ抜いていきました。
そのせいで、この頃の我が家のカレンダーには草が生えてました。

(当時の記憶を元に再現)

毎週末、宮台真司と波頭亮の対談をBGMにして、大体1~2時間くらい草抜いてましたね。

最初の頃はめんどくさくてしょうがなかったのですが、これがちょっとずつ楽しくなってくるんですよ。

1回1回の処理面積は小さいんですが、草がなくなりすっきりした区画を見るたびに、にやけてしまうまでになってきました。

そして、最終的にはこうなりました!

美しくないですか???

ほら、すっきり!!!

もう、何度見ても美しいですね。

草を刈った後に砂利もたくさん撒いたので、少しは雑草の発生を抑えられると思います。

トータル20時間以上かかりましたが、この上ない達成感がありました。

草抜きが楽しすぎたので僕はこれで生きていくしかない

なんで草抜きがこんなに楽しかったのかな~と自分で内省してみて分かったことがありました。
それは、草抜きが自分の『能力の輪』と大いに関係しているということです。

能力の輪とは、ウォーレンバフェットがよく使う表現です。

Everybody's got a different circle of competence. The important thing is not how big the circle is. The important thing is staying inside the circle. 
誰もが固有の"能力の輪"を持っている。大事なのは輪のサイズではない。輪の内側にとどまることだ。

能力の輪は『強み』を超えた、個々人の生き方の癖みたいなものです。

人に言われなくてもついついやってしまうことです。

生きている限り勝手にやってしまうことなのだから、その輪の内側にとどまって、その中で生きていくのが良い、というのがバフェットの教えです。

ものすごく平たく言ったら、猿には泳ぎを覚えさせるより、木登りをさせた方がいい、ということですね。


ウォーレン・バフェットであれば『投資』

出典:トウシル

片付けコンサルタントのこんまりなら『片付け』

出典:BBC NEWS

おさかな博士のさかなクンだったら『魚』

出典:さかなクンオフィシャルサイト

こんな具合に、人それぞれ、いろんな能力の輪があります。


僕は、、、『草抜き』???

ではありません。

「うちの庭もやって!!!」という依頼には答えられないので、ここで否定しておきます、笑

一つ抽象化します。

僕の場合は『整える』になります(現状の自己理解なので今後更新する可能性はあり)。

整え方は何でもよくて、視覚的にでも、システム的にでも、理論的にでもなんでもOKです。

っていうとなんか違う気はする、、、笑

例えば、見やすいプレゼン資料を作るのは昔から得意で好きでした。
自分で言うのもなんですが、割と定評もありました。

草抜きにも近いですが、断捨離もすごく好きです。
こんまりの片付けコンサルタントの資格を本気で取ろうと考えたこともあります。

前職で業務を自動化するのにハマったのも、煩雑な手作業をプログラムで整えることが快感だったからですね。


こんな風に何かと整えたい自分にとって、草ボーボーの庭は絶好の対象だったのだと思います(重ねて言うけれど、すごく大変だったのでもうやりたくない)。

能力の輪の外にあることは諦める

自分自身の能力の輪がはっきりしてくると、輪の外にあるものは諦められるようになります。

そして、それは自分の心に大いなる安定と覚悟をもたらします。

出来ないことは諦めます。
でも同時に、自分の得意な領域でとことん貢献していこう、という気持ちが芽生えます。

自己分析はよく行われるけど、人間が一番知らないといけないのが、この『能力の輪』だと個人的には思っています。


能力の輪を知り、その中にとどまること。

僕はこれからも、いろんな無秩序、カオス、複雑性を整えることをしていくのだと思います。


ちなみに、自分の能力の輪のきっかけをつかみたい人には、ストレングスファインダーがお勧めです。

お金かかるけど、6,500円の方の診断の方がおすすめです。35個の資質の全ランキングが分かり、自分にできないことへの諦めがつくようになります。

ちなみに、僕の上位3つはこんな感じ。

1位 学習欲 ← 見たまんま
2位 内省 ← だからこういう記事を書く
3位 収集心 ← いろんな情報や知識を集めたがる、見たまんま
4位 慎重さ
5位 調和性 

下位5つはこんな感じ。

31位 アレンジ
32位 未来志向
33位 競争性 → 「負けん気」なるものが生じた記憶がない
34位 指令性 → 「覇王色」は使えない
35位 活発性 → とにかく家から出たくない

気になる方はチェックしてみてください。

まとめ

草抜きが楽しい
→その理由は、自分の能力の輪と関係している
→能力の輪を自覚できると人生健やかになりやすい

最後まで読んでくださりありがとうございました!
草抜き、楽しいよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?