目黒記念

とりあえず全頭診断やってみた。追切情報なども含め、気付いた点は順次追記していきます。最終追切は気になる馬だけになるかも…

ごめんなさい。
全頭診断って言っておきながら、ディアスティマが抜けてました…( ̄▽ ̄;)
以下に追記し、そして予想も変化しました
m(_ _)m
とりあえず印はつけたけど、どれも展開次第でチャンスあり。最後に馬体重とパドックを見て最終判断するっす。

◎16.サリエラ
○7.ディアスティマ
▲10.ヒートオンビート
△6.プラダリア
☆4.ライラック
☆11.アーティット
💣18.ラストドラフト


大阪ハンブルクC組と日経賞組の好走率が高い。
前走より斤量増、かつ前走2400~2600で3着以内の馬券内率は46.7%と高く、逆に斤量減の馬券内率は11.2%に留まる。
波乱を起こす不人気馬が馬券が絡むのは6番より内側。

アリストテレス
前走:日経賞(中山2500)不良、8人気11着
タイム:2.41.0(40.0)、菅原騎手、57kg
道中は中団での競馬も3角で徐々に後退、正面に向いた時点で後ろから2番手。勝ち馬が強すぎたレースだが、今回のメンバーには同レースで掲示板確保の馬も多く、それらの上に行く自力は乏しいと判断。

アーティット
前走:大阪ハンブルクC(阪神2600)稍重、3人気1着
タイム:2.38.1(35.1)、岩田望騎手、55kg
単独2番手追走(1000通過は約61秒)から4角で先頭へ、すぐ後ろを追走していたセファーラジエルに迫られるも振り切って先頭でゴール板を駆け抜けた。前内有利のバイアスが有利に働いたとはいえ、デビュー以来掲示板を外したことがない安定感も伺え、相手関係が強くなる初の重賞挑戦とはいえ楽しみな1頭。
最終追切:前週強めの効果が出ているように映る。相手は強いが改めて馬券内を期待したい。

ウインエアフォルク(回避)
前走:緑風S(東京2400)良、15人気11着
タイム:2.27.0(37.1)野中騎手、58kg
道中は終始15番手(ほぼ最後尾)を進み(1000通過は約62秒)、最後の直線に入ってからは追われても脚は伸びず。逃げ勝った勝ち馬からは1.5秒後着。斤量52kgは魅力も期待できる材料は乏しい。

カントル
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、10人気2着
タイム:2.27.8(34.2)、横山和騎手、57kg
好スタートから3番手追走。4角で前2頭が追い比べに入った内側を勝ち馬のグランオフィシエと並んで突き、一旦はグランオフィシエに1馬身差をつけられるもそこから盛り返してアタマ差の2着。日経賞は11人気10着も今回と同舞台のアルゼンチン共和国杯では7人気4着の実績があり、斤量は前走差1キロ減(アルゼンチン共和国杯対比では+2kg)。調教次第では穴で一考。
最終追切:あんまり良い動きに見えない。ワンチャンを期待したかったが、横比較すると印はつけにくい。

コトブキテティス
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、14人気12着
タイム:2.29.2(34.9)、三浦騎手、55kg
終始7~8番手の競馬でさしたる見せ場もなかった。牝馬限定も含めて重賞挑戦の常連組感はあるものの、人気に見合った着順であり、ここでも期待はできない。

サリエラ
前走:白富士S(東京2000)良、1人気1着
タイム:1.58.5(33.7)、ルメール騎手、54g
4か月ぶりとなった前走だが4~5番手追走から直線へ。坂の上りきる手前で詰まったようにも見えたが、ルメール騎手に導かれて進路を見出すと一気に抜け出し、上り最速の脚で逃げるドーブネを抜き去って完勝。4戦3勝2着1回と連対率100%、この3勝は全て府中。初の2500だがディープインパクト産駒であり対応可と判断。マイナス材料は斤量(前走差+1.5kg)とレース間隔(実践キャリア)。今回もルメール騎手が騎乗し、当然人気にはなるだろうが、人気に見合った走りを見せてくれると思われる。
最終追切:無理のない調教でも反応は良く映る。距離適性は未知数ながら逆らえない。

ゼッフィーロ(回避)
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、3人気3着
タイム:2.27.8(33.6)、岩田望騎手、57kg
中団やや後ろ(11~12番手)を追走、残り1000のあたりで徐々に加速するも大外を回して直線に入った時点では10番手。坂を上ったあたりで一気に加速するも先頭をとらえきれずタイム差なしの3着。届かなかったもののスローペースの前残り展開でしっかり伸びてきたのは好印象。過去9戦全てで馬券内と安定感は伺え、前走もあと少しで先頭をとらえていた末脚。同コースでの距離延長に加え斤量は1kg減も勘案すると、馬券内は期待がもたれる。

