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バッティングの基本!センター返しのトリセツ~これであなたもバッティング上級者へ~

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本noteはバッティングの基本である
「センター返し」を身に付けてバッティング
スキルを1段階以上上げたい方必見の内容です。
読む前にお伝えしておきますが、「外野の頭を越す方法」や「打率10割打つ方法」を知る前にまずは今回の内容が重要です。コレを読んでセンター返しを理解できれば、あなたのバッティングスキルが1段階アップして、打ち損じが減り、打率が簡単に3割を越えるバッティングが手に入るでしょう。
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どうも、コウチです!

いきなりですが、

バッティングで一番飛距離が出て、
打球が速く、きれいな打球が飛ぶのは
どの方向に打つのが正解か知っていますか?

正解は今回のテーマである
「センターに打ち返すこと」です!

「引っ張る方が飛ぶでしょ?」
「打球は引っ張ると速いよ」

こう考えられる方も多いと思います。

確かに球場のホームから両翼までの距離や、
投球のコースによっては
引っ張ったり、流した方が
結果に結びつくこともあります。

ただ、長期的に見てそして物理的なデータを見た時に
センターに打ち返す方が打率が上がります。

センターに打ち返せ

よく指導者にも一般的にも言われる話だと
思いますが、

実際に「なぜ」か分かりますか?

中には「言われているから」、「何となく」
こう考えている方も多いと思います。

今回は、

センター返しがなぜ有効なのか?

打つ時にどのようなポイントが重要なのか?

ここをメインにお伝えしようと思います。

この先を読むことで、

センター返しの有効性を理解でき、
バッティングの意識が変わります。

意識が変わることで、センター中心に
打つための練習に取り組み
バッティングの内容が大きく変わります。

センター返しのバッティングで
打球の質も変わりヒット、長打を量産
気づけば打率も3割、4割まで上がり
チームの評価も大きく変わる。

あなたの野球人生、
大きく変わるきっかけになるでしょう。

センター返しが重要な理由

最初にお話したいのは、

「センター返し」が重要な理由です!

「何となく重要だ」と思われている方は
ぜひ読んでください。

重要な理由が理解できると、
センター返しを素直に受け入れて
練習に励むことができるでしょう。

あなたのセンター返しに対する
迷いを完全に消し去ります!

1.センターの範囲

まず最初の理由として、

シンプルに「センターが広い」ということです。

センターというポジションは
足の速い、守備範囲を広く守れる選手が担う。

それぐらい広いゾーンです。

狭いゾーンより広いゾーンに打つ方が、
ボールが地面に落ちる確率は高い
ですよね?

もちろんこの後お話する
物理的な要素が理由として大きいですが、
こういったシンプルな理由も
打率が上がる理由になると考えます。

2.打球速度が最も速くなる

ここからは物理的な話をしていきます!

投手はマウンドからホーム、
要は打者に向けてボールを投げます。
ボールの速度を仮にVpと仮定します。

打者はボール打ちにいくためにバットを振ります。
バットはボールの来る方向にスイングしていくので
この速度をVbと仮定します。

この時に打ち返した速度をVhとする。

ボールが来た方向に打ち返した時は、

Vh=Vp+Vb

となります。

※ボールとバットが弾性衝突していると仮定

次に真っすぐ来たボールを引っ張った時は、

マウンドから角度が加わって打球が飛びます。
この角度をθとすると
引っ張った時の打球速度は、

Vh=Vp+Vbcosθ

となります。

数字化するために
Vp=Vb=1、θ=30度とすると、

センター返しだと、
Vh=1+1=2となります。

また、マウンドから30度方向に引っ張ると
Vh=1+(1×√3/2)=1.866となり、

センターに打ち返した方が1.07倍速くなります。  

このことより、

センターに打ち返すというより
投げてきた方向に打ち返す

という考え方でいいかと思います。

計算上僅かに感じるかも知れませんが、

センターに打ち返すことが
打球速度が最も速くなります。

3.打球の質が最も良い

次に打球の質についてです。

打球には縦方向の回転と
横方向の回転
があります。

縦方向の回転は、
いわゆるスピンの効いた伸びる打球
に寄与する回転です。

一方横方向の回転は、
いわゆるスライスする変化や沈む打球
に関与する回転です。

引っ張ったり、流し打ちの打球は
少し横回転が加わり、遠くに飛ばすのに適していません。

強引に引っ張ったり、流したりすると
打球がファール方向にスライスしながら
飛ぶ経験ありませんか?

