AI疲れ

時の流れに身を任せるのが最近疲れて来ました。

私が日々利用しているツールの中で、AIの影響をもろに受けているとわかるものが二つあります。
TwitterとAmazon プライムです。

最近この二つが急激に変化を起こしました。

前者の仕様変更はよくありましたが、直近の変化は目まぐるしく、AIさんは何を学習して私にそのツイートを見せてくるのだろうと思うことが増えました。
後者も同様に、私が見聞きしたものに類似したものをご提供いただいているのですが、私が欲しいものとは合致しません。

このようなささいな「違う、そうじゃない」の積み重ねはAIだろうと否定を繰り返すことになるので、私の心は疲弊します。

とりわけ困ったのは後者の方です。
私は好きなアーティストの音楽をかけて運転するのが好きです。
アーティストしばりで、時にはアルバム指定で再生していても、全く知らない似たような楽曲をいきなり再生され、誰?!知らない!何が起こった?!私が聞きながら運転したい曲ではない!と、意識を運転以外に削がなくてはならず、支障が出ました。
これは他の時にも起こり、集中して細かな作業をしている時に知らない曲がかかって意識を削がれることもしばしば。
だんだん音楽を聞く習慣がなくなりました。

音楽を聞かないのであれば映像を何か流そうと思ってみたものの、AIがおすすめするどれも見入ってしまう作品ばかりで、軽い気持ちで見られるものがありません。

このようにして、AIからの提供を素直に受け入れられなくなってきたのが疲労の原因です。

AIはとても便利で、自分の知らない発見や知識をたくさん与えてくれて感謝しています。
その反面、それだけを受け入れると別の側面を見逃すのも事実。
情報操作もプログラム側が制御すればいくらでも可能です。(それを利用したものがペアレンタルコントロールかと)

良い面も疲れる面もあるAIはこれからもっと、目に見える形で増えていくと思います。
上手に付き合い、情報の真実と自分の意思にしっかり向き合う必要があるなあと思う昨今でした。
 

追記:
夫にAI疲れを相談したところ、「分析させないように設定しようか?」と言われました。
つまり、AI疲れはこちらが分析させているから。
灯台下暗しでした。

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