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里中守作品集のススメ😄

先週末は大阪に居ました。
ひさしぶりに訪れる気になったのは、里中守さんの原画展を見る為です。(※原画展は大団円のうちに終了しました。)
里中さんは、2021年5月26日に亡くなった、同世代の作家さんです。
へうがけんさんとおふたりで「突貫工事!おぢろう組っ」というサークルを、運営していました。
わたしは知り合いに過ぎず、ご友人やご家族をさしおいて里中さんのことを語るなんておこがましいことはできませんが
これは、わたしの勝手な思い入れと、若き日の思い出話です。

里中守作品集。
とても良いご本で、里中さんうらやましいなあーと思いました。
さすがへうがさんだなあと思いました。
亡くなったのちに、こんな行き届いた、ていねいに大事に作られた作品集が出るなんて。
里中さんが、へうがさんに、周りの人たちに、どれだけ愛されていたかって伝わります。
人間死んだら持っていけるのは、愛情だけなんだな。
お金も物品も、なにひとつ持っていけない、でも愛情だけは持っていける。
強く、そう感じました。

里中さん、逝ってしまってから3年なんですね。
長い間お目にかかっていなかったせいもあって、いつもお元気でいるような気がしていました。
たくさんの作品を残してくださって、ありがとうございました。
作品集を見ながら、泣けてしょーもありません。
いや、悲しい涙ではないです、感謝です。
里中さんの「逢引き」というシリーズは、わたしにとって青天の霹靂でした。
二次創作の死にネタは、わたしの地雷だったのです。
幼き日のわたしは、みんなが好きなキャラを二次で殺すのはいくない。と思っていて、避けていました。
でも、「逢引き」を読んだとき

ゆるす。

(すみません、なんで上からなんかわかんないけど他に当てはまる言葉がない)
となり、その時わたしは自分にとっての「名作」が、「地雷」なんて軽々超えることを知ったのです。
漫画に限界なんかなかった。
(ちなみに現在は死にネタ含め、なんでもどんとこいです。)

里中さんを知る人も、いま知った人も、読んだらいいと思うこの本を、ここに紹介しておきます。
自費出版本には前髪しかないから、これだ!って思ったときに入手しておくんだよ。それがプロだ。(本狩のな)

たくさん描いてくれて、ありがとう里中さん。
「里中守作品集」を作って、わたしたちに届けてくれたへうがさん、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
わたしはいま泣いていますが、これは少しの痛みと、たくさんの感謝と、よろこびの涙です。

里中さん、いつかまたご挨拶にいきますねー!

そして 大坂いったらお好み焼き食べるに決まっている フンフン

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