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コツケンジャーナル12月号
完全にまとめるの忘れていたらもうはや1月も9日…
まとめておくと後から自分でどこにいても引っ張ってきて確認できるので、12月分もちゃんと一応まとめておこうと思います。
12月は色々抱えていた学術面でのタスクがありあんまりルーティンで朝一本読むってことができなかったので穴がちらほらありますが、
余裕のある時にやるってぐらいが継続のコツだと思うので、そんな形で今後もゆるくやれたらいいなぁ…と思ってます。
基本的な流れとしては
1Tweet目:メインの論文引用ツイート
2Tweet目:引用論文の研究限界と感想、引用元のURL
こんな感じです。
気になったものはちゃんと論文に目を通すのを推奨します!
バックナンバーはこちらから↓
歩行速度
歩行速度向上を考えるならどこの筋力が歩行速度に強く関わるのか知ることは大事
— コツケン@PT (@kotukenpt) November 30, 2021
Uematsuらは健常高齢者を対象にレッグプレストレーニングを行い歩行速度の向上にどの筋力向上が関連しているか検討し「股関節伸展・足関節底屈筋力が歩行速度向上に関連」と報告。
2つのアクセル筋評価・介入は重要そう
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) November 30, 2021
サンプルサイズ少ない
ADL評価はしていない
生体力学的評価はしてない
サンプル少なく重回帰分析等は行われていないのが残念ではありますが、臨床上すごく参考になる研究ですね!方法論も面白いです!https://t.co/0zDqtnK9JB
高齢者の歩行速度低下の原因は股関節か?足関節か?個別性もあるとは思いますが傾向を知っておくのは大事
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 1, 2021
Silderは若年者と高齢者の歩行時の関節モーメント&筋力&仕事量を比較し「股関節運動制限よりも足関節の弱さが歩行速度の加齢変化に影響」と報告。
足関節機能は最初に着目したほうがいいかも
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 1, 2021
矢状面は見ていないので前額面、水平面の変化はわからない
深層筋等の関与は検討できていない
股関節角度や筋力も人によっては重要ではあるでしょうが、傾向としては足関節機能の関与が大きそうなのは覚えておいても損はなさそうです。https://t.co/25VQv5NO5W
調べれば調べるほど歩行速度への足関節底屈筋の関与が浮き彫りになりますね…
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 2, 2021
Kulmalaらは歩行、ラン、ダッシュ時の関節モーメント&パワーを年齢別で比較し「膝のパワーに差はないが、足関節レベルで加齢変化が著明」と報告。
歩行速度向上を考えるなら足関節はマストですね
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 2, 2021
対象者は機能高い男性→一般化には注意
推定筋力値を用いており筋電図は使ってない
歩行速度研究では前額面の検討が少なめですね。引き続き探してみます。https://t.co/hT3pI25XbD
加齢に伴う歩行速度に関する面白い総説論文
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 3, 2021
【ポイント】
・歩行速度は医療費や死亡率にかなり影響
・歩行速度低下には足底屈筋力や股伸展可動域等が影響するという報告多いがどーもそれだけじゃ説明つかない
・最近の研究の結果、アキレス腱線維束間の滑走低下や動的バランス低下等の要因も絡んでそう
★引用論文の限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 3, 2021
アキレス腱線維束の滑走低下や動的バランスの関連は認められているが、因果関係。介入可能性は不明。
今後の研究が待たれる。
加齢性の歩行速度低下を網羅的に説明してくれているので読んで損はないかと思います!https://t.co/mhM7Mo9B3I
バランス
高齢者のバランス能力には何が影響しがちなのか?人にもよりますが傾向を知っておくのは重要。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 5, 2021
Muehlbauerらは健常高齢者のバランスと筋力の関連を調査し「2要因には関連なし。バランスはバランス、筋力は筋力で評価、介入すべき」と報告。
筋トレやってりゃいいとはいえないですね。
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 5, 2021
身体機能高い人だけが対象。
有疾患者には一般化できないかも
サンプルサイズ比較的少ない
限界でもありますが、有疾患者や、低活動なライフスタイルを呈してる方では話が変わるかもしれないですね…ここ興味あります…https://t.co/CHA5vtFXaY
骨折・疼痛とQOL
脊椎圧迫骨折患者さんのQOLは下がりがち。どうしたら挙げられるのか考えるのは回復期では超大事な視点です。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 7, 2021
Umeharaらは日本の圧迫骨折患者を対象にQOLに関わる要因を調査し「認知機能、破局的思考、膝伸展筋力がQOLに影響」と報告。
身体機能だけでなく心理社会要因にも介入すべきですね
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 7, 2021
抄録しか見れず対象人数。多変量解析の説明変数。病期がわからず…
本文が見た過ぎてたまらない…買うしかなさそうですね…←https://t.co/bwxJTaZaT6
大腿骨骨折後はQOL下がりがち。何が影響しているのか…?
