見出し画像

ブロック戦3日目、因縁の対決始まる

前書き

こんばんは、こーうです。ブロック戦一週目の最終日、AブロックとBブロックの試合がありました。一部では因縁の対決とも言われている第一マッチ、そして両者ハンター一人体制の中戦うFLとWWの第二試合。一体どうなるのか!そして今日でブロック勝ち抜きを決めるチームは現れるのか!それでは今日も見ていきましょう!

試合のアーカイブはこちら

出場チーム紹介

Aブロック
AXIZ_WAVE
CrazyCrazy

Bブロック
FENNEL
WastelandWeeds

Aブロック CC vs AXZ

Aブロックのこの試合。因縁の対決とも呼ばれたこのマッチアップでしたが一体どうなったのでしょうか?そして、勝利すれば勝ち抜きが決まるCCは今日でベスト8トーナメント進出を決めることができたのでしょうか?気になる試合の結果はこちら!

CC   AXZ
3-5 
4-4 
4-4 

両者均衡した試合が続き、最初のAXZサバイバーの3逃げが大きく試合に影響する結果になりました。
初戦のマップは月の河公園。ここまで温めてきたCCハンターのHasha選手が満を持して登場します。夢の魔女をピックしたHasha選手。しかし魔女の難しい月の河公園、初動で追ったオフェンスNyan選手のナイチェもあり終盤こそ上手く暗号機を守りましたが、結局4通電3逃げという結果になりました。
後半戦引き分けで良かったAmanya選手は破輪をピック。こちらもオフェンスIKEBEを追いますが素晴らしい対破輪チェイスを見せ4通電ペースを作りました。しかし、救助シーンで解読機によったことやボロなし救助で2回早めの救助になったことで事態は好転。異常もぶち込んだAmanya選手、通電後に心理学者も仕留めて何とか引き分けを取り1セット目を先取するのでした。

2戦目は軍需工場、連戦登場のHasha選手はあの伝説の血の女王を出しました。初動こそお散歩したものの機械技師を見つけワンミラーでダウンを取ると、試合後半は分けを取るためのとっさの異常が刺さりしっかり引き分けに抑えました。
後半戦のAmanya選手は彫刻師ピック。オフェンスとのファーストチェイスは両者1歩も譲らない素晴らしいチェイスでした。試合中盤に存在感maxになると崇高の形が火を吹きます。圧倒的な練度で通電前、通電後と1人ずつ吊り引き分け、第2セットは引き分けとなるのでした。

3戦目も軍需工場。前半戦魔女メタの構成に対してAmanya選手はガードNo.26をピックします。初動の心理学者に対して圧巻の爆弾精度でダメージを蓄積させ、リモート爆弾を起爆!...したタイミングで配信が止まり中盤の試合内容がないですこの試合()リモート爆弾強かった...結果的には引き分けという形になりました。
後半戦交代して出てきたCCリーダーの1484選手は夢の魔女をピックします。3吊り必須の場面でAXZサバイバーが耐えしのぎました。心理学者、ポストマンのスーパーチェイスで初吊りで残り2台。解読機こそ守られたものの中盤上手く立ち回り0寄生3通電を迎えられました。こうなると魔女為す術がなく2人逃げ。3セット目は引き分けでしたが初戦のポイント差によってAXIZ_WAVEが勝利しました。

MVPは初戦でスーパーチェイスを見せ、その後も頭角を表し続けたNyan選手が獲得しました。あのチェイスによって掴んだと言っても過言ではない3人逃げ、後半にも響いてきて非常に重要なものになったと思います。素晴らしかったです!!

Bブロック FL vs WW

既に一勝しているFLと初登場のWW。ハンター1人という厳しい状況の中どれだけの活躍を見せてくれるのかというこのマッチアップ。なんともすごい試合になりました。気になる試合の結果はこちら! 

