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#92 殺してもいいんじゃないかなぁ

なにが殺意じゃ!

ヤツの嘘で、
本当に殺されるところだった、と思ったことは、
無免許でずっと私を助手席に乗せていたこと。

まさか!です。

私だけではなく、
甥っ子はヤツと二人で遠出をしたこともあります。
本当に恐ろしいです。

警察にもチクりましたが、現行犯でない限りそれで捕まえることは出来ません…。

この頃のことを思い出すと吐きそうになります。

本当に殺したかったし(それは今も変わらないけど)、
どうしたら刑務所に入れられるのか、ということばかり考えてました。
(これも今と変わらないけど笑)

『ブラックリスト』というアメリカのドラマに、
レイモンド・レディントンというおじさまが出てきます。
この世に存在する悪行の全てに手を染めてきたような人ですが、
私は彼が大好きです。
もし、彼が味方だったら、
私に襲いかかるどんな災難も、
そんな事が起きようとしていた事さえ気付かないうちに、
なかった事にしてくれるでしょう。

私を傷つけた人間には、
毛穴という毛穴から得体の知れない水分が吹き出るほど、
精神的にも肉体的にも立ち直れない制裁を与えてくれるでしょう。
私の気が収まる方法で解決してくれるはずです。
レディントンはそういう人です。

ここ何ヵ月か、
密かにレディントンを探しています。
正直「殺人サイト」を検索したこともあります。
人はこうやって追い詰められていくんだな、と怖くなりました。

『辟易する』
当時ヤツが気に入って使っていた言葉です。
カッコいいと思ったんでしょうね。
『辟易します』ぅて言ってる自分、イケてるって。

こんな下らない人間を殺って罪に問われるとか、
もっと下らない。
殺すのやーめた!

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