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JCS マスター9位(best16) レシラム&リザードン

こんにちは、コウです。

先日幕張で行なわれたJCSに参加し、9位(best16)という成績を納めることができました!その結果を自分なりに残して起きたい、また応援して頂いた方々への感謝を記したいと思い、昨今の風潮に乗っ取りnoteなるものを書いてみました。またレシリザを握った人間がどのように考えていたのかを紹介したので何かしらの参考になれば幸いです。

では本題に入ります!

1.デッキリストと各カードの採用理由

こちらがデッキリストになります。

・ジラーチ型レシリザを選択した理由

レシリザデは大きく分けて①ブルー型と②ジラーチ型の二種類に大別することができます。ブルー型は無人発電所が無理なく入れられるなどの理由でルガゾロに対して有利を取ることができますが、事故率がジラーチ型と比較すると高く、また1ターン目にカキを使えるジラーチ型に遅れを取りやすいという理由から今回はジラーチ型を採用しました。

・各採用カード

ポケモン計14枚
レシラム&リザードンGX 2枚
このデッキのメインアタッカー。このカードの強さに関しては恐らく周知のなので割愛します。3枚採用か悩みましたが、ミュウツー&ミュウGXが代わりの1枚として役割を担っているため、また初手に来ても手放しで喜べる訳ではないため2枚採用。

ミュウツー&ミュウGX 1枚
何でもこなしてくれる便利なアタッカー。役割はとしては
①相手のデッキタイプが水タイプの時に弱点を補う
②ばくねつスタンプやエナジードライブを使ってレシリザに苦手な中打点を出す
③相手のミュウツー&ミュウGXをワンパンする
④連続して300打点をだす
⑤HAND・LO対策
などかなり多岐にわたる。①、②に関しては書いてある通りです。③に関してもその通りなのですが、これは相手からも言えることです。不注意にミュウツー&ミュウGXを場に出してしまうと相手のミュウツー&ミュウGXにワンパンされてしまうので、出していい相手・場面なのか考える必要があります。④・⑤に関しては後述のリザードンGXの欄で述べます。
役割も多く、強力なポケモンですが、無人発電所やアローラベトベトンで止まってしまうことも注意しなければなりません。

ヒードランGX 1枚
中打点をあたえられ、GX技は青天井、特性も強力とかなり優秀なポケモン。このポケモンのおかげで最悪1ターン目、カプ・テテフにカキを使ってもなんとかなる(時もあります)。1枚でも十分かもしれませんが2枚採用も考えられます。当日の結果の欄で述べますが、個人的には予選のMVP。

リザードンGX 1枚
このデッキのオシャレ枠。魅力的なのは5エネ300点という高火力の通常技と10枚トラッシュのGX技。前者は6エネついたミュウツー&ミュウGXがダブルブレイズGXを使った後にそのまま300点を出せるようになります。これは主にミラー戦で相手に先1カキを使われた時に、巻き返せる可能性となります。(実際にどんな感じになったかは結果の5戦目で記します。)また後者は相手がHANDまたはLOデッキの場合に使用します。基本的にこれらのデッキは山札がかなり薄くなるので、終盤にレイジングアウトGXで相手の山札を10枚トラッシュしてLO勝ちを狙います。(しかし私はこのデッキでLO等のデッキを相手にした経験がないため、実際に可能かどうかは正直わかりません…。当たっても大丈夫という精神安定剤的な側面もあります。)
注意点としてはこのデッキにはリザードンGXをトラッシュに送る方法が多くないので、そのタイミングを逃さないようにすることが必要な点です。

バクガメス 1枚
基本的にレシラム&リザードンがGX技を使った後、もう一回tagteamを倒す必要がある場合に使います。場に3エネついていれば溶接工手張りで300点を出せるため、奇襲性にも優れています。またフーパやケルディオGXの数少ない突破方法にもなり得ます。

フーパ 1枚
相手が特性持ちが多い盤面で相手の小物を倒し行くのに便利なポケモン。特に強力な非GXポケモンのギラティナや水バレットのフリーザーを一方的に倒せる点が強力。またこのカードも数少ないフーパやケルディオGXの突破方法の一つです。

