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函館スプリントS

はい、当日の朝9:30。印はこんな感じで…

◎14.ヴァトレニ
○15.キミハクイーン
▲1.トウシンマカオ
△10.テイエムトッキュウ
★ジュビリーヘッド

上位人気に偏ってしまいました…
ヴァトレニ、いつの間にこんな人気になったんや?確か6~7番人気だったハズ。キミハクイーンも4~5人気だったよね?
斤量有利の3歳馬の力不足感を加味するとこうなっちゃうんだよなぁ…
って言ってたらブトンドールきたりしてwww

まぁいいや、馬券よりレースを楽しもっ!

◆3歳馬が活躍
過去10年の年齢別成績では3歳馬の成績が良好。特に3歳牝馬は【3・0・1・5】の成績を残しており、人気の有無に関わらず注目しておきたい。3歳馬に次ぐのが4歳馬で、若い世代の成績が上位となっている。
◆距離短縮で挑む馬が狙い目
前走で1400メートル以上の距離を走っていた“距離短縮馬”の好走率が高く、過去10年では距離短縮馬が毎年1頭は3着以内に入っている。今年は桜花賞からここに転戦してきた3歳馬が該当。
◆先行馬が優勢
小回りで直線の短いコースだけに基本的には前に行ける馬が有利。ここ5年は4コーナーを3番手以内で通過した馬が優勝している。展開予想の目安にしたいのが前走の4コーナーの通過順で、前走の4コーナーを5番手以内で通過していた馬の3着内率が高い。
◆重賞勝ちの実績がほしい
過去10年の優勝馬のうち8頭に重賞の優勝経験、中でも2歳・3歳限定の重賞を勝っていた馬の優勝が多いく、直近の成績以外に世代限定戦での実績も要確認。

イーサンパンサー

牡7、57kg、未定
前走:2023.2.19未勝利(小倉2860、障害)7人気7着、478kg(+8kg)、伴60kg
2走前はダート1400、3走前もダート1200と芝での競馬は1年ぶり。
2勝クラスまでは安定していた成績も3勝クラスに入ってからは「忘れたころに馬券に絡む」ような戦績。馬齢的にも上積みは期待できず、買い要素が全く見当たらない。

ヴァトレニ

騙5、57kg、幸
前走:2023.57鞍馬S(京都 芝1200不良)1.10.5(35.7)、3人気9着、450kg(±0)、西村59kg
3か月ぶりのレース。好スタートも行き脚がつかず、また前に行く馬が多く、内ラチ沿いを3角10番手、4角8番手追走(600通過は34.6)。直線で早め仕掛けで4番手まで上がったが、他馬の脚色が良く完敗。
前々走:2023.2.12北九州短距離S(小倉 芝1200稍重)1.08.2(34.8)、4人気1着、450kg(-4kg)、幸58kg
昨年8月にはキーンランドC(札幌 芝1200良)で4人気3着と洋芝重賞でそれなりの実績。斤量は前走から-2kgであり、前々走で騎乗した幸騎手に戻るもの好感。調教次第では馬券内もおかしくない。
最終追切:馬なりでラスト11.5であり、走り自体もスムーズな脚さばき。前走は結果を残せていないが、現段階では重めの印候補。

ヴィズサクセス

牡6、57kg、岩田康
前走:モルガナイトS(福島 芝1200良)1.09.4(35.1)、11人気1着、486kg(+8kg)、武藤57kg
半年ぶりのレース。まずまずのスタートから行き脚良くそのままハナを取り終始先頭(600通過は34.2)。直線では34秒前半の脚で迫る後続を振り切ってそのまま先頭でゴール板を通過。
昨年7月には同舞台でのTVh杯を勝っているが、重賞初挑戦。相手関係強化は否めず、好走するには内枠は必須・+展開が向かないと厳しいと思われる。
最終追切:可もなく不可もなくといった印象。相手関係からも今回は見送り濃厚。