FL    WW
7-5 
5-5 
5-7 
4-4 
時間勝負によりWW勝利

延長戦までもつれにもつれた結果WWが見事に勝利しました。いやこれまじ凄いです

初戦の舞台は聖心病院。WWハンターRose選手はガードNo.26のピックをします。患者とのファーストチェイスでしたがここを上手くいなして理想的な対患者チェイスを見せてくれました。試合終盤の正面合戦を新規を回すことで制したFLサバイバーが3通電2逃げとまずまずの結果を残しました。
後半戦のFLハンターnoNino選手は彫刻師。暴れました。この試合は後で詳しく解説するので敢闘賞コーナーでお願いします。素晴らしすぎる4人吊りでした。

2戦目の舞台が中華街。前半戦のnoNino選手は機械技師いる中彫刻師をピックします。初動こそ伸ばされたもののパペット分の存在感も溜まっていたことであと少しで存在感2になるところ。解読進捗は厳しかったものの特質【異常】が刺さりまくります。通電の遅延とタゲチェンによってチャンスを自ら作りだし圧倒的なガラテアパワーで4人吊りという最高の結果を残しました。ホントはこの試合も解説したいくらいだけどさすがにふたつはきついです...
後半戦のRose選手、4吊り必須という鬼きつい盤面でした。1人でも逃がしてはいけない、そんな中選ばれたのは再びガードNo.26でした。初動はこれまた厳しいものでした。左右の患者から瞬間移動した先にポストマン、しかもこのポストマンがチェイスの伸びること。初吊りで残り3台の解読機が全て50%ほど回っている非常に厳しい状況でした。しかし救助に来た傭兵へ3つの爆弾で1.5ダメージ、続く患者のリカバリーもあるダブル救助ではボロのある傭兵をダウンさせポストマンの即トンネル即飛ばしに成功。一気に流れを掴みました。そこからはワンミスも許されない中傭兵を吊り切り2人のサバイバーを追い詰めて完璧な展開で、これぞボンボンという怒涛のキャンプシーンでの逆転力で勝利を、チームを救う4吊りを見せました。マジこれ凄いのでアーカイブ見た方がいいです

3戦目選ばれたのは永眠町。WWハンターRoseはここで夢の魔女をピックします。依然ポイント差は厳しかった中再びRose選手は吠えました。爆速という魔女があまり得意としない構成に心理学者も入っている地獄のような魔女不利構成、これを逆手に取るような戦い方を見せました。機械技師とのファーストチェイスではオリジナル→犬ダウンという理想のチェイスを見せると解読圧に囚人寄生。技師はトンネルしてそのまま飛ばしきりました。この時点で全てのサバイバー立て直しが終わっていましたが、長期戦の爆速が少し脆くなる瞬間を逃しませんでした。電車にも恵まれ患者を座らせるとワチャワチャしつつも解読を回させず残り2人、通電もサバイバーは何とか迎えましたが既にジリ貧の中できることはなくダウン。再び、4人吊りを果たすのでした。
後半戦のnoNino選手は引き分けは取らないといけなかった場面。結魂者へと思いを託します。相性が比較的悪い祭司を初動で追う展開にはなり、稼がれはしましたが解読機に寄せての吊り。また、2回目のキャンプシーンで既に1.5負傷の傭兵のダウンを取ると事態は一気に好転します。新規で回していた2台の解読機をトレインによる高速巡回で守る体制を取ると患者へ狙いを定めます。瞬間移動のCTも上がりかけの所、蜘蛛糸によるダウン通電をさせると即ダウン。患者を吊ることが出来ました。しかしこの後の瞬間移動の読み合いを制したのはWWサバイバーでした。ポストマンの希望の手紙でゲートを早く開門し傭兵も一目散に走っていく、これによって延長戦突入が決まるのでした。