ジラーチ 2枚
言わずと知れた超強力ドローサポートポケモン。初手にくると小躍りしたくなります。本当は10枚くらい採用したいが枠がないため2枚採用。

カプ・テテフGX 2枚
初手カキを決めるために必要なポケモン。先1カキ、先2グズマというインチキムーブを決めるために2枚採用。

デデンネGX 1枚
デッキのドローサポートが溶接工とヒートファクトリーしか存在しないため、どうしてもドローしたい際(特に1ターン目にカキを打ちたいため)に使います。しかし不用意に出すと負け筋が増える上に、使っても解決しないことが稀に発生するため過信は禁物。

マーシャドー(やぶれかぶれ) 1枚
デデンネと同様緊急時のドロー兼相手を事故らせる役。先1やぶれかぶれ耐性はこのデッキはかなり高いので、手札によっては積極的に狙いにいくこともアリ。またとデデンネ違って手札をトラッシュしない所も便利です。元々2枚採用していましたが1枚ミステリートレジャーになりました。

マーシャドー(リセットホール) 1枚
デッキリストを見てわかるとおり、序盤に無人発電所を張られるとかなりきついです。そのため無人発電所をはがすために1枚採用。また相手も炎デッキの場合、自分で張ったヒートファクトリ◇や巨大なかまどをはがすために使うこともあります。


グッズ計20枚
ハイパーボール 4枚
ポケモン何でも持ってこれる超便利カード。1ターン目にカキを打てる確率を上げるために4枚採用。

プレシャスボール 4枚
1ターン目カキの可能性を多いに上げたおそろしいカード。このカードが初手に2枚あるだけでほぼやりたいことができます。これも1ターン目にカキを打てる確率を上げるために4枚採用。

ミステリートレジャー 1枚
ミュウツー&ミュウGX、バクガメス、カプ・テテフ、マーシャドーとアタッカーからサポートポケモンまで幅広く持ってこれるカード。複数枚採用することもアリですが枠がないため1枚採用。

こだわりはちまき 1枚
ヒードランGXにつけるとデデンネがワンパンできたり、バクガメスにつけると必要エネルギーが1枚減ったりします。しかし元から割と高火力がでるデッキなので使わない場面も存在するため1枚のみの採用。

エスケープボード 2枚
基本的にジラーチが逃げる用に1枚使いますが、ジラーチを2体使うことは稀なため、もう一枚はカプ・テテフなどにつけて逃げエネを節約します。

ねがいのバトン 1枚
恐らくこのレシリザデッキ特徴の一つでもあるねがいのバトンの採用。このデッキにはヒードランGXやバクガメスが採用されているため、場にエネルギーを残すことによってそれが勝ち筋になる時が多々あります。そのためのねがいのバトンの採用です。レシラム&リザードンGXかヒードランGXに張ることが多いですが、よくある(自分の)ミスとして相手のサイドが3枚以下の時にレシラム&リザードンGXに張ることが挙げられます。意味がないので気をつけましょう(自戒)。だからと言って適当にカプ・テテフに張るとエスケープボードが張れなくなって困るなんてことが起こるので張る先はちょっと考えた方がいいです。

ぼうけんのかばん 1枚
上述したポケモンの道具を持ってきつつ、山札を圧縮できるため採用。

フィールドブロアー 1枚
主に無人発電所やジラーチのエスケープボードを割るために使います。また対パンプジン戦では必須カードになるでしょう。便利なカードではありますが、今大会で一番使わなかったカードだと思うので別のカードに差し替えるべきかもしれません。

リセットスタンプ 1枚
このカードの強さはほぼ全員が経験していると思うので割愛します。2枚採用したいので、フィールドブロアーをリセットスタンプにして2枚採用にすればよかったかなと思います。

ポケモン入れ替え 2枚
おそらく他のレシリザデッキに比べて入れ替え系のカードが少ないと思いますが、2枚で割となんとかなりました。

ほのおの結晶 2枚
1枚だとデデンネでエネを切りすぎたり、ヒートファクトリー◇を使いすぎたりするとエネルギーが足りなくなるので2枚採用。


サポート計10枚
カキ 2枚
どんな試合でも3枚以上は使うことは無いので2枚採用。2回使うことはあります。

溶接工 4枚
このデッキで数少ないドローサポート。1ターン目にカキが成功すればエネ加速に使うというよりもドローに使います。後攻では相手によっては溶接工、手張り→ダブルブレイズGXを使うことも視野に入ります。

グズマ 3枚

言わずもがなの強サポートカード。相手のベンチにメタモンやユキワラシがいるときは積極的に倒しに行きたいので3枚採用。カキを使うためにサポートにタッチするカードが豊富なため、グズマもかなり簡単に使うことができます。