ウォーターナビレラ

牝4、55kg、武豊
前走:2023.3.26高松宮記念(中京 芝1200不良)1.13.2(37.1)、14人気16着、470kg(-16kg)、吉田豊56kg
好スタートから内ラチ沿いを先団(3~4番手)につけ、直線へは5番手で入るも、不良馬場に加え素人目でも荒れているとハッキリわかる内に進路を取り、坂の辺りで行き脚がつかなくなる。そのまま後続にどんどん抜かれていき大敗。阪神JFでは3着、桜花賞でも2着と世代限定とはいえG1で高実績を残している。しかし、平均ペース~スローからの差し競馬が向いており、買い要素は少ない。近1年は重賞ばかりといえ2桁着順が続いており、ここでも過度な期待はできない。
最終追切:悪くはないかな?手前変換してからの伸びも感じるので、前走以上とは思われる。

カイザーメランジェ

牡8、57kg、未定
前走:2023.4.16春雷S(中山 芝1200重)1.09.2(35.0)、16人気5着、494kg(+4kg)、田中勝55kg
中4週の叩き2走目。まずまずのスタートから内ラチ沿い12番手を追走(600通過は33.5)。3角手前から徐々にポジションを前に進め、3角6番手4角4番手と下りコーナーで一気に先団へ。直線では先頭に差のない3番手まで上がり一旦は「おっ?」と思わせるも、直線では脚が上がって最後はバタバタ。それでも後続の追い上げをしのぎ切り何とか掲示板を確保。
4年前の同レースでは先頭につけて稍重の馬場を1.08.4(34.0)で勝っているが、以降は19戦で0-0-1-18。馬齢的にも上積み期待はできず、ここでも厳しいと判断。
最終追切:終いの伸びも無いように映る。掲示板も厳しいと判断。

カルネアサーダ

牝4、55kg、角田和
前走:2023.4.9京葉S(中山 ダ1200良)1.10.6(36.6)、9人気4着、460kg(-6kg)、松岡55kg
戦歴は芝・ダートを半々で前走からは2か月ぶり。ダート重賞(2022.12.11カペラS)では2着と実績を残すも芝オープンクラスはリステッド2着が最高位。前につけて粘りの競馬が持ち味だが前走でテイエムトッキュウとの勝負付けはなされた印象。雨で渋ればバイアス的には面白いが、馬券購入には内枠は必須条件か。

キミハクイーン

牝4、55kg、横山武
前走:2023.4.16春雷S(中山 芝1200重)1.08.8(34.8)、3人気2着、440kg(-6kg)、横山武54kg
中4週、オーシャンS(中山 芝1200良)で3人気12着の敗戦から叩き2走目。1枠1番でまずまずのスタートから内ラチ5~6番手を追走(600通過は33.5)。3角3番手・4角2番手と好位での競馬、直線でもしっかりと伸びており勝ち馬(マッドクール)とはタイム差無しの2着。
昨年9月には札幌スポニチ賞(札幌 芝1200良)を1.09.3(35.0)で2着馬0.3秒差で勝っており、洋芝適正も伺える。重賞での掲示板内実績はないが、成長していれば楽しみ。最終追切を以て判断したい。
最終追切:馬なりラスト13.1と良い意味での平行線の印象。1週前で仕上がっているようで、やはり楽しみ。

サトノアイ

牝5、55kg、冨田
前走:2023.2.18京都牝馬S(阪神 芝1400良)1.21.8(35.0)、16人気18着、454kg(±0)、吉田隼55kg
4か月ぶりであった前走は重賞初挑戦、まずまずスタートで先頭集団の外側(内から4頭目?)を追走(600通過は35.0)、3角・4角を4~5番手でまわり直線へ。直線では残り200~300ぐらいで反応は完全に鈍っており最後着。理短縮はプラスにも思えるが、買い要素が乏しく、馬券には入れ難い。
最終追切:芝併せ馬なりで12.0と追切自体は悪くないとみられ、走る気になれば馬券内に届く可能性もあるか…

シュアーヴアリア

牝5、55kg、未定
前走:2023.4.22晩春S(東京 芝1400良)1.20.7(33.4)、13人気9着、488kg(+4kg)、北村宏54kg
昨年12月から1か月ごとに使っての5走目。先団中ほど5~6番手を追走する形でそのまま直線へ。上り2位の脚で直線を追うも坂を上がってから外からの猛追をかわし切れず9着。
2走前は豊橋S(中京1600重)を後方からの競馬(1.38.0/35.0)。終いは伸びているものの前には追いつかず。
距離短縮はプラスともみれるが、相手関係を考えると掲示板内も難しい印象。
最終追切:ただ一言だけ。消し。