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 8, 2021
Vanらは股関節骨折後1年のQOLに影響する要因を調査し「フレイルの程度はQOLに独立して影響」と報告。
フレイルをいかに改善するかが鍵になりそうです。
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 8, 2021
合併症等は考慮していない
対象が高齢者であるため想起バイアスが影響
フレイルは包括的な概念なので、やっぱりQOLを考えるにはフレイルを紐解く必要がありそうです。https://t.co/HaaEXdyQBI
疼痛
僕も経験がありますが骨折の痛みは尋常じゃない。骨折に関わるPTは骨折痛の機序を詳しく知っておいてもいいかも
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 11, 2021
Stefanieらは骨折痛の機序を総説論文にて
・侵害受容器の機械的変形
・炎症による感作(閾値低下)
・神経線維の異所性発芽
・中枢性感作
が原因。と報告
そりゃあ何しても痛いわけだ…
レビューのなかでNSAIDSは骨折痛に使われること多いけど骨癒合遅延する可能性あると記載あり。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 11, 2021
結構みんな飲んでますよね…
とはいえ痛いのは死活問題なのでそういった副作用のない薬の開発が待たれるところですhttps://t.co/HuvG9waYUv
腰痛の改善にはやっぱり心理社会要因の変化が間に入ってきそう.
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 12, 2021
Coronadoらは認知行動理学療法の効果を示した研究の2次解析にて腰痛患者の疼痛改善に何が媒介しているか解析し「自己効力感と運動恐怖感が疼痛強度の改善を媒介していた」と報告.
身体も心もよくできるようになりたいものです
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 12, 2021
媒介効果を検出するにはサンプルサイズが少ない可能性
破局的思考等も影響している可能性
因果関係は不明
PTは運動を通じて、OTは作業を通じてチームで心理社会要因の改善を目指せると素敵ですねhttps://t.co/UbZANm5azc
慢性痛には破局的思考等の心理社会要因だけでなく、高次脳機能も関わるかも…?
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 16, 2021
Giustiらは膝や肩などの整形術後患者の3ヶ月後の痛みを予測する要因を検討し「破局的思考とTMT-Aによる注意機能が予測因子」と報告
面白い結果ですね!前頭葉機能の重要性が垣間見えます
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 16, 2021
脳血管疾患等の既往は加味されていない
3ヶ月後のフォローアップ時の減少率が高い→選択バイアスの可能性
前頭葉機能は下行性疼痛抑制系に関わるといいますが、それが疼痛慢性化の予測因子になり得るとは・・・面白い!https://t.co/UJsyDGpmnd
中枢性感作が疼痛に影響するのは明白ですが、その評価方法であるCSIは25項目と長い…
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 19, 2021
そんな中Nishigamiらは9項目からなる短縮版CSIの信頼性を検討し「CSI-9は信頼性高い。10-19点は軽度、20–36点は中程度/重度」と報告
簡便ですし評価はマストですね!
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 19, 2021
研究対象が20ー80歳と広い→でも年齢とかは疼痛の影響与えてない可能性は統計上検証している
単一のクリニックにおける検証
CSI-9、いつもお世話になっておりますm(_ _)mhttps://t.co/SLk3SbfEvo
疼痛とそれに伴う心理社会要因を改善するために何をすべきか…
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 21, 2021
Bonatestaらは腰痛の破局的思考と運動恐怖感を改善するための痛みの神経生理学教育(PNE)と運動療法の効果について8つの研究をメタ解析し「PNEと運動療法は腰痛の疼痛&心理社会要因を改善する可能性ある」と報告
ここは抑えておきたい…
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 21, 2021
RCTの数が少なく、それぞれのRCTの質も中~低であるためエビデンスレベルは低い
2021年10月にでたシステマティックレビュー!