アセロラ  1枚

特に超バレットなどの対非GX戦で光るカード。攻め手に困った時に壁にしたポケモンを回収して1ターン稼ぐなど使い方はケースバイケースです。

スタジアム 計4枚

ヒートファクトリー◇  1枚
エネルギー1枚で3枚ドローはかなり便利だが、使いすぎるとエネルギー不足になるのでご利用は計画的に。

巨大なかまど2枚
もちろん炎エネルギーを2枚持ってこれる点も強力だが、好きなカードをトラッシュできる点も強力です。特にこのデッキでは数少ないリザードンGXのトラッシュ方法です。

無人発電所 1枚
前日に急遽入れたカード。JCS前日にえづさんのルガゾロにボコボコにされ、ルガゾロに有利が取れないということに気付き、ルガゾロに対して少しでも勝率を上げるために入れました。しかし自分のデッキも特性持ちのGXポケモンが多いため、出す際はかなり注意が必要です。

エネルギー

基本炎エネルギー 12枚
多分この枚数が安定だと思います。

2.当日の結果

予選、本戦の結果を簡単に示します。
(しかし緊張等で、特に本戦は記憶が定かではなく、曖昧な結果報告となりますがご容赦ください。)

DAY1
1回戦 vs.プテラジュゴン 先攻 6-2 勝ち
  初戦でガチガチの中、じゃんけんで無事勝ち先攻をとる。相手ジラーチ、自分はヒードランGXでスタートする中、初手にプレシャスボールが2枚あったためレシラム&リザードンGXとカプ・テテフGXを持ってきて先1カキチャレンジ成功。相手も返しの後攻1ターン目にパウワウ、メタモンを並べつつ、化石研究所でプテラ(非GX)を並べる。その後こちらはヒードランGXで後ろのパウワウやメタモンが育ちきる前に倒し、相手もこちらのヒードランGXを戒めのほこらとプテラで倒してくる。しかし相手のエネルギーがうまくつかず、こちらはアセロラなどをはさみつつミュウツー&ミュウGXでばくねつスタンプを打ち続けて勝ち。

2回戦 vs.レシリザ    先攻 6-0 勝ち
 運良くまたしても先攻スタート。デデンネGXスタートするも、トップでプレシャスボールを引き、手札のカキと併せて先1カキチャレンジ成功。相手も負けじと後1カキでレシラム&リザードンGXにエネルギーをつけるが、先攻2ターン目にグズマを使い、相手のベンチのエネルギーのついたレシラム&リザードンGXをダブルブレイズGXで倒すという、対レシリザとして理想的な動きに成功。その後はなし崩し的に相手のポケモンを倒して勝ち。恐らく先攻後攻が逆だったら立場は逆転していたと思われます。

3回戦 vs.ルガゾロ    先攻 6-3 勝ち
 先1カキってずるいよねと思いつつ、3度目の先1カキチャレンジ成功。その後相手が展開仕切る前に相手のメタモン、ニャース、ゾロアークGXを倒す。その後ルガルガンGXにデスローグGXを使われ、レシラム&リザードンGXが倒されるも、ねがいのバトンでエネを移したバクガメスに溶接工で2エネ張ってばくふんしゃで勝ち。

4回戦 vs.化石バレット  後攻 1-6 負け
 ここで初めての後攻スタート。相手のメタモンスタート、ネストボールでジラーチという動きで頭に?が浮かぶも、その後のリーリエで化石研究所を出されいろいろと察する。せめてプテラであってくれと願いつつも、化石研究所からプロトーガを並べられる。エネがつく前に倒そうと考えるも、こちらはレシラム&リザードンGXにあまりエネルギーがつかないなど事故り気味。そのままレシラム&リザードンGXがアバゴーラに倒され、そのまま順当に負け。ただこの相手の方は最終体に7-2でtop64に入られていたのでオポーネントは助かりました。

