![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133735616/rectangle_large_type_2_370d11ccbc89a481f2cd092c4d641796.png?width=800)
バッティングの基本!センター返しのトリセツ~これであなたもバッティング上級者へ~
======================
本noteはバッティングの基本である
「センター返し」を身に付けてバッティング
スキルを1段階以上上げたい方必見の内容です。
読む前にお伝えしておきますが、「外野の頭を越す方法」や「打率10割打つ方法」を知る前にまずは今回の内容が重要です。コレを読んでセンター返しを理解できれば、あなたのバッティングスキルが1段階アップして、打ち損じが減り、打率が簡単に3割を越えるバッティングが手に入るでしょう。
======================
どうも、コウチです!
いきなりですが、
バッティングで一番飛距離が出て、
打球が速く、きれいな打球が飛ぶのは
どの方向に打つのが正解か知っていますか?
正解は今回のテーマである
「センターに打ち返すこと」です!
「引っ張る方が飛ぶでしょ?」
「打球は引っ張ると速いよ」
こう考えられる方も多いと思います。
確かに球場のホームから両翼までの距離や、
投球のコースによっては
引っ張ったり、流した方が
結果に結びつくこともあります。
ただ、長期的に見てそして物理的なデータを見た時に
センターに打ち返す方が打率が上がります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647671/picture_pc_46c0cdd2ce1251cdc35d56f54a406847.png?width=800)
「センターに打ち返せ」
よく指導者にも一般的にも言われる話だと
思いますが、
実際に「なぜ」か分かりますか?
中には「言われているから」、「何となく」
こう考えている方も多いと思います。
今回は、
✅センター返しがなぜ有効なのか?
✅打つ時にどのようなポイントが重要なのか?
ここをメインにお伝えしようと思います。
この先を読むことで、
センター返しの有効性を理解でき、
バッティングの意識が変わります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133736476/picture_pc_5ccd4fd8820adf3a73abbd0dba908e20.png?width=800)
意識が変わることで、センター中心に
打つための練習に取り組み
バッティングの内容が大きく変わります。
センター返しのバッティングで
打球の質も変わりヒット、長打を量産
気づけば打率も3割、4割まで上がり
チームの評価も大きく変わる。
あなたの野球人生、
大きく変わるきっかけになるでしょう。
センター返しが重要な理由
最初にお話したいのは、
「センター返し」が重要な理由です!
「何となく重要だ」と思われている方は
ぜひ読んでください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647694/picture_pc_3ca7068897ef71e720ad2d1d7416642e.png?width=800)
重要な理由が理解できると、
センター返しを素直に受け入れて
練習に励むことができるでしょう。
あなたのセンター返しに対する
迷いを完全に消し去ります!
1.センターの範囲
まず最初の理由として、
シンプルに「センターが広い」ということです。
センターというポジションは
足の速い、守備範囲を広く守れる選手が担う。
それぐらい広いゾーンです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647697/picture_pc_2e38b8f8c73fd3ef41bb38e030032740.png?width=800)
狭いゾーンより広いゾーンに打つ方が、
ボールが地面に落ちる確率は高いですよね?
もちろんこの後お話する
物理的な要素が理由として大きいですが、
こういったシンプルな理由も
打率が上がる理由になると考えます。
2.打球速度が最も速くなる
ここからは物理的な話をしていきます!
投手はマウンドからホーム、
要は打者に向けてボールを投げます。
ボールの速度を仮にVpと仮定します。
打者はボール打ちにいくためにバットを振ります。
バットはボールの来る方向にスイングしていくので
この速度をVbと仮定します。
この時に打ち返した速度をVhとする。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647709/picture_pc_5a1eb1d22c55a14961b28af74ce27a1b.png?width=800)
ボールが来た方向に打ち返した時は、
Vh=Vp+Vb
となります。
※ボールとバットが弾性衝突していると仮定
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647717/picture_pc_50f503de0c41679fa5421a641c72fcec.png?width=800)
次に真っすぐ来たボールを引っ張った時は、
マウンドから角度が加わって打球が飛びます。
この角度をθとすると
引っ張った時の打球速度は、
Vh=Vp+Vbcosθ
となります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647728/picture_pc_5505f05be4ef9fd047274c9dc6198e81.png?width=800)
数字化するために
Vp=Vb=1、θ=30度とすると、
センター返しだと、
Vh=1+1=2となります。
また、マウンドから30度方向に引っ張ると
Vh=1+(1×√3/2)=1.866となり、
センターに打ち返した方が1.07倍速くなります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647749/picture_pc_74147dd6dc0607bdde6a7120bf06f0f8.png?width=800)
このことより、
センターに打ち返すというより
投げてきた方向に打ち返す
という考え方でいいかと思います。
計算上僅かに感じるかも知れませんが、
センターに打ち返すことが
打球速度が最も速くなります。
3.打球の質が最も良い
次に打球の質についてです。
打球には縦方向の回転と
横方向の回転があります。
縦方向の回転は、
いわゆるスピンの効いた伸びる打球
に寄与する回転です。
一方横方向の回転は、
いわゆるスライスする変化や沈む打球
に関与する回転です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647762/picture_pc_ea09c3f7225097b7b180147aac2ac7d3.png?width=800)
引っ張ったり、流し打ちの打球は
少し横回転が加わり、遠くに飛ばすのに適していません。
強引に引っ張ったり、流したりすると
打球がファール方向にスライスしながら
飛ぶ経験ありませんか?
