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目黒記念2024

枠順発表後の最終予想

◎4.クロミナンス
○3.メイショウブレゲ
▲6.シュヴァリエローズ
△9.シュトルーヴェ
☆8.マイネルウィントス
💣10.ナイトインロンドン

◎4.クロミナンス
拮抗する上位人気3頭で57.5と1㌔の斤量差はやはり魅力、内枠に入れたのもプラス材料。戸崎がダメという訳ではないがルメール戻りも好感、好位競馬から早め仕掛けで。

○3.メイショウブレゲ
近走の戦績からは買いにくく、ペースが早くならなさそうなメンバーにつき過度に期待はできない面はあるが、相手レベルは低くなる。ローテは中3週だが調教は動けており、期待値は高い。

▲6.シュヴァリエローズ
近走の相手と今回の上位人気を比較すると、前走以上の着順があっておかしくない。スピード持続力のある馬が好走する展開が想定され、現状オッズは舐められすぎ。

△9.シュトルーヴェ
メンバー的に自力は上位、鞍上モレイラもプラス材料。58.5の斤量もこなせるとは思うが、ローテ的にココがメイチではないような気がする。

☆8.マイネルウィントス
逃げ馬は1頭いてるが、同型機は少ない。8歳かつ57.5で割り引いたが東京2500は0-3-0-0でこのコースの申し子、抑えておかないと後悔しそう。