セファーラジエル
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、6人気4着
タイム:2.27.8(34.4)、吉田隼騎手、57kg
大阪ハンブルクCと同様に2番手追走(1000通過は62~63秒)のまま3角へ。4角で先頭に並びかけるも好位追走のカントル、グランオフィシエが内を突いて先頭を譲る。並びかけられてからもしぶとく、最終的には外を回ったゼッフィーロに差されて4着も勝ち馬とはタイム差なし。相手関係が強くなる面はあるものの近7走は掲示板を確保できており、斤量は1kg減。叩き3走目となる今回、内枠に入ってすんなり前のポジションを確保できるなら馬券内も…。
最終追切:動きは悪くなく前走通り前を意識した内容。展開さえ向けば、馬券内は期待できるかもだが、枠順は13番。悩ましい…

ダンディズム
前走:小倉大賞典(小倉1800)重、7人気7着
タイム:1.50.5(36.0)、冨田騎手、56kg
特に評するものはない…。前年の同レースでは良馬場の中12人気7着。同距離同コースのアルゼンチン共和国杯でも10人気16着と展開を見ずとも買い要素はないと断言できる。斤量は前走差+1kg、見送るのが妥当と判断。

ディアスティマ
前走:天皇賞・春(京都3200)稍重、11人気9着
タイム:3.17.5(35.9)、北村騎手、58kg
このレースはタイホやアフゴなどの競走中もあって何とも言い難い。その前の日経賞で判断すると、7人気3着。重馬場を先団につけてそのまま。勝ち馬は強すぎるとして、ボッケリーニには0.1秒遅れを取ったが、逆にライラックには0.1秒先着。バイアスや展開の妙はあれど、このメンバーなら馬券内も。
最終追切:前走よりもデキは良いかな?前走はその前の反動もあっただろうし。何より距離短縮で好走する傾向もあり、叩き3走目となる今回、1発あってもおかしくない!

バラジ
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、1人気6着
タイム:2.28.5(34.5)、川田騎手、57kg
5~6番手を追走し4角出口で上位入線馬の外を回って直線へ。坂を上り切ったあたりから徐々に加速するも前には届かず、外からゼッフィーロにも差され6着。2000~2400を主戦距離としており2500は今回初出走であり、前が詰まった感はあるとはいえ、最終的には一度は抜いたトゥフェイスにも抜き返されているあたり、100とは言え距離延長はマイナス材料と判断。ここは厳しいと言わざるを得ない。
最終追切:前走はイマイチだったが動きは悪くない。ただし、やはり+100mの壁は厚いと思われる。

バーデンヴァイラー
前走:名古屋大賞典(名古屋ダ2000)良、3人気着
タイム:2.08.9(36.9)、岩田望騎手55kg
芝コースでの競馬は過去2回(全14鞍)、距離2500も初めて。判断材料に乏しい面は否めないが、押し要素は見当たらず。

ヒートオンビート
前走:日経賞(中山2500)不良、4人気6着
タイム:2.38.7(38.0)、池添騎手、57kg
道中5~6番手を追走、4角では3番手に押し上げるも直線で後続の差し馬に抜かれ6着。不良馬場が合わなかった可能性は否めず、また勝ち馬にペースを乱された感もある。東京2500はアルゼンチン共和国杯(2走前)で3着、昨年の目黒記念も2着と実績のあるコース。週末は大きな天気の崩れもないようであり、人気を落とすなら妙味ありの1頭。
最終追切:1週前追切で感じた重さは抜けている印象で、勝ち負けも有り得る。

フォワードアゲイン
前走:都大路S(京都1800)良、8人気7着
タイム:1.46.7(33.8)、北村騎手、57kg
雨の降る中6番手を追走(1000通過は60.1秒)、そのまま3角を6番手、4角を5番手で直線へ、上りの脚は使えているも勝ち馬は33.0の脚で豪快な差し切り。斤量は前走差+3kgであり、リステッドでこの競馬では今回は相手が悪い。

プラダリア
前走:京都記念(阪神2200)良、4人気3着
タイム:2.11.5(34.9)、松山騎手、56kg
凱旋門賞明け初戦となるドウデュースが完勝したレース。他にもエフフォーリアやキラーアビリティなど一線級を相手に5番手追走から3角4角で徐々に順位を上げ、直線では逃げていたユニコーンライオンに次ぐ2番手へ。直線での反応も良かった(上り3位タイ)が、勝ち馬が強すぎた。最後はマテンロウレオに差されて同馬とタイム差なしの3着。横比較すると、マテンロウレオより+1kgの斤量で、そのマテンロウレオはその次の大阪杯で4着、更に天皇賞では5着と掲示板内。前内有利のバイアス・仕上がり具合はあれど、ここでは能力的には上位と判断。
2500は初めての距離で、東京競馬場はダービー(2.22.8(35.2)、5人気5着)以来。斤量前走差-1kgであり、池添騎手が能力を引き出せば馬券内は期待できると判断。
最終追切:前週も良かった動きが良化されている印象。仕上がり具合は順調とみた。