5回戦 vs.レシリザ    後攻 1-6 負け
 食後で気合いを入れるもじゃんけんに負け、その上デデンネGXスタート。相手は先1やぶれかぶれからのカキでレシラム&リザードンGXに手張り込みで5エネつけるという最強ムーブ。その後自分は「言うてグズマ持ってないやろ」という甘えた考えをし、ベンチに溶接工、手張りで3エネつけたレシラム&リザードンGXに3枚エネをつけて準備する。しかし案の定、相手にグズマ、ダブルブレイズGXと言われレシラム&リザードンGXが倒される。
 (こうなった場合、基本的に「ミュウツー&ミュウGXで6エネつけてダブルブレイズGXを使い、その後リザードンGXのぐれんのあらしでtagteamを2体倒す」、もしくは、「ヒードランGXかレシラム&リザードンGXに6エネをつけてGX技を使い、その後バクガメスのばくふんしゃでtagteamを2体倒す」の2パターンほどしか勝ち筋は残っていません。この試合では私は前者を選択しました。)
  次の自分の番、こちらのジラーチを壁にしつつ、ミュウツー&ミュウGXに手張り+カキで5エネをつける。相手にジラーチをそのまま倒され、次の自分の番。ミュウツー&ミュウGXに手張りをし、6エネをつけてダブルブレイズGXで相手のレシラム&リザードンGXを倒す。相手はベンチに育っているレシラム&リザードンGXがいて、こちらのベンチのデデンネGXを倒すためにジラーチのねがいぼしでグズマを探しにいくもグズマを引っ張ってこれなかったが、絶望の無人発電所を張ってターンエンド。次の自分の番でグズマは手札にあったので、無人発電所をはがせれば勝ちだったが、フィールドブロアー等を引っ張ってこれなかった。次の相手の番に相手にグズマを引かれ負け。個人的には予選で1番接戦だった試合。この相手の方も最終的に8-1でtop64に入っていたのでオポーネント的には助かりました。

6回戦 vs.サナニンフ   先攻 6-0 勝ち
 先1カキチャレンジに4回目の成功。ユキメノコ等が出てこなければいいなと祈っていたら相手が事故っていたらしく、エネがつかずネストボールでムウマを呼んで番を終わる。そのままダブルブレイズGXなどでサナニンフを2回倒して勝ち。

7回戦 vs.ルガゾロ    後攻 6-3 勝ち
 ごめんなさい、記憶が定かではないので省略させてください。

8回戦 vs.ウルネク    先攻 6-2 勝ち
 こちらジラーチスタートで、相手ウルネクスタート。先攻1ターン目で相手がウルネクであったため、レシラム&リザードンに溶接工手張りで3エネをつけて番を返す。相手は若干事故っていたらしく、マーイーカがあまり並ばず、番を返される。そのままウルネク、カラマネロと倒していき勝ち。

9回戦 vs.レシリザ    先攻 6-2 勝ち
 こちらはレシラム&リザードンGXスタートでカキ、エネともに手札にあったため手張り、カキで番を終える。相手はボルケ二オンスタートでベンチのレシラム&リザードンGXにフレアスターター等で4エネつけて終了。次の自分の番、プレシャスボールとハイパーボールでカプ・テテフGXとヒードランGXを持ってきて、グズマで後ろのレシラム&リザードンGXを引っ張り、ヒードランGXに6エネを移してGX技で倒す。あとはそのまま押し切って勝ち。

DAY2
1回戦 vs.ブラッキーフーパ 後攻 3-0 勝ち
              後攻 6-0 勝ち
 いろいろと奇跡的な試合。前日にtop64に入った際に、ブラッキーフーパが本戦に1人か2人存在しているらしいということは知っていましたが、「63分の1か2なんか踏まない踏まない」などと話していました。見事にフラグでした。
 試合としてはシンプルに相手の事故に救われました。1試合目は相手のポケモンが並ばず、ブラッキーとフーパを倒して相手の投了。2試合目は相手のポケモンは並ぶが、エネとサポートが引けず、相手は技を打てずに番を返し続ける。その間、こちらのフーパで80点ほどを与え続けて勝ち。本当に運が極まっていないと勝てないマッチングでした。
 お相手の方はコロンさんというyoutuberの方で、とても楽しい対戦でした。おそらく回りと比べても良い意味で異なる雰囲気で対戦できました。


2回戦 vs.ルガゾロ       後攻 6-0 勝ち
                後攻 6-3 勝ち
 ごめんなさい。この試合も記憶が定かではないので省略させてください。