延長戦の舞台は赤の教会。前半戦noNino選手は漁師をピックします。ただ少し初動で技師を探しすぎてしまったが故、解読機の進みは早く厳しい初動でした。しかし2回目のキャンプシーン、地下グレイスの強みを存分に活かすと湿気ダウンによる無硬直通電を迎えるかと思いました。しかしサバイバーも落ち着いていて、ボロタイ中の距離の離れたタイミングでしっかり通電させると通電後は機械技師が粘り4通電3人逃げを果たしました。
後半戦のRose選手、再びガードNo.26をピックします。初動で見つけたポストマンへ幸先よく0.5からの通常攻撃で1.5ダメージ与えると鬼没でのダウンを取り、残り5台でポストマンを座らせることが出来ました。しかし傭兵への無傷救助を許してしまいポストマンにもボロ中に教会内へ入っていかれてしまったボンボン、ここから地獄をみます。バッツマンの粘着によりポストマンにもがかれると、二の舞にはならないぞとバッツマンへターゲットを変えました。しかし仕留めきれず傭兵へタゲを変えるも解読は進み患者とバッツマンの2人救助によって通電を迎えました。引き止めるを採用していたRose選手、鬼没で患者のダウンを取り1人確実に吊りました。試合自体が長くなったRose選手の功績は非常に大きく試合時間での勝負の結果、見事にWWが勝利しました。

MVPは文句なしのRose選手です。チームを逆転まで導きnoNino選手とのハンター合戦に見事勝利しました。これまでの大会ではあまり奮っていなかった分、今回の大活躍は非常に印象的でした。おめでとうございます。

今日の敢闘賞はこの人!☆

惜しくも負けてしまったチームから敢闘賞と題して素晴らしい試合を紹介するこのコーナー、今回はFENNELのnoNino選手が見せた病院ガラテアの4人吊りを紹介します。

BANはサバイバーへの2BANのみといった所、機械技師のBANをした後WWサバイバーはオフェンス、占い師のピック。その後祭司をBANすると患者、ポストマンをピックされました。左下採用の瞬間移動ガラテアでどう立ち回ったのでしょうか?

小屋下に沸いたnoNino選手は小屋に向かう道中で強ポジへ向かうオフェンスを確認、患者とのチェイスに入ります。院内へは行かれたものの患者についたフクロウを殴り、2階にいる誰かを確認しに行きました。この時に正面の暗号機を執拗に確認しているのが視点から見て取れます。2階にいるサバイバーをここでポストマンと確認したnoNino選手。板に合わせて0.5ダメージをポストマンに与えました。そして正面の解読機が揺れたタイミングで瞬間移動をすることで、これまでの状況とサバイバーのスポーン位置から占い師の位置を特定しチェイスに入ることができたのでした。
サバイバーとしては既にフクロウがない占い師が正面を回してしまったことが完全に悪手になったワンシーンでした。せめて特質が判明していれば...というところはあります。でもこれ観戦画面だから分かることで試合中にこの正面の解読機の揺れをしつこく見るってのはnoNino選手流石だな...と初手から驚かされました。

瞬間移動後即通常攻撃で1ダメージを与えたガラテア。占い師は院内へ逃げますがフクロウもない中ガラテアに持つ訳もなく0.5ダメージからの通常攻撃でダウンを取られてしまいます。石像によるルート制限、石像の出し方がほんとにお手本レベルに上手かったです。そしてこの通常攻撃でのダウンというのがこの後の試合展開に直結してきます。というのも占い師のダウンを仮に石像で取っていたらこの時点で存在感がmaxにならず崇高の形が使えなかったんですね。ここで初手吊りの時点で存在感が溜まりきったというこの事実がほんとに初動こそ長くなったものの4吊りをするという展開を作りました。

占い師を地下に吊り指名手配の着いた先は患者。象形墓場を的確に出して崇高の形を2回当てて即座に負傷させます。オフェンスの地下から出てくるタイミングを見計らった素晴らしいタックルもあり無傷救助こそされましたが、即トンネルには成功しました。そしてDDを防ぐためにオフェンスは地下に残るのですがこれすらもnoNino選手は利用しました。

前提としてボロのある可能性を持った患者が救助前に負傷したことでサバイバーは占い師の見捨てかオフェンスによる確定救助という2択しかありませんでした。しかしnoNino選手、オフェンスが地下に潜ったことで地下からなるべく離して強ポジの椅子へ吊る判断をしました。これにより既にボールを消費していたうえ、距離も離されたオフェンスは確定救助に来れずnoNino選手のマップコントロールによる占い師の吊り切りとなりました。