あれは横回転が影響しているからです。
センター方向の打球はスライスして
打球が沈むようなことはほとんどありません。
縦回転によりキレイなバックスピンがかかり
打球が伸びることが多いです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647807/picture_pc_f72a4b7cc461d8c79d8ac0aa7e7a346a.png?width=800)
野球場のセンターが両翼より
距離が長く、広く作られているのは
このことが理由です。
4.体の開きを抑える
センター返しをするには、
フォームが整っていないと打てません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647831/picture_pc_fefff30740b69adb6012eef62ec375c8.png?width=800)
その代表的な部位は
「体、特に肩の開き」
になります。
投手側の肩(右打者なら左肩)の
開きが早いとフォームが崩れ、
上手く打てなくなります。
スイングは下半身、腰、上半身の回転運動であり、
引っ張りのように強い打球を打とうとすると
上半身で無理やり体を捻ろうとします。
そうなると、
バットが出が遅くなってしまい
スイングスピードもパワーも落ちてしまいます。
ヘッドが効かないので
打ち負けることも増えます。
上半身の始動が速くなる分、
顔も目を離すのも早くなってしまい
当たる瞬間を見ず、ミート力も低下します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647847/picture_pc_ebc3d0fa8a9609c5ce7a6c99640608f6.png?width=800)
センター方向に打とうとすると、
強引に体を回転させずに、
自然と開きを抑えられて打ち返せます。
センター返しどうやって打つ?
センター返しがバッティングの上達に
重要である理由は分かったかと思います。
次はいよいよ
センター返しをどうやって打つのか?
コツやポイントについて
伝えていこうと思います。
この後の内容を意識して練習していただければ、
センターに飛ぶ可能性は上がります。
それではいきますね!
1.バットをセンター方向に出す
まずはバットの出し方向。
シンプルに考えてみてください。
引っ張り、流し打ちに関わらず、
飛ばしたい方向にバットを出す。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647855/picture_pc_5b0cb85523116ddbf66d4b300786042e.png?width=800)
イメージすると、
捕手側の手を投手に向けて
押し出すといった感じです。
高さでいうと、
投手の頭上を狙って
バットを出すといいです。
このバットの出し方を意識できると
体の開きは自然と抑えられます。
2.下半身で打つ意識を持つ
次は回転時の意識について、
上半身主体で体が開き気味だと、
センターには打てないです。
下半身、腰を特に意識して
腰にボールをぶつけるように
回転を意識してみてください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647862/picture_pc_be92f41988c2059c6d8f943cfff169de.png?width=800)
下半身を意識する理由はもう一つあり、
それは筋肉量の問題です。
下半身の方が筋肉量は圧倒的に多いからです。
バッティングは全身運動です。
腕だけで打とうとすると打てません。
下半身の力も加えて
全身で打つ意識も持ちましょう!
3.ボールを体の前で打つ
ボールを捉えるインパクトポイントは、
体の前(投手寄り)で打つことです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647912/picture_pc_86ce00fd0a2942bbd4899b91dbd8d7c7.png?width=800)
ポイントが体に近いと
差し込まれた状態となり
投手のボールの勢いに負けます。
また、投手寄り過ぎると
体が突っ込んでしまい
これでもしっかり打てません。
自身のパワーがしっかり伝えられる
体のやや前で捉えることが重要です。
効果的な練習方法
最後にセンター返しを体に染みつけるための練習についてご紹介します。
実践に繋がる練習になりますので、
ぜひ参考にしてみてください。
1.ネットに向かってティーバッティング
まずはセンターに打ち返す形、感覚を
身に付けることを目的として
ティーバッティングをします。
ネットを設置して
真正面に打ち返すことを
意識して打ってください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647934/picture_pc_396d8b4eee750190852b5d2b722e4d1f.png?width=800)
ティーを使用する理由としては、
いきなり投げたボールより
ティー台に乗せたボールの方が
感覚を掴みやすいからです。
慣れてきたらトスや投手に投げてもらい
センター返しを意識して打ってください。
2.ノックを打つ
次に守備練習でのノックをする。
ノッカーをやられた経験のある方は
ご存知だと思いますが、
ノックを打つ時は受ける側に体を向けて
真っすぐ打った方がキレイな打球が打てます。
これは正にセンター返しを
再現しているのに等しいです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133647952/picture_pc_b837f8bb51b9752fac4e352c001cc109.png?width=800)
普段ノックを受けている側の方は
次の練習はノッカーを立候補してみては
いかがでしょう?
守備練習でセンター返しの練習が
できるということです。
最後に
いかがでしたか?
このnoteでは、
バッティングの基本である
センター返しについて
色々お伝えしました。
もちろんバッティングの基礎の
フォームやスイングが整っていることが
前提での内容となっています。
センター返しを意識することで、
バッティングの基礎も同時に鍛えられ
一石二鳥の効果があります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133648004/picture_pc_3f59916d245d3624862a4a56301601f8.png?width=800)
センター返しができない人
センター返しを極めたい方は
今回のnoteを何度も読んで
理解していただけると幸いです。
私、こうちは
公式ラインを開設してます。
公式LINEでしか読めない
情報の配信を行っています。
バッティングを変えたい、
より良いものにしたい
チームの主軸になりたいと思う方は
登録をお願いします。
私があなたのバッティングを変えるため
全力でサポートをしています。
登録はこちらから
↓↓↓
https://turpx7y1.autosns.app/line
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?