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遂に来た決勝戦!優勝したのは...

前書き

こんばんは、こーうです!投稿遅れましたごめんなさい!!!2週間くらい空きましたが今回は秋季IVC決勝戦のレポートをまとめていきます!
オフライン初日を終えて各チームに見つかった改善点、どこが勝つのか全く分からないオフライン2日目!数々のドラマと名試合の末に優勝したのはどこだったのでしょうか!!!
それでは、秋季IVCオフライン決勝開幕です!!!(まじで遅れてすみません)

気になる試合のアーカイブはこちら

出場チーム

AXIZ WAVE
Crest Gaming
SCARZ

敗者ブロック決勝戦 AXZ vs CG

前日は宿敵ZETAに勝利しプレシーズン最下位から破竹の巻き返し!ビッグウェーブを起こし続けているAXZ!対するは今大会トップクラスである圧倒的ハンター力を持っているこのチーム!前日は振るわなかったもののここで勝利して決勝まで返り咲きたいCG!
非常に面白い試合が展開されました!試合結果はこちら!

AXZ   CG 
3-6
5-5
2-7

ハンター陣の奮闘もあり勝利したのはCGでした!今大会を象徴するCGの両ハンター、やはり圧巻でしたね...
AXZも何とか食らいついたもののここに来てのサバイバー陣の乱れ...惜しくもここでの敗退となりました。

第1セットは軍需工場、前半戦のCGハンターSurume選手は十八番の彫刻師をピックしました。初動の流れを掴んだのは間違いなくAXZだったでしょう。ポストマンtuna選手の素晴らしいチェイス、ほぼ3台分の時間を稼ぎます。しかし飲み込まれなかったのはハンター側、1人飛ばしたあとの残り1台、特質を異常に切り替えての解読機守りへと転換します。そして決め手となったのは素晴らしすぎた象形墓場、たった12秒しかないチャンスを逃しません。負傷を増やしてそのまま4人吊り、Surume選手がまずは最高のスタートを切りCG鯖へと繋ぎます。
そして後半戦。1人逃げればいいCGは4吊り力があまり高くないマリーを呼ぶための爆速構成。そして対するAmanya選手は魂をかけてあまり爆速を得意とはしない夢の魔女をピックしました。初動こそハンターペースで囚人を仕留め切ります。しかしさすがの爆速構成、囚人飛び時に残り1台まで一気に解読機を持っていくと残り1台もほぼ寸止め、解読圧にも屈さずに3人通電を果たしました。しかし夢の魔女、3寄生、鬼没、引き留める、これだけの条件があってただで終わるキャラではありません。通電後の白熱した立ち回りで残る2人のサバイバーをダウン、4吊りまで見える展開を作りましたがここは心理学者のamam5選手。落ち着いて立ち回って何とか逃げ切ることに成功、3人吊りとなりました。
これにより第1セットはCGが獲得しました。

第2セットは永眠町。前半戦のAXZハンターAmanya選手は破輪をピック、ぶっ壊しました。粘着に来たオフェンスの攻撃をぬらりくらりとかわし切ると残り4台でのポストマンの飛び、サバイバーは解読をうまく進めることができませんでした。これが永眠町の破輪だといわんばかりの試合、見事に4吊りで後半戦へ向かいます。
後半戦のLatty選手、4吊り必須の中ピックされたのは彫刻師。ファーストチェイスで素晴らしすぎるワンプレーを見せました。1.5負傷状態の電車に乗った患者、普段なら安全に次の駅まで行ける電車ですが、彫刻師は石像によって降ろすことができます。しかし難易度は非常に高く、ましてや発車している状態だとさらに難しくなります。しかしそこを強制的に降ろさせたLatty選手、患者を仕留め切りました。なかなか中国IVLのハンターをもってしても決めれない素晴らしいプレーを見せてくれました。そして試合後半の1人吊られている場面。銃を先打ちした空軍に対して咄嗟に興奮に変える判断で救助狩りを決めて一気に試合を決定づけたLatty選手、見事に求められていた4吊りで返しました。

