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色んなことが気にならなくなってきた。

1年前は、誕生日をお祝いされないのは寂しいと感じていたけれど、今年は驚くほどどうでも良くなっていた。2018年の1年で私はずいぶん変わったようだ。
それはnoteを始めたことが大きいのかもしれない。

誕生日をお祝いしてもらえないと切ないとか、スキをたくさんもらえないと悲しいとか、PV数が伸びないとモヤモヤするとか、そういうのって別に気することでもないな、とストンと納得できたから。

そういったことからようやく解放されたような気がする。

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1年前、東京に来て丸2年で迎えた誕生日、私は1人で寂しく過ごしていた。大阪の友達からお祝いの言葉が届く中、東京ではお祝いしてもらえないのが悲しかった。

東京では信頼できる交友関係を築けていない自分が、情けなかった。

悲しくて、寂しくて、泣いた。
誕生日に、1人で泣いた。
大阪では割と盛大に祝ってもらっていたので、思い出してしまってちょっとホームシックだったのかもしれない。けれど、誰にも言えなかった。

それなのに、今年は自分でも忘れるくらいどうでもよかった。

昨日と今日で何も変わらないし、親に感謝だけ伝えられたらもうそれでいいもんだと思えた。

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noteはPV数はたまにしか見ないけれど、スキの数はどうにも気にしてしまう自分がいた。少ないと凹んで書けなくなったり。魔女の宅急便のキキが魔法を使えなくなった時のような。


ところが、2月のいつだったか、ある日急に気にならなくなった。スキが70だろうが20だろうが、一喜一憂することはない。というか、多いと単純に嬉しいしありがたいけれど、少ないからといってあまり落ち込むことはない。淡々と、受け止めるだけになった。

今、これだけの人がスキって思ってくれているんだな、ありがたいなぁって。


続けているうちに、いまこの瞬間の数字が全てではないと思ったから。

じわじわ伸びたり、後から気に入ってもらえたりもするから。

日によって見てもらえる数も変化するし、スキと思ってもらえる率も変わる。著しく伸びなくなったり落ちていけば省みたほうがいいかもしれないけれど、日々の移り変わりを気にしていたら疲れちゃう。


そう思ったからか、もう気にならなくなった。

なんだかとっても軽くなった気分だ。



多くのことは、さして気するほどのことじゃない。



#エッセイ #日記  #一喜一憂


サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。