3回戦 vs.ゾロアーク      後攻 4-6 負け
              先攻 6-5 勝ち
              後攻 0-3 投了
 本戦1の接戦。
 1試合目は相手はウツギ博士で展開し、自分は溶接工でレシラム&リザードンGXにエネをつけるという比較的お互い理想的な立ち回り。その後こちらが攻勢となり、サイド2-5とかなり有利な対面になるも、その後リセットスタンプを打たれると同時にレシラム&リザードンGXを倒されるもというかなり厳しい状況に。そのままこちらが巻き返す手段を引くことができず負け。
 2試合目もこちらは先1カキ、相手も再びウツギ博士とお互い上々なスタート。こちらが相手のメタモンやユキワラシを倒している間に相手にサイド先行されてしまい、4-1に。しかしここからデデンネGXでリセットスタンプや無人発電所、溶接工など必要な札を全部引くなどの奇跡的な回りをし、逆転勝利。
 3試合目。相手はまたまたウツギ博士でポケモンを展開する中、こちらはフーパスタートし手札には溶接工やエネばかりという軽く事故状態。ハイパーボールが1枚あったため、デデンネGXになんとかしてもらおうとデデチェンジを行うも、再び手札が事故を起こす。そのまま押しきられ、時間もなくなってしまい負け。
 本当にこの試合は接戦で、自分のプレイングミスなども自分としては少なかったつもりですが、相手のデッキ構築やプレイングが上手く、負けても悔いは残らない試合でした。

3.少しだけ考察

カキを使うか溶接工を使うか
 このデッキのエネ加速の手段であるカキと溶接工にはそれぞれのメリットがあります。とはいえ1ターン目にはカキを使うことが多い中、たまに溶接工を使う場合があります。その例を挙げておこうと思います。

①手札にエネルギーが多く存在している時
 1ターン目にカキを使うことが多い理由としては、「エネが多くつくから」という単純な物ですが、手札にエネが多く存在している時は1ターン目と2ターン目にどちらも溶接工を使えばカキと同じだけのエネルギーをつけることができます(もちろんカキを使えば2ターン目のサポート兼が自由になりますが)。また手札にエネが多く存在している時はえてして事故っている時が多いです。そのため少しでもドローしたいため溶接工を使います。

②後攻で相手のバトルポケモンを倒したい時
 先攻では技が使えないためカキを使うことが多いですが、後攻では技が使えるため3エネでダブルブレイズGXを使うときもあります。そのような時は相手のバトルポケモンが
・草タイプのtagteam
・ウルトラネクロズマGXやレックウザGXなど青天井の打点を出すポケモン
・メタモン◇やユキワラシ、ヤドンなど
・非GX主体のデッキ(特にジラーチ)
の時が多いです。草タイプのtagteamに関しては3枚サイドがとれるためです。青天井のポケモンに関してはレシラム&リザードンGXをワンパンしてくるため、早めに処理しておきたいからです。メタモン◇などの理由も同様で、弱点を突いてワンパンしてくるのを防ぐためです。話がずれますが、このデッキを使う場合、相手のメタモン◇は少し無理をしてでも倒しに言った方がいいです。基本的にメタモン◇はやっかいなポケモン(ユキメノコ、ベトベトン、ペルシアン等)に進化するからです。非GX主体のデッキに関してはサイドレースで勝てないので早くサイドを取りに行きたいためと、GX技を使うタイミング(取っておく意味)がないからです。特に相手のジラーチは相手の重要なドローソースになるため早い盤面で倒しておきたいです。最初はジラーチにダブルブレイズGXを使うことに躊躇してしまいますが、使いましょう。

先1カキについて
 今の環境ではレシリザは1ターン目にカキを使うことのハードルがとても低くなっています。実際にこのデッキではおそらく70~80%の確率で1ターン目にカキを使うことができ、もはや1ターン目にカキを使うことが理想というより、使えないことが事故というレベルです。そのためこのレシリザがはびこる環境では1ターン目のカキに対抗する手段を考える必要があります。(自分は結果の5戦目に示したような手段しか考えつかず、結局レシリザにはレシリザをぶつけるしかないという結論に至りましたが、twitter等囁かれているように下に示したような可能性のあるカードもいくつかあるようです。誰か画期的な案を思い付いたら教えてください。)


4.謝辞

 今回、予選を突破し、DAY2に進出した際にtwitterで応援していただいたましろさん、りんじーさん、ライさん、リョーガさん、ルキエさん、かちょさんやしーとさんなどを初めとした多くの方々、また会場で応援していただいたあきさん、みっきーさん、てしろんさんや朗さん、2日間行動をともにしていただいたおださんや、じゃすさんそして前日から3日間ずっとお世話になり続けていたえづさん。本当に皆様には感謝しかありません。best16まで残れたということももちろんとても嬉しいことですが、皆さんに応援していただいたことが何にも代え難く嬉しいです。ほんとうにありがとうございました!




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