【航空大学校 入試】 1次試験で実施される英語はどんな試験?
もしあなたがはじめて航空大学校を受験するなら、この記事が役立つはずです。
航大英語はどんな試験なのか?
航大英語の大まかな概要についてご紹介します。
この記事を書いたひと:スカイ
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募集要項にも書かれていない、受験経験者にしかわからない情報もあるので初めて受験される方は特に必見です!
事前に知っておくことで減点を防ぐこともできますよ。
ではさっそくいきましょう。
動画講義で学ぶ
問題構成
航大英語は大きく分けて2つの知識が求められます。
① リーディング
② リスニング
の2つです。
スピーキングの試験はないので安心してください。
また試験時間と配点については…
・試験時間:90分
(リーディング:70分 / リスニング:20分)
・配点:100点満点
で実施されます。
ここでリーディングについて深掘りしてみると、
大きく分けて3つの問題構成に分かれます。
① 大問1
② 大問2
③ 大問3
それぞれどんな問題なのか、詳しく解説していきますね。
大問1
まずは大問1について。
大問1は短文空所補充問題です。
・問題数は10問(問1〜問10)
・20点分
出題されます。
【実際に出題された問題】
大問1の大きな特徴は…
問10にいくにつれて難易度がアップすることです。
問1が一番簡単で、問10が一番難しいイメージを持ってもらえるとわかりやすいかと思います。
とくに大問1で重要なことは、、、
「簡単な問題で失点をしないようにする」
これがキーポイント!
言いかえると基礎をしっかりと学ぶ必要がある、ということ。
かなり重要なので、覚えておくと対策をする際に役立ちますよ。
つぎは大問2についてやっていきましょう。
大問2
大問2は中文空所補充問題です。
・問題数は10問
・30点分
出題されます。
大問2では1〜2分で読める中文が4つ出題される特徴があるんですね。
中文には空所があり、空所に当てはまる適切なものを選択肢から選ぶ形式です。
大問3
さて次は航大英語の大きな特徴のひとつである、大問3についてです。
大問3は和訳の問題になります
和訳では30点分出題されるのですが、問題数は受験する年度によって異なります。
次のスライドをご覧ください。
令和3年度では和訳は4問出題されました。
しかし令和4年度、令和5年度では3問に問題数が変わりました。
問題数が減ると1問の配点が高くなり、間違えてしまうと大幅な減点になってしまいます。
1問のミスが10点近くの減点につながることもあるため、しっかりと対策する必要があります。
ということで大問3は和訳の問題!
ここまでリーディングの知識が問われる大問1、大問2、大問3についてご紹介してきました。
最後にリスニングについてお話していきます。
リスニング
リスニングはリーディングの試験が終わったあとに実施されます。
リーディングは70分、リスニングは後半の20分に実施されるので頭の片隅に入れておくといいですよ。
そしてリスニングの音声は一度だけ流れます。
一度だけです。
2回目はないので聞き逃さないように注意が必要です。
ここからが一番重要です!
知らなきゃ損する内容をお話していきます
じつはリスニングはパート1とパート2の2部構成になっています。
問題数はパート1とパート2、それぞれ10問出題され、
配点は合計で20点分出題されます。
パート1とパート2は大きく違う点があるのでそれぞれ解説していきます。
まずはパート1から!
パート1は音声1回につき、1問の設問に答える問題です。
流れとしては…
① 音声
② 質問
③ 解答
の順番になります。
音声が一度流れたあと、質問も英語で流れます。
質問は問題用紙に書かれていないため、聞き取らなければいけません。
質問を聞いてから問題用紙に書いてある4つの選択肢から、答えを選ぶ流れになります。
問題形式は英検のリスニングに似ているので、英検のテキストを持っている方は中身をパラパラと見てみるとイメージしやすいのでおすすめです。
ここまでパート1についてのお話しでした。
次はパート2です。
パート2は音声1回につき、2問の設問に答える問題。
「1問だけ答えればいい」というわけではないため、細心の注意が必要です。
パート2の大きな特徴は1分程度の長めの音声が流れるということ。
パート1よりも長めの音声が流れるので、頭に入れておくと良いでしょう。
まとめ
【問題構成】
試験時間:90分(リーディング:70分 / リスニング:20分)
配点:100点満点
【大問1】
短文空所補充問題
問題数:10問(20点分)
【大問2】
中文空所補充問題
問題数:10問(30点分)
【大問3】
和訳問題
問題数:受験する年度によって異なる(30点分)
【リスニング】
2部構成で音声は1度だけ。
パート1は音声1回につき、1問の設問に答える問題。
パート2は音声1回につき、2問の設問に答える問題。
ということで、今回は航大英語の試験の概要についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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