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山下清展

今日は山下清展に行ってきました。そろそろ展示の日にちも終わりということも手伝ってか、美術館に入るまでに1時間待ちました。ものすごい長蛇の列なので、一瞬やめようかとも思ったんですが、せっかく新宿まで来て、観ないのは、ちょっとと思い並びました。その結果……いや、ほんと待ってよかったです!山下清の絵というと貼絵だと思うんですけど、油絵とかも描いてて、その色づかいがとても成熟していてううっ!って思わずうなってしまいました。貼絵で培った抜群の色づかいが、そのまま油絵にはまった!っていう感じがしました。
そしてもちろん、貼絵の作品は圧巻でしかない。ちぎって貼った紙の細かさとその貼った紙の多さと絶妙な色合いのバランス、う~ん、もうすごい!の一言です。それからどうやったら貼絵であんなに遠近感を出せるんだろうと。だって貼ってるうちにわかんなくならないのかなと素人の私は思うのです、うんうん。
それから知らなかったのですが、山下清は40日間ヨーロッパ旅行に行ってるそうで、ヨーロッパの風景も貼絵だったり、ペン画だったりと今回の展覧会でもいろいろ展示されていました。私はその中でも「ハイデルベルクの古城」という作品が、色鮮やかさと緻密さが重なり合ってていいなと思ったのですが、帰り絵ハガキ売ってたら買おうと思ったのですが、売ってなかったので、違う作品を絵ハガキで買ってきました。

「スイス風景」

この作品も貼絵なんですが、こちらも色鮮やかですよね♪ ほんと細かくて正確で絶句しちゃいますよねえ。やっぱり天才は海外旅行行っても、ただでは帰ってこないもんなんですよね。
山下清は「日本のゴッホ」と呼ばれたそうですが、個人的にはゴッホとはまた別のプロであり、天才の人だと思いました。
うむ!すごかったあ♪

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