ジャスパークローネ

牡4、57kg、未定
前走:2023.5.7駿風S(新潟 直1000不良)0.59.6、1人気1着、486kg(+4kg)、浜中58kg
千直を恵まれた大外枠に入りそのままゴール。
2走前は2勝クラス(中山1200重、1枠1番)をまずまずのスタートから押して先頭へ。終始前を譲ることなく快勝(1.09.8/35.6)。
重賞実績はイマイチも近走は重馬場▶不良馬場で結果を残している。函館未知数だが、短距離血統であり内枠かつ馬場が渋ればワンチャンあるのでは?

ジュビリーヘッド

6牡、57kg、西村
前走:2023.4.16春雷S(中山 芝1200重)1.09.5(35.1)、2人気9着、474kg(±0)、横山和57kg
中4週、オーシャンS(中山 芝1200良)で1人気5着から叩き2走目。スタートはまずまずも前に行く馬が多く、内から3頭目を8番手で追走(600通過は33.5)。3角9番手・4角8番手で内側をまわって直線へ。伸び脚はイマイチで前を行くに届かないどころか後続にも抜かれ、人気を裏切る着順。
ローテーション的には昨年同レース2着と全く同じ間隔。鞍上はテン乗りの西村騎手で、この点はマイナス要素。調教を持って判断。
最終追切:折り合いはついている印象で強めラスト11.9。判断が難しく、枠順が出た上で隊列予想を踏まえて最終判断をしたい。

テイエムトッキュウ

牡5、57kg、津村
前走:2023.4.9京葉S(中山 ダ1200良)1.10.0(36.3)、2人気1着、502kg(-2kg)、津村57kg
中3週の叩き2走目。好スタートから押してハナに立ち、先頭のまま3角へ(600通過は33.6)。直線も先頭(2番手に3~4馬身)で入り後続には影も踏ませないままそのままゴール板を駆け抜け、2着には0.5秒差の圧勝。
2走前3走前もダート1200と芝でのレースは半年ぶり、芝1200の実績はあれど2勝クラスまで。ただし洋芝に加えて雨で馬場が渋れば、前での競馬が生きる。調教や当日のバイアスを含めて判断する。
最終追切:馬なりでラスト12.5と1週前よりは良好な印象。前で競馬をしたい同型が多く、枠順出るまでは何とも言い難い。

ディヴィナシオン

6牡、57kg、未定
前走:2023.3.26高松宮記念(中京 芝1200不良)1.13.0(36.3)、16人気14着、478kg(+6kg)、松本58kg
中2週でのG1初挑戦、道中は中団後ろに位置づける競馬。3角~4角を14~15番手を追走、直線では他馬との力の差を見せつけられた。
前々走(オーシャンS)は15人気ながら2着と重賞でも結果を残しており、前走はローテーション+不良馬場と度外視できなくもないが、良馬場での広報一機が持ち味の同馬。天候(クッション値)が味方するようであれば穴で一考。

トウシンマカオ

牡4、58kg、鮫島駿
前走:2023.3.26高松宮記念(中京 芝1200不良)1.13.0(36.3)、5人気15着、462kg(-4kg)、鮫島克58kg
2か月半ぶり。まずまずのスタートから12~13番手を追走、3角では内から3頭目を(600通過は35.5)、4角は大外をまわして直線へ。水の浮くバイアスで差し脚は伸びてこず、見せ場なしのまま…。
前々走(シルクロードS)は3人気4着、その前(京成杯)は1人気1着と重賞実績も備えている。内前有利のバイアスでは厳しい感が、差しが決まる馬場であれば確実に馬券内と判断。当然、人気上位ではあるが、押さえておきたい一頭。
最終追切:併せで強め、追ってからの伸びも良いように映る。展開次第では直線でゴボウ抜きも?