第3セットは月の河公園。前半戦でAmanya選手は彫刻師をピックしました。先ほど同様オフェンスの粘着をうまくいなして試合を有利に展開していきます。試合が動いたのは中盤、1人飛ばした後の立ち回りでした。ここでダウンまでもっていかれなかったサバイバー、全体負荷をうまく解消して有利展開へと持っていくことに成功します。結果は見捨て通電からの引き分け、勝負の行方は後半戦に持ち越しとなりました。
そして迎えた後半戦、引き分けで勝利のLatty選手は漁師をピックしました。空軍とのファーストチェイスでは銃を撃たれながらも湿気でダウンを取り切るとその後は空軍を逃しません。ロングワープ、画家の絵と逆転要素を1つずつ無力化していきます。ただサバイバー側も画家のNyan選手のセカンドチェイスが伸び3人通電を迎えます。サバイバーは何とか3人逃げないといけない場面、しかし漁師は再び絵の無力化、そして引き留めるが終わった後の救助場面で見事に救助狩りを決めました。結果は4吊り、CGに勝利をもたらしました。

惜しくも敗れてしまったAXZ、しかしプレシーズン最下位からここまで勝ち上がってきたその姿は素晴らしかったです!!COA5にも期待しましょう!

決勝戦 SZ vs CG

再びのマッチになったこのカード、BO3→BO5と変わった中両者どういった戦略を組んできたのでしょうか?そして2ヶ月ほど続いたこの秋季IVCの頂点に立つのは一体どこになったのでしょうか!気になる試合の結果はこちら!

CG   SZ
3-6
3-6
5-3
2-7

両ハンターが暴れに暴れたこの決勝戦、優勝を見事に決めたのはSZでした!!おめでとうございます!

第1セットは永眠町。前半戦のCGハンターSurume選手は彫刻師をピックしました。先程4吊りを決めているノッていたSurume選手でしたがSZは何もさせません。占い師soar選手のチェイスを祭司のSinami選手が補助、救助も確実に決めてあっという間の通電。引き留めるが無かったハンターはサバイバーの姿をただ呆然と見つめるしかありませんでした。こうしてSZの4人逃げで決勝戦は幕を上げました。
後半戦のSZハンターMiraiK選手、彫刻師をピックしました。ここで4逃げを求められていたサバイバー、真価を発揮します。ファーストチェイスはオフェンスCF選手。チェイスを伸ばしに伸ばして十分な暗号機のアドバンテージをかなり獲得しました。対する彫刻師も2回目の存在感Max状態のキャンプでは負傷をしっかり入れましたが2人救助に来ていたサバイバー、リスクを最大限にケアしていました。そして迎えた4人通電、冷静に自衛手段のない心理学者を追い切ったMiraiK選手、確実に1人吊りを果たしました。これにより第1セットはSZが獲得しました。

第2セットは月の河公園。前半戦でCGのLatty選手は彫刻師をピックしました。そして素晴らしすぎた彫刻師、暴れます。始発で祭司を見つけるというあまりいいスポーン運ではなかったもののジェットコースターを上手く対処してその後もワープキャンセルさせると祭司の即ダウン、やりたいことをさせません。しかし通電前は耐えきったSZサバイバー、引き分けのペースを作りあげました。がしかし通電後、アイテムのなかった傭兵を即ダウンさせると盤面は一変。瞬間移動で心理学者もダウンさせきりました。結果は3人吊り、素晴らしいバトンを渡します。
そして後半戦のSiLia選手、破輪をピックしました。そして夏から大きく躍進を遂げたこの男は止まりません。患者に幸先よく日本の針を付与させるとオフェンスの粘着も興奮で対処、非常に早い試合展開を繰り広げました。そして患者が飛んだあとの立ち回り、唯一の無傷だったポストマンとのチェイス。ここでは興奮による鈍足の無効化で即死を取る事に成功します。こうなると破輪の独壇場、一気に崩したハンター。結果は4人吊り、SZが王手をかけました。