あれは横回転が影響しているからです。

センター方向の打球はスライスして
打球が沈むようなことはほとんどありません。

縦回転によりキレイなバックスピンがかかり
打球が伸びる
ことが多いです。

野球場のセンターが両翼より
距離が長く、広く作られているのは
このことが理由です。

4.体の開きを抑える

センター返しをするには、
フォームが整っていないと打てません。

その代表的な部位は

「体、特に肩の開き」

になります。

投手側の肩(右打者なら左肩)の
開きが早いとフォームが崩れ、
上手く打てなくなります。

スイングは下半身、腰、上半身の回転運動であり、
引っ張りのように強い打球を打とうとすると
上半身で無理やり体を捻ろうとします。

そうなると、

バットが出が遅くなってしまい
スイングスピードもパワーも落ちてしまいます。

ヘッドが効かないので
打ち負けることも増えます。

上半身の始動が速くなる分、

顔も目を離すのも早くなってしまい
当たる瞬間を見ず、ミート力も低下します。

センター方向に打とうとすると、
強引に体を回転させずに、
自然と開きを抑えられて打ち返せます。

センター返しどうやって打つ?

センター返しがバッティングの上達に
重要である理由は分かったかと思います。

次はいよいよ

センター返しをどうやって打つのか?

コツやポイントについて
伝えていこうと思います。

この後の内容を意識して練習していただければ、

センターに飛ぶ可能性は上がります。

それではいきますね!

1.バットをセンター方向に出す

まずはバットの出し方向。

シンプルに考えてみてください。

引っ張り、流し打ちに関わらず、
飛ばしたい方向にバットを出す。

イメージすると、

捕手側の手を投手に向けて
押し出す
といった感じです。

高さでいうと、
投手の頭上を狙って
バットを出すといいです。

このバットの出し方を意識できると
体の開きは自然と抑えられます。

2.下半身で打つ意識を持つ

次は回転時の意識について、
上半身主体で体が開き気味だと、
センターには打てないです。

下半身、腰を特に意識して
腰にボールをぶつけるように
回転を意識してみてください。

下半身を意識する理由はもう一つあり、
それは筋肉量の問題です。

下半身の方が筋肉量は圧倒的に多いからです。

バッティングは全身運動です。
腕だけで打とうとすると打てません。

下半身の力も加えて
全身で打つ意識も持ちましょう!

3.ボールを体の前で打つ

ボールを捉えるインパクトポイントは、
体の前(投手寄り)で打つことです。

ポイントが体に近いと
差し込まれた状態となり
投手のボールの勢いに負けます。

また、投手寄り過ぎると
体が突っ込んでしまい
これでもしっかり打てません。

自身のパワーがしっかり伝えられる
体のやや前で捉えることが重要です。

効果的な練習方法

最後にセンター返しを体に染みつけるための練習についてご紹介します。

実践に繋がる練習になりますので、
ぜひ参考にしてみてください。

1.ネットに向かってティーバッティング

まずはセンターに打ち返す形、感覚を
身に付けることを目的として

ティーバッティングをします。

ネットを設置して
真正面に打ち返すことを
意識して打ってください。

ティーを使用する理由としては、

いきなり投げたボールより
ティー台に乗せたボールの方が
感覚を掴みやすいからです。

慣れてきたらトスや投手に投げてもらい
センター返しを意識して打ってください。

2.ノックを打つ

次に守備練習でのノックをする。
ノッカーをやられた経験のある方は
ご存知だと思いますが、

ノックを打つ時は受ける側に体を向けて
真っすぐ打った方がキレイな打球が打てます。

これは正にセンター返しを
再現している
のに等しいです。

普段ノックを受けている側の方は
次の練習はノッカーを立候補してみては
いかがでしょう?

守備練習でセンター返しの練習が
できるということです。

最後に

いかがでしたか?

このnoteでは、
バッティングの基本である

センター返しについて
色々お伝えしました。

もちろんバッティングの基礎の
フォームやスイングが整っていることが
前提での内容となっています。

センター返しを意識することで、

バッティングの基礎も同時に鍛えられ
一石二鳥の効果
があります。

センター返しができない人
センター返しを極めたい方は

今回のnoteを何度も読んで
理解していただけると幸いです。

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