#1097 腹をくくる

初めて、担当を割り振られて
右も左もわからず
先輩、リーダが言われたままのことを
ひとまずこなし
これができていない、
あれができていない。
いつまでにやるんだ。
と小突き回されて
やっているうちに、
だんだんわかってくる
人のやっていることの
いいところ、悪いところもわかってくる
ある時が来たら、こうやってやろうと
ストックしていく
ある時、機会が訪れる。
お客様に今までやってきたものを
説明する会があった。
自分以外、なぜか、お腹が痛くてこない。
振り返ってみると、普通延期しそうなものだが
どういうわけか、
自分一人で説明をした記憶がある。
腹を括って説明に挑んだ遠い記憶が蘇る
嫌な態度をとる人もいれば
救ってくれる人もいる
お腹が痛いと、こなかった奴もいれば
話を聞いてくれて、こうしよう。ああしよう。
といってくれる人もいる。

外に放り出されて、訳もわからんうちに
ひとまずやってみた
小突き回されながらも
俺がやるんだ。と腹をくくった。
やっているものには必ず終わりがきた。
だから、早くやらないと打ち切られる。
そう思い詰めたが
精一杯やったら、
あとは、なるようにしかならない。
そう考えると、
思い詰められた気持ちが
ふっと楽になった

追い詰められれば、その人の本性が出る。
きつければ、きついほど
そんな時ほど、笑顔を忘れずにいたい

教訓
自分でやってやる。と腹をくくる