営利事業だけれど、

住居兼店舗で営業していましたが、自宅を購入し住居を引っ越しましたので、住居部分が空きました。ので、かねてより、やりたかった制服、学用品のリサイクルバンク事業を始めました。始めながら準備をしている状態ですが、協力をお願いしているところです。なのですが、「営利事業に協力はできない。」と断られることが多々あります。

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それで、収支の予算を簡単に作ってみたのですが、リサイクルバンク事業は営利ではないのです。(断る方も本音は「営利だから」と断っているわけでないのですが、)

予算は大きくなっていますが、ボランティアの人件費を収入、支出に計上していることで大きくなっています。ですから、私が新たに必要とする経費は保管環境を整えるために買う、除湿器、棚などの購入費、余計にかかる電気代、私の受付の手間くらいで初年度が25万くらいで、以降は年間10万くらいが最低必要かなーと、儲からない事業に広告費をかけるのもどうかなーと思うのですが、広告費を年間20万円くらいで見ています。

無料塾もほぼ、同じなのですが、寺子屋の営利事業があるので、続けられますし、寺子屋事業があるので、家賃や電気代も低く抑えれれて、何より私が教室に常駐しているので、受付の人件費や事務費がかからないのが大きいのです。

これ、営利の寺子屋事業無しで、ゼロからやろうとすれば、上記の予算、それ以上に必要になります。30万と450万じゃ相当違います。儲からない事業に年間450万、善意のレベルが上がってしまって、これじゃあ、始められませんし、継続も困難です。

私は、学校の勉強(履修主義)では不足している部分、できるまで指導する(習得主義)を補うために定額料金の寺子屋事業を始めました。これは儲からないのを承知で始めました。それでも、「学校以外の教育にお金を払ってもかまわない。」という親がある程度いることは知っていたので、お金をもらって、その収益から無料の塾、無料のリサイクル事業、次は無料の食堂と少しずつ、「全然儲からない、けど赤字でも必要」な事業を継続したいと思っています。

行政の補助金やクラウドファンディング、善意の寄贈、これらの手段は事業を広げる目的、支援を広げる目的としての利用くらいに私は思っていて、これらに全部の収入を頼ったら事業を継続できません。自分で補うにしてもどこかでお金を稼がなくてはいけません。(最初にでかくして、「無くなったら困るでしょ」と、だらだらともらい続ける方法もありますが)

私は「儲からないけれど必要」な事業をなんとか継続するために、営利の事業が必要だと考え、有料の寺子屋事業を行っています。(決して儲かってはいないけれど)「儲からないけれど必要」を「儲からないからできない。」「儲からないから税金」という結論ではなく、「儲からないけれど、何とか継続できる。」そういうものにしていきたいのです。なかなか理解されないけれど、


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