見出し画像

どんなもんだい金カム函館遠征(後編)


弾丸旅行記2日目


ホテルのバイキング

を再び堪能します。昨日は和食でまとめたので洋食メニュー多めに食べました

いももちは別枠です

北海道牛乳たくさん入ってるメニュー

8時函館駅に向かいます

向かうは津軽海峡フェリー乗り場

源次郎ちゃんのフォトスポット向かいます!

た~に~が~き~?なぜ1人だけ遠いところにいるんだ一等卒?

と心の尾形さんの声が聞こえたり聞こえなかったりしましたが、よくよく考えるとインカラマッちゃんと秋田に帰るには船なわけです

当時は青函トンネルはまだないので、そりや津軽海峡超えるってもんでしょう

そう考えると津軽海峡フェリー乗り場に居るのはむしろ当然なのでは

と、思いつつ他のスポットよりアクセスが悪いのも事実

大人の力(タクシー)を使います


移動中乗ったタクシーの運転手さんとお話しました

タクシーの運転手のじーちゃんのお父さんは、青森の農家の次男坊だったそうです

長男ではないので家を出ることになり、青森から樺太に開拓に行ったそうです

引き揚げ船で、青森ではなく北海道へ来て、そのまま函館に住んだとか

このようなところで歴史の一端に触れることが出来、不思議な気持ちになりました


そんなこんなで到着した津軽海峡フェリー乗り場

正面玄関入ってすぐ居たのは…………

谷垣源次郎フォトスポット


子供とはいえ馬上片手で人1人支えられるパワータイプ


うぉーーーマタギーーー!!!

昨日行った五稜郭の橋のシーンですね

初登場の死んだ目とは打って変わっての使命感に溢れる力のある目です


ついでなので乗り場をうろうろ…………わーハートがあるよ、可愛いね

あの鐘を鳴らすのはマタギ


谷垣……インカラマッちゃんと幸せにな


滞在時間20分でかえるよフォゼ尾ちゃん

帰りはシャトルバスを使用します

こちらのシャトルバス、お値段的にもリーズナブルなので乗車時間等に余裕があればオススメです

ただしシャトルバスのみで移動するとなると、フェリー乗り場での滞在時間が5分or1時間という選択肢なので悩みどころ

お支払いは小銭になりますので、崩しておくと良いでしょう


戻りまして函館駅鶴見中尉

何処?

この時間ならいらっしゃるはず……とお探ししました


美しさって強さを内包すると思う

おはようございます鶴見中尉殿!!!

顔 面 が 強 い 。

立ってるだけなのに、麗人の圧と、死神の恐ろしさを感じます

瞳のハイライト無くて絶望感すごいですね

なお、ハイライト入って読者を絶望させた男も後述しますがね


個人的には、指の骨・琺瑯の瞬間の絵が一番心に残っています

鶴見篤四郎という男が全て語られていた名場面ですね



では次のスポットに向かいましょう

函館ロープウェイ門倉&キラウシフォトスポット


市電探しながら街を歩きます

ポケットジャストフィットフォゼ尾

平らで歩きやすい。と、思っていたら山に行くにつれて坂道(当たり前)


息も絶え絶えでたどり着いたのは函館ロープウェイ!

居るのは……


門倉さんとキラウシさん

門倉ァ&キラウシィッ!!!

網走監獄のタヌキ門倉さんとアイヌであるキラウシさんとの数奇な運命が、アメリカ収束していくのは完全に予想外でしたね

いいコンビです。

強キャラマンスールは場面攻略に欠かせませんでしたね

同時に、モスパパに哀悼の意を表します……


函館山

せっかくなので山の上にも行っちゃいましょう

ワクワクロープウェイ


フォゼ尾ちゃん高い所楽しいねぇ!!!

観測用気球もこの高さだったんかな?


見たことある構図の写真

この構図の夜の写真よく見る


なんかいい感じにフェリー写ってる写真

頭の中で駆逐艦にしたりする


かりに尾形さんここに居たらどこまで狙撃できるんですかね?

では降ります。

フォゼ尾ちゃんとロープウェイ

麓まで降りまして坂道を歩いて

教会群を拝観

します。

綺麗だなぁ
屋根がいい

教会の中は撮影禁止
ミサを行っていることもあるので静かに観ましょう

内部は装飾が美しかったのと、建築が金カム年代なのでワクワクしましたね!