プリマヴィスタ
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、15人気13着
タイム:2.23(34.8)、松岡騎手、57kg
14番手追走から徐々に順位を上げ4角では10~11番手につけるも末脚にキレはなくそのままゴール板を通過。昨年同レースでは13人気8着であり、以降も掲示板には届いていない。斤量は3キロ減であり、叩き3走目での変わり身に期待したいところだが、自力だけでは掲示板確保も厳しい。

ボッケリーニ(回避…)
前走:日経賞(中山2500)不良、5人気2着
タイム:2.38.1(37.0)、浜中騎手、58kg
道中は中団での競馬で、3角~4角で徐々に先団へ。直線ではタイトルホルダーにはおいて行かれるも、後続の追い上げを振り切って2着入線。前年のこのレースの勝ち馬であり、中長距離重賞で安定した実績もあって人気上位だが、7歳であり前走の反動も懸念される。叩き2走目で連覇を視野に入れるも、斤量は59.5kg(前年差+2、前走差+1.5)であり、馬券妙味を勘案すると積極的な買いは考えたい。

メイショウテンゲン(回避)
前走:メトロポリタンS(東京2400)稍重、16人気16着
タイム:2.29.6(34.9)、木幡巧騎手、58kg
14~15番手追走で見せ場はなかったレース。長距離路線での過去実績も3年前の宝塚記念5着を最後に掲示板確保はできておらず、ここでもよほどのプラス材料がないと買えない。

モズベッロ(回避)
前走:新潟大賞典(新潟2000)不良、8人気4着
タイム:2.05.6(37.6)、角田騎手、57.5kg
道中は7~8番手を追走(1000通過は61.6)、4角を回って直線で一瞬好気配を伺わせたものの、そこからは脚が上がってバタバタで伸びず。4着も勝ち馬とは1.8秒差と完敗。不良馬場が原因の可能性はあるかもしれないが完全に力負け、2500は3年前の日経賞で2着の実績を有するが、ここでは掲示板がやっとと思われる。

ユーキャンスマイル
前走:阪神大賞典(阪神3000)良、9人気8着
タイム:3.07.6(35.0)、石橋騎手、57kg
道中9~10番手を追走のまま4角を回り、直線では見せ場もなくそのままゴール板を通過。アフリカンゴールドが逃げてペースを作り(1000通過は64.9、2000通過は128.2)とスローの展開で入着馬が34秒前半の脚で直線を駆け抜けているので当然の結果。3年前のアルゼンチン共和国杯では1人気4着も以降は昨年は8人気7着であり、距離云々ではなくピーク後の衰えは隠せないと判断。
最終追切:近走は結果が出ていないが、動き自体は前走より良くなっている感がある。当日パドック次第では印を入れる可能性あり。

ライラック
前走:日経賞(中山2500)不良、3人気4着
タイム:2.38.3(36.9)、デムーロ騎手、54kg
終始最後方での競馬であり、4角出口では6~7番手。斤量の恩恵は受けたとはいえ、強すぎる勝ち馬はともかく立派に渡り合った印象で、エリザベス女王杯2着も納得の競馬。斤量は+2の56kgとなるが、充実期を迎えようとしているとなれば、叩き2走目となる今回は期待したい1頭。
最終追切:1週前追切ともに問題視すべき点はなく、好走を期待したい。

ラストドラフト
前走:京都記念(阪神2200)良、12人気10着
タイム:2.12.5(35.4)、松岡騎手、57kg
プラダリアにて回顧した通り、勝ち馬が強すぎた一戦。道中は8~10番手を追走、見せ場なく終わる。3年前のアルゼンチン共和国杯で6人気2着、4人気2着と同コースとの相性は悪くはない。ボッケリーニが回避したことで馬券内の可能性も少しは見えてきた。昨年アルゼンチン共和国杯から斤量は+1kgだが、最終追切の状態や枠順次第では候補として考えるのもアリではないだろうか。
最終追切:ゴール前の伸びも良く、人気薄の穴馬となるが馬券内はありえる。大外に入ったが、改めて狙いたい1頭!

レクセランス(回避)
前走:ダイヤモンドS(東京3400)良、5人気5着
タイム:3.29.8 バシュロ騎手、56kg
1週目3角は8番手を追走、正面に入って順位を上げ1角では4番手へ。そのまま3角4角を回って直線では衰えない脚色を見せるも、勝ち馬には及ばず5着入線。終始内ラチから3~4番目を走らされ距離ロスが多い中でのしぶとい脚は評価できる。無駄のない位置取りが条件となるが2年前のアルゼンチン共和国杯(1枠1番)では1000通過63秒のスロー展開を10番手で内ラチ沿いを無駄なく走り直線では上り2位の33.8で4着に食い込んでいる。枠順や展開にもよるが、ラストドラフトと同様にあっさりと見限るのは早計か。

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