そして1人飛ばしてからの立ち回り。患者とポストマンを追いたいところですがあえてオフェンスを探しています。仮にダウンを取れるとその後の展開、負傷したサバイバーが救助に来ることが出来なく解読圧にもなるからです。ただ、オフェンスはまだボールもある状態、このセカンドチェイスが伸ばされれば通電も有り得ました。しかしnoNino選手、崇高の形が冴え渡っていました。わずか5秒で無傷のオフェンスをダウンまで持っていきました。挟み込みからの合体という黄金ルートをこの精度で決められたらそりゃ伸びません。圧倒的パワーを押し付けてました。

この後はもうほぼ詰め将棋でした。救助に来れず残る2台の解読機もまだ進みきっていない、そしてポストマンも患者もダメージを負っているというサバイバー絶望的状況。ここも抜かりなくポストマンへ1.5負傷を作ってから患者へ瞬間移動しハッチ位置も確認。逃げ出せないサバイバーは為す術なく4吊りされてしまいました。

観戦で見ていて思ったこと書くだけでこれだけあるんですよ?noNino選手やばすぎませんか?ほんとに凄すぎたので今回敢闘賞という形で紹介させていただきました。いやほんと語彙力無くなるほど凄かったです...

ちょこっとコラム 結魂者

コラムって言葉を思い出せずに書き出した秋IVCシリーズの記事。思い出したから使っちゃう小学生理論です。あたしもまだ少年の心を覚えてるみたいですね。ふと気になったキャラクターとかをサクッとまとめるこのコーナー。
本日のお話は結魂者、noNino選手がピックされていましたね?このキャラクターがあの盤面下に置いて最適解に近かったっていう個人的な考えを書きます。

最近の大会環境下において結魂者は非常に再評価されています。「え?」と思う人も多いかもしれません。ただ、中国IVLを見てみると夏に比べて格段に結魂者のピック率が上がっているのです。もちろんガラテアや破輪といった他の環境キャラに比べると...という感じではありますが前半戦のピック率は6位と割と高いように感じませんか?
この結魂者再評価の流れには大会環境の移り変わりに理由があります。
大会環境という面で、最近は非常にハンターが苦しい展開が多いです。逆にサバイバーは有利な展開が多いです。つまりあたしは「今大会は特にサバイバーが勝てるチームが優勝できる」と思っています。ハンターは引き分けを最低限取りたい中、白羽の矢が立ったのが結魂者だったわけです。
また、今大会から新たに中華街が選択マップに入ってきたことも大きいと思います。比較的このマップで試合を有利に進めることができる結魂者は、中華街においてメタの一角を貼れる非常に重宝されるべきキャラクターだと言えます。FLは中華街のピックが多い印象があるので、そこで強い結魂者をnoNino選手が練習しているのは真っ当ですよね。
それに加えて、現在のランカーの多くが結魂者環境の時にハンターをやっていたことで慣れがあること、比較的どのマップでも立ち回りやすいといった器用な点が再評価に直結しているのかなと思います。
この先結魂者はどれだけ大会で活躍するのでしょうか?以上、ちょこっとコラムでした。この先も何かあればここを使わせていただきます。

感想!ハンターの凄さとは

初戦、2戦目と激戦が続いてました!凄かった!まずはCCとAXIZの因縁マッチでプレシーズン苦しんだAXIZが念願の勝利を上げたところ!まじAXIZさん復調の兆しを見せていて良かったです!サバイバーの安定感増してた!それで2戦目、FLストレートかなって思ってたらめっちゃ逆転してる!?ってなったあたしの気持ちまじで返して欲しいっすいや嘘そんなことないです。大会で苦しんでいたせれん選手がここに来て底力見せて進化し続けてるのがほんとに凄い。しりあさんにしろショータさんにしろ挫折って人強くさせるんだなって思っちゃったな...凄かった
来週でグループ戦も終わります!応援しているチームの生き残りかかってるけど来週も心臓壊しながら楽しんでいきましょう!今回は以上です!ありがとうございました!

次週 

画像1

Cブロック 
ZETA_DIVISION vs 月華戦隊

Dブロック
NamelesS vs SCARZ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?