これは中身のRCTまで読んでおきたいですね…https://t.co/QJ8ScVidw1
疼痛の神経生理学教育(PNE)についての総説論文発見
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 22, 2021
徒手療法とPNEの併用はいいのか悪いのか?そんなテーマを中心に深堀りされています。
痛みに関わる理学療法士の方々は一見の価値ありな気がしてます!https://t.co/zIIjFoVB51
腰痛患者に対し運動だけでなく疼痛神経生理学教育(PNE)を加えるのはもはや必須…?
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 23, 2021
Malflietらは腰痛患者さんに対するモータコントロールEx(ME)とPNEの併用効果を他施設間RCTにて検討し「対照群に比べ疼痛強度や中枢性感作等が有意に改善」と報告。
方法論も参考になる研究です!
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 23, 2021
痛みに対する内分泌系の評価はされてない
対照群がME単体群やPNE単体群は用意されてない
多施設間で無作為で、盲検化もされていて…
なかなかできないですがいつかやってみたいですね…←https://t.co/Rj8PrfAY0F
腰痛患者に対し運動だけでなく疼痛神経生理学教育(PNE)を加えるのはもはや必須…?
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 23, 2021
Malflietらは腰痛患者さんに対するモータコントロールEx(ME)とPNEの併用効果を他施設間RCTにて検討し「対照群に比べ疼痛強度や中枢性感作等が有意に改善」と報告。
方法論も参考になる研究です!
腰痛患者に対し運動だけでなく疼痛神経生理学教育(PNE)を加えるのはもはや必須…?
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 23, 2021
Malflietらは腰痛患者さんに対するモータコントロールEx(ME)とPNEの併用効果を他施設間RCTにて検討し「対照群に比べ疼痛強度や中枢性感作等が有意に改善」と報告。
方法論も参考になる研究です!
老化=腰痛とご高齢な方は思いがちですが、そんなことないということを再教育するのは大事かも
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 26, 2021
Louwらは腰痛歴約15年程度の高齢者50名を対象に腰痛と老化に関連がないことを再教育することの効果を検討し「再教育により腰痛強度や恐怖回避思考が軽減した」と報告。
しっかり真実を伝えるのは重要ですね
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 26, 2021
無料部分は抄録のみ。方法論の詳細不明
表を見る限りそこまで大きな疼痛の改善ではない
前後比較でありRCTではない
長期効果は不明
ある意味、患者さんの考え方の否定になるので伝え方は考える必要がありそうですがチャレンジする意味はありそうですhttps://t.co/gkzn7cu7N7
疼痛への治療をする上でNRSの臨床的に意味のある最小差(MCID)を知っておくのは重要。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 27, 2021
Salaffiら(2004)とJohn(2001)らはNRSのMCIDをPGICを外的指標として検討し「2点がNRSのMCID」と報告。
適切な効果判定のために覚えておく価値はありそうですね
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 27, 2021
Johnらの論文は抄録のみ
PGICは主観的な改善度を示すもの。客観的指標を外的指標としているわけじゃないので主観によるバイアスはあるかも
MCIDは臨床はもちろん研究結果の解釈にもつかえるので大事ですね…https://t.co/h548CkzYhxhttps://t.co/AvFjvnaoOO
認知行動理学療法
認知行動療法のエッセンスを加えた理学療法の実践は有用かも…
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 13, 2021
Archerらは脊椎術後患者を対象に認知行動理学療法(CBPT)を行ったRCTにて「通常教育群に比べCBPT群では有意に疼痛強度や身体機能,QOLが改善」と報告.
こりゃあ習得する必要がありそう
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 13, 2021
追跡が6ヶ月と短い。それ以上の効果は不明
研究対象者は全員運動恐怖感が初期に強いもの→一般化には注意が必要
方法論も細かにのっていますし熟読が必要そうです。
日本で学術的にやっている人はいるのでしょうか??https://t.co/BBZCegXVUU
PTも電話等を使ったリモートでのフォローは有効な場合があるかも…
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 14, 2021
Davidsonらは認知行動療法に基づく理学療法(CBPT)を下肢外傷患者に対し退院後に電話で行うことは可能か検証し「電話でのCBPTは実施可能であり自己効力感の向上に有効」と報告.
