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いち草野球選手が最もヒットを出す『程良い角度』とは?

どうも、コウチです!

今回は、
バッティングでよりヒットを打つ

『打球角度』について

話をしていこうと思います。

まずは質問ですが、

最も安打が出やすい打球角度は
どれ位か?

もしかすると、

「バレルゾーンの26~30度」

と回答される方
いらっしゃると思います。

確かに多くのメジャーリーガーは、

「バレルゾーン」を意識して
バッティングをしています。

ただ、我々草野球プレーヤーは
これを目指すべきではありません!

バレルゾーンを意識しては

フライアウトが激増して
打率は急降下していくことになります。

フライアウトは印象が悪く
試合で使ってもらえなくなるかもしれません。

ただ、この記事の先を読むことで

あなたが目指すべき打球角度が分かり

ライナー性の打球によって
安打や長打が増え

打率が3割、4割と
どんどん上がっていく。

打率が上がると
バッティングが更に楽しくなり

週末の野球が
今以上に待ち遠しくなるでしょう。

そのためにも、

あなたに合った
「打球角度」を知ってくださいね。

バレルゾーンの説明と誤解


少し前のメジャーリーグで

「フライボール革命」が流行。

よりホームラン、ヒットが出やすい
条件があると話題になりました。

打球にある程度角度、

いわゆる「バレルゾーン」内に
打球を入れることで

安打や本塁打が増える。

バレルゾーンは、

✅打球速度

✅打球角度

で分類分けされています。


打球速度158㎞/hからバレルゾーンに入り、
その時の角度が26~30度です。

そして打球速度が上がるにつれて
打球角度の幅が大きくなります。

例えば打球速度が161km/hなら
打球速度は24~33度、

打球速度が187km/hなら
8~50度といった具合です。

ここで大きな誤解があります。

バレルゾーンは、

角度だけのことではありません!



MLBの公式サイトに
バレルの定義が記されていて、

「打率5割以上かつ長打率1.50以上となる
打球速度と打球角度の組み合わせ」

と書かれています。

なので打球速度によって
角度の幅が変わるので

26~30度とは限らないということです。

そしてもう一つ、
我々のような草野球プレーヤーが

その角度で打ってもヒットにならない
大きな理由があります。

それは打球速度です!

バレルゾーンに入れるには
打球速度が158㎞/h必要です。

これはめちゃくちゃ速いです。



2021年の大谷翔平選手の
平均打球速度が151.1km/h
(この年HR46本)であり、

これを考えるとこの打球速度が
いち草野球選手が出せる数字ではありません。

MLBの自動シミュレーションを使って

MLBの平均打球速度140㎞/hと
打球角度30度で打つと仮定すると、

打率3分6厘、ホームランは0本と
シミュレーションで算出されます。

つまり草野球では
140㎞/h以下になることも考えると、

打球角度30度で打っても
安打が期待できず、打率が下がってしまいます。


なので我々草野球選手は
バレルゾーンを参考にして
打球角度を上げない方がいいです。

草野球選手がヒットも最も打てる角度とは?


では、本題の
我々が目指すべき打球角度は?

ヒッティングトレーナーの
ジョン・ソテロプロス氏は、

BABIP(インプレイ打球の打率:全打球の中で
ファウル、犠打、本塁打を除いたもの)は、

打球角度約12度で最も高い80%を示した

と、分析結果を話されています。

また、東京大学野球部の
元データアナリストの斎藤周氏は

打球速度140㎞に対して
最もヒットを打つ確率が高い角度は

14度であったと分析されています。

以上の結果から、
草野球選手が最もヒットを打てる打球角度は

12~14度であるということです。

この角度が大体どれくらいなのか?

これはおおよそ内野の頭を越えるぐらいです。



打球でいうと、
内野ライナー以上外野フライ未満ぐらいです。

ただこれは物理的な話であり、
且つ草野球をしている人が対象です。

パワーや打球速度によっては
ヒットが出ない時ももちろんあります。

ただ、この角度を意識して
この打球を打てれば

打率は上がっていくと考えます。


ライナー性の打球は間違いなく
増えていきますので。

ぜひこの打球角度で
打ってみてください。

最後に


いかがでしたか?

今回は草野球をされる方向けに

「ヒットが出る程良い打球角度」

について簡単に解説しました。

ただ、打球角度を意識して打つのは

非常に高等なテクニックに感じます。

今日の内容が難しいと感じた方

ご安心ください。

実際は僕は打球角度をこうしようとか
考えたことは一切なかったです。

「ピッチャーや内野の頭の上に
強い打球を打とう」

こう意識して打席に立ちます。

これで今日話した12~14度に
近い打球を打てるはずです。

高度なテクニックと感じた方も
こう考えるとシンプルですよね?

ぜひ参考にしてくださいね!

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