💣10.ナイトインロンドン
外枠はマイナスも坂スタートでそれほど気にならず、調教的にも推し材料は少ないが、やはり前走差6.0㌔の52.0は魅力的。よーいドン展開にはならないと思いつつ、もしそのような展開になれば、そして昨夏の脚が使えれば激走があっても不思議ではない。個人的に好きな馬で評価は甘い。

~~~以下は枠順発表前~~~

ダービーよりも目黒記念!
だって大好物のハンデ重賞なんだもん🤣
東京2500は目黒記念とアルゼンチン共和国杯しかなく、コース適正・非根幹適正・距離適正など重きを置くファクターによって予想が大きく変わってきそう…
ただ、去年は▲○◎の重い印3頭での一撃予想、今年もぶち抜いちゃる!

過去の傾向

ローテーション的には、勝率は日経賞・新潟大賞典・大阪ハンブルクCの順、複勝率は大阪ハンブルクC・日経賞・新潟大賞典の順で、この3レースからの参戦が中心、ついで天皇賞春・メトロポリタンSとなっている。
馬齢別で紐解くと、勝率・複勝率ともに4~8歳から出ており幅広く、若駒の方が若干高い傾向はあるものの大きな偏りはない。
性別は牝馬がやや優位にも見えるが、頭数が少ないので特に気にする必要はない。もっと言うと今回メンバーに牝馬がいないw
枠順別では7枠が最も勝率が高くなっているが大きな偏りはない。当然内枠有利ではあるかと思うが、スタートから1角まで400m以上あることから、セオリー通り馬・騎手の能力+隊列から予想を組み立てるほうが正解と思われる。
人気別で見ると、ハンデ重賞らしく勝率は8人気が最も高く、複勝率も低くはないことから狙い目か。勝率は1.3.4人気がこれに次ぎ、複勝率は1.6.7.2.3人気が続いている。
これを受け、過去10年の3連単の平均配当は239千円となっており、3万円以下は1度もなく、10万円以上が5回と荒れやすい傾向にある。

備忘録(前走と雑感)

ダービーより100m長いだけだが、この100mがクセモノでスタートが上りになりダービー2回に対し目黒記念は3回の上り坂があり、スピード重視のダービーの延長で考えると足元をすくわれる事になる。
目黒記念は道中でラップが緩むので持続力も必要、上がりだけに囚われないようにせねば…

クロミナンス

牡7、57.5(+0.5)、ルメール
前走は日経賞で2人気2着。マテンロウレオが単騎逃げし1000通過59.2のペースを6~7番手追走、上がり35.6(2位)で猛追するも、勝ち馬シュトルーヴェの差し脚(上がり35.3)が勝った。
鞍上は前走戸崎から前々走ルメールに戻り、他人気馬とは斤量の関係からも期待できる1頭。
最終追切は美Wで加速ラップから終い11.1と良好。

ケイアイサンデラ

牡4、54.0(▲3.0)、藤懸
前走は烏丸S(3C)で2人気3着。自身が織り成す1000通過58.3のペースで終始先頭のまま直線へ、上がり34.9(5位)で後続に差された。ゴール手前でラチへ寄ってきた1.2着馬によって不利を受けて抑える形とはなったが、着順は変わらないか。2500以上のキャリアは2600(三陸特別、2C)で2人気16着、今回100m距離延長に対する対応力はいかに?
最終追切は栗CWを単走一杯で97.0-11.3、終い良好もラップバランスはチグハグ。

サトノグランツ

牡4、58.5(+1.5)、川田
前走はアミールT(カタールG3)で11人気3着。前々走は日経新春杯で3人気(57.5k)3着。1000通過58.3のペースを5番手追走、坂の下りからポジションを上げて4角を2番手通過。差しバイアスを早め仕掛けで最後は1.2着馬に遅れをとった。
今回も人気の一角を担うだろうが、海外帰りかつ鞍上は早め抜け出しの色が強い川田。左回りは未勝利(東京2000)3人気2着もダービーは7人気11着であり、妙味を加味すると積極的には買いにくい。
最終追切は栗坂良を馬なり並走で54.8-12.0で先着、状態は良好と判断。

シュヴァリエローズ

牡6、56.0(▲1.0)、西村
前走はメトロポリタンSで5人気3着。勝ち馬バトルボーンの単騎逃げで1000通過は60.5のスローペースを4~5番手追走、上がり34.1(2位)で勝ち馬に0.6差で届かずも馬券内は確保。
前々走が京都記念を8人気4着、展開向かず感を残す展開でプラダリア・べラジオオペラといった重賞常連組(?)には負けたものの、直線で並ばれた馬を差し返す脚に光るものを見た。東京戦績は良好と言い難く2500への不安も残すものの、ヤネは西村に戻り斤量も▲1.0であれば、現状推定オッズ(10人気34.6倍)は狙いたくなる。
最終追切は栗坂馬なりで54.1-12.5、状態はキープできてそうな印象。

シュトルーヴェ

騸5、58.5(+1.5)、モレイラ
前走は日経賞で4人気1着。マテンロウレオが単騎逃げし1000通過59.2のペースを8~9番手追走、3~4角でポジションを上げ4角は6番手通過。直線では前が詰まり出口を探していたが、坂を上りきったところから加速(上がり最速35.3)で差し切った。
前走の勝ち方は強いと思う一方で、斤量は前走差+1.5と悩ましい。
最終追切は美南Wを併せで82.1-11.4、終い11秒台を持続で先着。

ジューンアヲニヨシ

牡4、55.0(▲1.0)、池添
前走は烏丸S(3C)で3人気1着。1000通過58.3のペースを4~5番手追走、他馬が下りでポジションを上げる流れに乗らず4角を5番手で通過。直線では溜めた脚で前を行くケイアイサンデラを上がり最速34.3で差し切って優勝。
最終追切は栗坂強めで53.6-11.9、前走より状態は良く映る。

シークレットラン

牡8、52.0(▲1.0)、内田博
前走は大阪ハンブルクCで14人気14着。1000通過62.1のスローペースを10~11番手追走、上がり34.9で見せ場なく…
軽斤量だが馬柱は汚れまくっており、馬齢的にも成長は見込みにくい。
最終追切は栗CWを並走一杯で84.6-11.6、ローテーション的に1週前追切をしていないのが気になる…

ダンディズム

騸8、57.0(±0)、岩田望
前走は新潟大賞典で12人気10着。出遅れから中団まで押して上げ3~4角を12番手通過、上がりは34.2(7位)で…
オープン入りしてからは馬券内があるものの重賞となると全て惨敗で東京2500も0-0-0-3。ヤネが変わってどうなるか?とは思いつつも、買い要素は見当たらない。
最終追切は栗坂良を併せ一杯で53.7-11.8、この馬なりだが状態は良く映る。

ナイトインロンドン

牡4、52.0(▲6.0)、鮫島駿
前走は六社S(10頭だて)で5人気7着。スタートで不利を受け最後方からの競馬、1000通過63.3のスローペースを4角通過9番手では上がり最速(33.0)も届かず。
6走前の条件戦(2C阿寒湖特別)を見た時は菊花賞で狙いたいと思った馬だが以降の戦績は低迷、ローテ的にも使い詰め感はある。
自力があると判断できれば最軽量52.0は魅力的であり、1発を狙ってみるのもあり。
最終追切は美坂良を馬なり並走で55.4-12.6と物足りない印象。

バラジ

騸5、56.0(±0)、丹内
前走はメイSで10人気13着。1000通過59.4のスローペースを13~14番手追走から上がり33.7(3位)で展開向かず感は残すものの2桁着順。
今走は連闘であり、2週連続で重賞を走って勝った馬は記憶にない。コース適正がある訳でもなく(昨年の目黒記念だけ、7人気6着)、2500も長い印象。使われ方にも疑問しかなく、積極的には買いにくい。

ヒートオンビート

牡7、59.0(+1.0)、坂井
前走は日経賞で6人気7着。マテンロウレオが単騎逃げし1000通過59.2のペースを2番手追走、3~4角で後続に追いつかれ4角は4番手通過。上がり36.6と伸びを欠いた。
パンパンの良馬場は不向きなのか、それとも単騎逃げに吊られた事が要因か。自力上位だが最重量59.0は嫌いたくなる…
最終追切は栗CWを強め単走で85.8-11.3、終い好時計もラップバランスはチグハグ。

マイネルウィルトス

牡8、57.5(+0.5)、横山武
前走は日経賞で3人気3着。マテンロウレオが単騎逃げし1000通過59.2のペースを6番手追走、3~4角でポジションを上げ4角通過は4番手、上がり35.8(3位)も先着した馬にはキレ負け。
東京2500は0-3-1-0とコース適性は安定、8歳になり前走差+0.5をどう判断するか?
最終追切は栗CWを強め単走で78.5-11.6、7歳で自己ベストと充実期に映るが、好走時は坂路追切が多いのが気になる…

メイショウブレゲ

牡5、56.0(▲2.0)、酒井
前走は天皇賞・春で16人気8着。1000通過59.7(2000通過121.7)のペースで15~16番手追走から上がり34.1(4位)で人気以上の結果を残した。
勝ち馬テーオーロイヤルは強く1.1差ではあるものの、昨年ダービー馬タスティエーラ(4人気7着)には0.3差。メンバーの中では古馬G1経験馬は2頭だけ(もう1頭はヒートオンビート)で強い相手との競馬をした経験が生きるようであればワンチャンあるかも…
最終追切は栗坂を馬なりで56.0-12.2、加速ラップで終い12.4-12.2。前走より持続力勝負を意識した調教のように映り、この状態であるならなら狙いたくなる。

枠順発表前の印

◎クロミナンス
○メイショウブレゲ
▲サトノグランツ
△シュヴァリエローズ
💣ナイトインロンドン

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