聖人の絵画に、金文字でカタカナの読み仮名がふってあったのが見どころポイントかと思います

今ではそういうのなかなか無いですからね

また、最後の晩餐の模写も飾られており、江渡貝くんのところに思いを馳せたりもしました

えーどがいくぅん!


旧函館区公会堂と旧イギリス領事館

です。

お洒落な外観
瓦?の積み方と煙突のバランス感良

内部撮影OKか分からなかったので外観のみ撮りました

同じく建築があの時代感〜

煙突があるの良いですよね

公会堂は内部に大きなホールがあり、舞踏会とか開いてそうでした

肋骨服で優雅にワイン片手に微笑する鶴見中尉が居そう、裏の執務室で控えてる軍曹殿も居そう


また私個人的にこの年代の建築の階段部分が好きなので楽しかったです

手すりの装飾や若干急な角度がなんか良いです

歩いてて師団の皆さん躓かなかったのかな?

ガタッてなったら格好つかないから、気をつけて歩いてそうですね

階段の踊り場の語源もこの時代

貴婦人が階段の中腹で方向転換するさまが、ドレスで踊ってるように見えるから、踊り場です



そこからさらに歩いて下りましてやってきましたのが

函館市北方民族資料館


函館市北方民族博物館とフォゼ尾ちゃん

金カムの民の中で話題に上がることが多い、函館市内でアイヌ分野の展示を行われている資料館様です!

館長さんが力を入れていらっしゃるとは存じてましたが入館時のアルコールスプレーが………


確信犯が過ぎるぞこのウパシちゃん

キェエエエエエ(猿叫)

少尉ウパシちゃんで早くも動揺


近くに登れそうな食料庫はないか?

ところどころの展示でさらに動揺……これは刺激が強い


樺太のウイルタのアレじゃん〜

金カムゼミでやった(見た)ところだ〜〜〜!!!


暖かそう

見たことある……


オソマちゃんがビヨーンてしてたやつだ!

これも見たことある……


太鼓叩いて賑やかにすると早く来るんだよね
なんか見たことある光景だねフォゼ尾ちゃん


フォゼ尾ちゃんに映り込みガードをしていただきつつ今回の展示の個人的メインがこちら


貝澤様制作キロランケマキリ


キロランケさんマキリ〜

金カム展でも展示がありましたが館長さんのキャプションによると、拵えが少し違うそうです


あと展示室のユーカラのビデオを観たりもしました

聞き慣れない言葉なのに、とても落ち着く感じがしました

カムイという言葉などは少し聞き取れたので、ゴールデンカムイのおかげです


あとこちら館のポイント

丸くてちっちゃめのドアノブ
休憩室にしっかりおいてある金カム

建築が昔〜〜〜

このタイプのドアノブも好きなんですよね。なんか可愛い


アイヌ文化を十分感じ取りまして、次のスポットに向かいます


だいぶ平らになり、あるきやすくなった街を海の方へ……そして見えてまいりました

赤レンガ倉庫並び、奥に函館山

赤レンガ倉庫


レンガイギリス積み

素人なりに知ってます、この時代の建築はレンガの組み方がポイントです!

長い辺のレンガが横1列に並んで、次の段は短い辺のレンガが1列並んでいます。そしてその次は逆に……etc.

こちらイギリス積みですね!

鉄腕●ッシュで学びました

開国からの文明開化、日英同盟の流れを感じたりします

そして、中も素敵……

天井高い、レンガ+屋根なのシンプル


そんな素敵な建物の中に………

鯉登少尉&月島軍曹フォトスポット



鯉登少尉&月島軍曹

鯉登少尉!月島軍曹!

ツキシマァァァァ!!!と叫びたくなるシーンです

いや本当に良かった……ここで鯉登少尉が止めてくれて良かった……月島軍曹が思いとどまってくれて良かった……涙が……

ハイライト入ったあたりにもうダメだと思いました

でもお互いお互いの思いを受け止めて、一方的ではなく、誠実に支え会える間柄になれたのがこの結果を導いてくれたんでしょうね

身に覚えがあるのですが、やっぱ人間、嘘ばっかついて、歪んでいって、見たいものしか見なくなりますからね

ね、フォゼ尾ちゃん……いや、君の話じゃないよ、飼い主の話だよ、ホントだよ



ともかくこちらで

フォトスポットコンプリート


フォゼ尾ちゃんと!全部まわった!


……終わると思ったか?