ブトンドール

3牝、52kg、未定
前走:2023.9桜花賞(阪神 芝1600良)1.32.9(34.5)、16人気9着、486kg(-8kg)、池添55ktg
好スタートから内ラチ沿いを追走(600通過は34.0)、3角~4角は6番手で直線へ。内をしっかり伸びてはいたが、自力上位の前を行く馬は捉えられなかった。
函館1200はデビュー戦・函館2歳Sを連勝した相性の良いコース。今回一緒に走るトウシンマカオと同様に短距離血統のビッグアーサー産駒。得意の1200に戻してどうなるか?
最終追切:1週前追切も良かったが、最終追切もGood!ラスト11.6と好反応につき、掲示板は堅いと思われる。

マウンテンムスメ

牝5、55kg、丹内
前走:韋駄天S(新潟 直1000良)7人気9着、0.56.9、464kg(-4kg)、菱田54kg
好スタート(1枠2番)から内ラチ沿いを選択。前半500は先頭も外ラチ沿いを選択した他馬に差されていった。
2走前の北九州短距離S(1.09.1/36.0、10人気16着)はハナを主張し先頭で直線に入るも大敗。馬場が渋れば面白く、丹内騎手(テン乗り)という点もプラス材料だが、自力だけでは馬券内は難しいと判断される。
最終追切:芝併せ馬なりでラスト11.5と上々の印象。近走1200では結果を残せていないが、丹内騎手に導かれるとワンチャンあるかも?

ムーンプローブ

牝3、52kg、北村友
前走:2023.9桜花賞(阪神 芝1600良)1.33.9(34.9)、17人気17着、472kg(-8kg)、北村友55kg
大外17番から中団後ろ目を追走、3角11番手・4角12番手で直線へ。さしたる見せ場もなく、何度レースを見直してもリバティアイランドの強さに目が行き、同馬の良かった点を垣間見ることはできない。
2走前(フィリーズレビュー 7人気2着)では直線に入ってからの追い出しに好反応し上り3位タイの脚で勝ち馬シングザットソングに0.1秒差まで迫る競馬。
古馬混合戦ではあるが52kgと斤量の恩恵もあって期待したい側面は有するが、血統的にはスプリント向きとは考え難い。馬場が渋るようでは危険な人気馬と思われる。
最終追切:伸び伸びと走っている印象だが、折り合いをつけれるかは微妙。初の1200に加えて古馬との混合戦。今回が今後の試金石と思われる。

リバーラ

牝3、52kg、デムーロ
前走:2023.3.12フィリーズレビュー(阪神 芝1400良)1.21.3(36.3)、3人気12着、石橋45kg
好スタートから3番手につけ(600通過は33.2)て3角4角を2番手で回り、直線では一旦は先頭に出る。しかし、残り100ぐらいで後続どんどん抜かれ12着。
ファンタジーS(2022.11.05)では世代限定とはいえ10人気ながら勝ち馬となっており、血統的には短距離の様相も伺える。鞍上はデムーロに乗り替わり、開幕週の函館。前が残る展開ならば押さえておくのもアリか。
最終追切:強めラスト12.4は物足りない印象。ここは見送りが妥当か…。

レイハリア

牝5、55kg、亀田
前走:2023.4.16春雷S(中山 芝1200重)1.10.5(36.5)15人気16着、462kg(+4kg)、永野55kg
中4週、オーシャンS(中山 芝1200良)で14人気16着。好スタートも内枠2頭のハナ争いに参加せず、内から3~4頭目を好位3番手で追走(600通過は33.5)。3角3番手も4角では9番手(ムチを入れている)と完全にハイペースについていけてない。
2年前には葵ステークス(当時は重賞ではない)、キーンランドC(G3)と4連勝した重賞ウイナー。昨年の同レースでは8人気4着と好走するも、以降は二桁着順が続いている。過去の実績は認められるが、ロードカナロア産駒(母父マンハッタンカフェ産駒)も5歳で勝率が一気に落ち込む傾向にあって同馬の上積みは期待しがたい。
最終追切:単走馬なりでラスト13.3。キッカケあれば…とは思いたいが、今回に買い要素は乏しい。



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