3セット目は軍需工場、前半戦のLatty選手は漁師をピックしました。そしてまたしても練度の高い漁師を見せたLatty選手、水の淵を上手く操り囚人を湿気ダメージ→通常攻撃で即死させます。飛びきったあとの患者とのチェイスでは存在感MAXなのを活かしてサバイバーに何もさせません。通電後も湿気によって傭兵のダウンを取りきり中間待機していた患者も持ち前の機動力で発見、ダウンさせました。これにより3吊り、Latty選手は止まりません。
後半戦のSiLia選手、使徒をピックしました。初手はかなり使徒が有利に出れる調香師、相性そのままに早めのダウンを取ります。2回目の救助もさせずにいい展開を作っていたハンター、しかしサバイバーも解読は着々と進めていました。鬼没採用のために機動力がなかった使徒、救助狩りも挟めなかったからには引き分けが精一杯でした。この引き分けによって第3セットはCGが獲得します。

そして第4セット、聖心病院が選ばれました。前半戦のLatty選手、久しぶりにガードNo.26をピックしました。そしてこれまた練度が高い...初動の調香師をものの数秒でダウンさせる圧巻の爆弾精度を見せつけます。またもや3吊り以上か、そう思われたサバイバーを救ったのはチームリーダーの心理学者Sinami選手でした。上手く爆弾を避けながらチェイスをのばし通電間近まで稼ぎきります。その甲斐あって結果は引き分け、Latty選手の猛攻を何とかしのぎました。

そして後半戦。SiLia選手はここでかつての相棒である黄衣の王をピックしました。そしてその実力を見せつけます。空軍追いの途中に補助に入った調香師を触手から鬼没でダウンまで持っていくとそのまま地下吊り、ペースを握ります。そして2回目の救助シーン、患者に凝視をつけたと思えば凝視による攻撃ではなくあえて距離の離れた触手を倒してダメージを与えるとそのまま救助狩り。全員が負傷しているながらも引き分け必須なサバイバーは救助に行かざるをえません。しかしそこの芽も摘み取る傭兵の救助狩り、最後は空軍を鬼没で仕留めて見事に4人吊り。2台残しての圧巻の勝利を決めました。
これにより優勝を決めたのはSCARZ!本当におめでとうございます!!!

ちょいコラム〜黄衣の王〜

お久しぶりのコラムのお時間です。お元気いかがですか?

今回は黄衣の王ことハスター君です。この子って沢山ドラマ起こしてますよね?そんなハスターくんについて本日はお話していきます。

巨大ペンチ、チェイスルート封じ、DD力、それが黄衣の王ではないでしょうか?環境の荒波に揉まれながらも今も尚多くのファンがいるこのハンター、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか?大会をメインに見ていきましょう!

黄衣の王って大きくわけて2つの時期があるんですよ、今の時代と同じ能力の時期とこの調整が来る前の時期のふたつですね。調整されたのはだいたい2019年IVCの前くらい?どちらの時期も黄衣の王は私たちにロマンを見せてくれました。

調整前の1番のハスターロマンは個人的にはCOA2世界大会での1戦。日本代表FDこと第五神格チームと欧米代表のAOことAlpha&OmegaチームのBO3、湖景村での試合に遡ります。この試合日本代表のFDサバイバーをAOハンターのRockson選手の黄衣の王が壊しました。全員救助狩りしたんです。最強ハンター?ちなみにRocksonまじでかっこよかったです。気になる人は当時のアーカイブをぜひどうぞ!
それで当時のハスターと今のハスターがどれくらい違うかっていうと、触手を倒すモーションが当時はほぼないです。存在感2のスキルである凝視も今のように任意で倒せない代わりに自動で周りの触手が勝手に倒れます。これだけ聞くとめちゃめちゃ強そうじゃないですか?実際ここだけ見ると割と強いんですよ!ただ今と1番違うのは触手を生やすスキル、ここが大問題!当時のハスターって任意で触手出すの存在感1にならないとできないんですよ。え、弱くないですか?(しかも20秒のCTつき)一応時間経過でサバイバー近くに触手は生えるものの...ね?
しかも今より足が遅いんですよ!最高に使いにくい!でも救助狩りだけは最強!こんな感じのロマンキャラだったわけです。