残念ながらまだだ


私、ここで思いました。お腹すいたな、と。

私、ここで思いました。ラッピング市電の五島軒様ってレストランだよね、と。

私、ここで思いました。お昼の営業時間ギリギリ間に合うよな、と。

突撃五島軒様


フォゼ尾ちゃんと突撃!五島軒様!

お昼の営業時間ギリのところ駆け込みましてすみません!

お店に還元させて下さい!噂の美味しいご飯食べたいです!

そして出てきたのがこちら





金カム展行く方きこえますか…あなたの心に直接呼びかけています……五島軒様へ……五島軒様へ行くのです…市電広告枠を譲って頂いたご恩を今こそ返す時……帝国ホテル風エビフライ、たくあん付明治カレー、ボルシチ、スーシュカ風クッキー…みなまで言いません…もはや概念コラボ……行くのです……

とツイートしてしまったこの完璧な概念メニュー

反則ですねもはや

我々ならニヤリとしてしまうこのラインナップ

それをひっそりとスタートさせて置いておく、仕事ぶりがさながら都丹さんの様です

いぶし銀の計らい

そんでもって何より旨い

感想を言うのもおこがましい、不順な動機で来店したのも申し訳なくなるぐらいの美味しさです

こんな旨いエビフライ食べたの初めてでした

衣がこまかいので、口当たりがよく、ダイレクトに海老の旨味に届きます

カレーは甘め。

福神漬けじゃなくてたくあんを乗せてくるのを不思議に思えば、浮かんでくるのは土方歳三の不敵な笑みです

これがやりたかったんでしょう……くっ、負けた

ボルシチは初めて食べました。わー赤い。酸味と甘み。メイン食材であるビーツは赤いカブのこととは知っていましたが、自分で茹でたカブとは柔らかさが違いました

スーシュカクッキー、お茶に合う……鯉登少尉のささやきを頭で考えながら食べます

クッキーなのでおそらく本物よりは食べやすいのでしょうが、やはり固め

ポクポクと前歯で噛んで頂きました


店内の雰囲気をもっと感じたかったと惜しみつつ退店。

スタッフの方々の丁寧な接客、姿勢や仕草の洗練さが本当に老舗の高級レストランだと感激しました

機会があったら今度はゆっくりコースを頂いてみたいものです



ラッピング市電を探せ

さてお腹もいっぱい、心もいっぱいになったところで帰り………ません!!!

私はまだ出逢っていません……ラッピング市電に!

初日の優しいお姉さんに出会った時から探していたのです、ここで引き下がるわけにはいかねぇよなぁ!?


というわけで函館駅前広場

飲み物をちみちみ飲みつつ、フォゼ尾ちゃんとベンチに座ります

路線図をみると分かるように、全ての市電は函館駅前を通過します

狙うならこのポイントです

私の中の尾形さんもここしかないと言っています


頭巾ちゃんとの勝負を思い出しつつ忍耐、ひたすら忍耐で動かないこと1時間。


市電来たよフォゼ尾ちゃん!!!


キターーーーーーー!


感激の青の車体

狙っていた他の金カム民、並びに撮り鉄さんと写真撮りまくります

撮り鉄さん「(若い女性が多いですが)皆さんこれを待たれていたんですか?」

私「そうです(早口)」カシャシャシャシャ………

と端的な会話をしながらミッションコンプリート!!!


帰路

これで狼の毛皮ならぬ、金カム写真をもって、本州へ帰れます


函館ライナーを待つ

やりやがった、あいつやりやがった!と自分で自分を褒めつつ新幹線に乗車

大雪山の天然水を飲み、朝にタクシーのじいちゃんにもらったお菓子食べました


こうして私の弾丸旅行は終わりです


新幹線車窓より岩手山



後書き


文体の安定しない、書くのも遅い、テンションだけで書ききった旅行記を読んで下さってありがとうございました

これを読んでくださった方は金カムが好きなんでしょう

そんな方がクスッとでも笑って頂けるところがあったら嬉しい限りです

私もアイヌ文化に実際に触れに行く勇気をもらった旅行として、満足感を感じています

同時に「私の役目は何なのか」ちょっとそんな事を考えたりもしました

山猫の様にどこか満ち足りた顔で終わりを迎えられるのかは、これからの生き方によるのかもしれませんね


さて、最終局面へのアニメも楽しみで、まだまだ金カムから目が離せません

これからも楽しんでまいりましょう!

ではまたどこかで

最後まで読んでいただき、ありがとうございました


平太師匠っぽいお土産

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?