こうゆう取り組みが実現したらいいなぁ
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 14, 2021
パイロットスタディーでありサンプルサイズは少ない
必要な人にはこういうフォローアップを当たり前にできるような環境になったらとてもいいですねぇ…
退院後の生活も知れるしWinWinhttps://t.co/Y657P4eape
栄養
大腿骨骨折においてリハ栄養はやっぱり超重要。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 15, 2021
Inoueらは大腿骨骨折者の臨床転機に栄養状態等が及ぼす影響と栄養介入効果を示した研究をメタ解析し「低栄養、フレイル、サルコペニアは臨床転機に強く影響し、集中的な栄養介入は有用な可能性あり」と報告。
組織として取り組む必要がありますね…
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 15, 2021
介入研究はまだ少ない
方法論ばらつきある
今後の研究が待たれる
リハ栄養はMADE IN JAPANですがまだ医療全体には広まってはいない印象…まずは当院のお医者さんに深く知ってもらえるよう末端からなにかできることがないか、栄養士さんと考えよう。https://t.co/NKBKsUzY8P
PTと患者さんの関係性
患者さんとPTの関係性はやっぱり治療効果にも影響を及ぼすみたい
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 17, 2021
その上でKeeffeらは患者とPT間の関係性による相互作用に影響を与える要因を検討した論文をまとめ「PTの対人スキル、PTの実践スキル、患者中心のケア、環境要因が影響」と報告。
リハ効果を最大化するにはこれらを考える必要があるのかも
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 17, 2021
治療の具体的内容は加味されていない
治療内容が関係ないことを示唆するものではない
実際に臨床転機にこれらの要因が影響するかはわからない
これPTの卒後教育の根拠にもできるような研究ですね…
いいものみれた…https://t.co/LK8WPxFyuu
プレゼンティーズム
疼痛に対する神経生理学的教育(PNE)は職場におけるヘルスケアでも重要かも。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 19, 2021
Imaiらは日本の痛みを有する医療従事者を対象にプレゼンティーイズム(画像参照)に対するPNEの効果を検証し「運動とPNEの組み合わせはプレゼンティーイズムに効果あり」と報告。
これは面白い!上司と共有しよう… pic.twitter.com/CShYP9Y757
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 19, 2021
盲検化できなかった
運動のみ群がいない
単一の病院での対象
日本での結果ですし!自分の病院にも一般化できそう…
いやー感動した!https://t.co/14dIIzQgI7
腰痛いけど無理してでも仕事しなきゃ…という状には恐怖回避思考が絡んでいるみたい
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 20, 2021
Tsuboiらは日本の腰痛を有する高齢者介護労働者を対象にプレゼンティーイズムと恐怖回避思考の関連を調査し有意に関連(比例オッズ=1.10)と報告。
職場のヘルスケアを行う際には考えなきゃですね。 pic.twitter.com/P0mqm1zawq
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 20, 2021
抄録しか見れず…
職場の腰痛予防に少し踏み込んでいる身としてはかなりホットな話題!
プレゼンティーズム、今後研究が進んでいきそうhttps://t.co/zC6yFdimWX
姿勢
姿勢には運動連鎖も大事ですが最終的には姿勢制御が優先されそう
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 28, 2021
Tateutiはラテラルウェッジ(LW)にて踵骨外転を徐々に強くした片脚立位時の姿勢を計測し「LWにより運動連鎖と一致した下肢体幹の動きが見られたが、10°以降は体幹が立脚側に傾斜した」と報告
姿勢見る上で示唆に富みまくりな研究です!
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 28, 2021
健常人での計測
サンプルサイズが28名と少ない
運動連鎖では説明のできない姿勢を呈している場合には、何らかの要因で側圧中心が安定性限界を超えそうになっちゃったからそれに適応するように姿勢を変えている。みたいな解釈もできそうです…https://t.co/u2pBvc9C80
筋トレ
股関節骨折後はやっぱり集中的、かつシステマティックに股関節外転筋攻めてもいいのかも。
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 30, 2021
Stasiらは股関節骨折術後患者に対する集中的な股関節外転筋筋力Exの3・6ヶ月後の効果を検討し「介入群で有意に機能的転機は改善」と報告。
ある種ルーティン的に取り入れてもいいのかもしれません
★引用論文の研究限界:
— コツケン@PT (@kotukenpt) December 30, 2021
筋力評価は徒手筋力計のみ
外転筋は機能的転機の影響要因の一部。解釈には注意
自主トレが可能な患者さんであれば早期から指導するのがいいのかも
個別介入ではちょっとリスクの伴うレベルの高い歩行・バランスExをやる。みたいなのがいいのかなhttps://t.co/wMDx1al9iD
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