そんなハスターにも転機が訪れます。そう、COA2が終わったあとのIVC前のお話です。大幅な強化を受けたハスターは一躍環境キャラに、2019年のIVCでは血の女王と共にピック率の1位2位を占めました。黄衣の王はこのままCOA3までは魔女、女王に次ぐ3キャラ目として多くピックされ続けます。ちなみにSiLia選手が有名になったのもこの頃、リフィ杯っていう大会の第3回。エキシビジョンマッチで現ZETA DIVISIONのあっと選手、どりす選手、はめつ選手、現SCARZコーチのあまつか選手という当時最強メンバーに対して0BANで4吊りしちゃったんですよね、えぐくないですか?この後長らくALC戦隊のハンターとしてSiLiaさんはメキメキと頭角を現すのですがそれはまた別のお話...

それ以来大会に出てくることが少なくなった黄衣の王、しかしドラマは多く見せてくれます。COA4予選の謎のハンターYESによるプロチームWeiboへの4吊り。COA3の4吊り必須を求められた中、当時の日本最強ALに4吊りを決めたよつさん。同じくCOA3で初戦傭兵BANハスターという当時の異端を世界に見せつけたしりあ選手。2020年夏IVLでDOU5ハンター东玄がプレーオフに出した秘密兵器であった黄衣の王。色々とドラマがあったわけです

しかしそんな黄衣の王の出場機会は減るばかり...中国の大会であるIVLで最後にハスターが出てきたのはそれこそ恐らく2020年夏のプレーオフで东玄が使ったのが最後?(とりのこしあったらすみません!)日本でもCOA4予選では現AXZのivory選手や現SZのtaku選手、SiLia選手などが使ったのを最後になかなか出番が減ってたわけです。その理由は弱体化、様々な細かいところできつい部分が出来てしまったわけですね。(夏のプレシーズンでもピックされてるのは弱体化パッチ前だからでございます)

そんな黄衣の王というロマン砲が今大会で元々日本一のハスター使いと呼ばれたSiLiaさんの手で頂点に輝いたこと、間違いなく日本の第五史に残る瞬間だったでしょう!本当に素晴らしすぎる試合をありがとうございました!(これコラム...?ただの老害語りコーナーになってない?)

あとがき

秋季IVCお疲れ様でした!多くのチームがドラマを作り、人々をわかせていて盛り上がっていたのではないでしょうか?
そしてSCARZの皆さん、おめでとうございます!!!世界大会で日本の強さを見せつけてきてください!!!

そしてほんとにしりあさんの最後の最後のハスターピックからの4吊りはやばかった...!老害のあたしは患者の救助狩りシーンを2019年IVCで同じ椅子で同じくゴルド選手を救助狩りしたシーンと重ねちゃったりして...こういう時の予想外のハスターっていうのも多キャラ使いの魅力ですよね!さすがは日本一の多キャラ使い!個人的には夏あそこまで不調だったのにここで息を吹き返したのほんとにすごいなぁ...って

次はCOA5の日本予選ですね!一体どこが勝つのか、今から楽しみですよね!残るひとつの枠を争いどこも仕上げてくると思います!まずはこの星稼ぎの期間、どこも頑張ってください!

秋季IVCレポートはこれで最後です!見てくださった方本当に感謝しています!ありがとうございました!また何か機会があったらこちらで会いましょう!それではここまでのご閲覧ありがとうございました!

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