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神VS神1曲目の話

神VS神初日に行って参りました!前評判を軽く超えてくる内容。まさに神。
明日もあるのですが、1曲目が衝撃的すぎたのでそれだけ感想書きたいと思います。

まず予想段階。

20周年のanniversaryということで、ライブ自体が10年前の10周年でやった「東京ドーム」。そして2DAYS。「神VS神」と題して2日間、一部内容を変えて神セトリにするというものでした。
10周年のドームライブがレア曲満載だったので、そっちへの期待もあったのですが、たくさんの人に楽しんでもらうというコンセプトの下、代表曲全部やる!というのが公言されていました。

そして話は1曲目になりますが、10周年はJazz up。ポルノの1stオリジナルアルバム1曲目でスタートするという熱い展開でした。
過去のロマポルを振り返るとーー
'06 タネウマ
'08 ライオン
'09 Jazz up
'11 君は100%
'11-12 サーベス
'14 アポロ
'16 ハネウマ(アコースティック)
'18 キング&クイーン

06はハネウマの年でカップリングスタート。11の君は100%、18のキング&クイーンは当時の最新曲(たぶん)で、1発目にふさわしい明るい応援歌。
08、09、11-12、14、16は、16のハネウマこそ少し時代が違いますが初期の名曲からスタートする形でファンの心をくすぐるものでした。

では、今回は…。11、18の例で言うとVSが1曲目なんですが、これはもう異論ないと思いますが本編ラストに持ってきます。

そうなると、初期あたりの名曲。かつ、20thanniversaryということで恐らくアップチューンでスタートすると予想。
デビュー曲アポロが有力か…
ジレンマとかネガポジでアホスタートもあり。
イメージはPURPLEでMアワーとかハネウマで一気にスタートとかもおもしろい。

それに加えて冒頭書いた「たくさんの人に楽しんでもらう」という命題の下で有名な曲をチョイスし、かつファンの死角を突くハネウマライダー(通常ver)でどうだ!!!

…というのが僕の予想でした。笑

明るい会場に響くファンファーレのような音。
そのまま、派手な演出もなく堂々と登場する2人。

2人ともギターを構える。これはハネウマでもMアワーでもない。
な、なにが始まるんだ??
高まる期待、メンバーが登場するだけで狂喜し、熱に冒されるスタジアム

そしてそれは唐突に。
激しい音もなく、ボーカル昭仁、ギター晴一が画面に大きく映し出され、綺麗なコーラスはゆっくりと、しかし力強く始まった。

狂喜する声が満ち溢れてた
立ち向かうように髪を振り乱し
「その拳突き上げろ」と唄う
あのロッカー、まだ闘ってっかな?

一曲目は「プッシュプレイ」でした。

本当にいろいろと考えたのがアホに思えるくらい、一曲目として最高でした。
そもそもとして、僕はこの曲をライブで聞いたことがなくて、ロマポル06の、あの映像をもう何度も何度も見て、しまいにはライブで見たことがあるんじゃないか?と錯覚してしまうくらいになってました。

演出も最高でした。
プッシュプレイの醍醐味であるかっちょいいロックを、冒頭のフレーズではあえて隠し、2人の表情をしっかりと映し出し、力強くその言葉をなぞり、綺麗なコーラス。

もちろん、08のライオンはめちゃくちゃかっこよかったし、09のJazzupはうれしかったし、11-12のサーベスも衝撃的でした。

それを上回る。
20周年という節目を迎えてVSという曲ができて、あの日の自分と比べてどうだろう?とデビュー当時を比較して歌い、
当事はまだ「あのロッカー」を目指す側だったのかもしれない。見る側だったのかもしれない。まだまだ浅かったのかもしれない。
ただ、確かに歩んだ20年。ポルノグラフィティができてからという意味では25年。

噛み締めるように。

あのロッカー、まだ闘ってっかな?

神VS神、20thanniversary、開幕。

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