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お笑いライブ・「浅草お兄さん会」で覚えていること

片づけしていたら懐かしい物が出てきた。
「浅草ファイト」
浅草キッド主催ライブ・浅草お兄さん会がいよいよ最終回を迎えるとの記事

浅草お兄さん会を知ったのは
高田笑学校を見に行ったときに貰ったチラシだった。

浅草お兄さん会を知るきっかけとなったチラシ


初めて見に行ったのは確か1999年ごろ。
ライブ主催者でMC、浅草キッド目当てだった。 
初めて見に行った回は、浅草キッドが漫才をやっていたのを覚えている。

出演者は浅草キッド以外全員初見。
マキタスポーツさん、ハチミツ二郎さん、米粒写経
ニトログリセリン(阿蘇山大噴火さんと三平三平さんのコンビ)
スピークイージー(ガンビーノ小林さんとアル北郷さんのコンビ)
ロマンポルシェなどはみんな怖かった。見た目も雰囲気も。
怖いと思う人に共通するのは
たたずまいが怖くてギラギラした感じ。今は怖いとは思わないけども。
ただ、三平三平さん、ガンビーノ小林さんロマンポルシェ・ロマン優光さんは今も何だか怖い。 
出演者の中で怖くなかったのは浅草キッドとU字工事だけ。
U字工事は当時も今とは変わらない見た目と芸風で
一番マトモな感じにもかかわらず浅草お兄さん会の中では異質に見えた。
当時20代後半だった私には怖かったけど
今ならその怖さを面白がって楽しめるのだろう

めちゃくちゃ尖ってたネタだった。面白いよりも怖いが勝っていた。
スピークイージーなんてツッコミが本気の平手打ちだったし
ロマンポルシェは日本刀(おそらく模造刀)片手に漫談らしき何か
米粒写経はここでは書けない危険すぎる漫才(過度な危なさに笑った)
マキタスポーツさんは矢沢永吉さんのモノマネ1人コントや
危険すぎる1人コント。
当時は今のようなオトネタはやってなかったが危険さに笑った。
鳥肌実さんも出ていた。危険で過激すぎる演説風の漫談だった。
去年、東京ダイナマイトのライブで披露したネタは
配信アーカイブでは停止からの丸っとカットされていたらしいので
今も当時も変わらない危険すぎる内容だったのだろうか。
当時、同時期に見に行っていたホリプロお笑いライブ
(漫才コンビ時代の手相芸人として活躍中の島田秀平さんや
永野さん等が出演していた)やくりぃむしちゅーが出てたお笑いライブとは全くの異質、異質が過ぎるライブだった。
中でも、出演者のネタを観客が投票して優勝を決め
優勝した芸人が全裸で胴上げされるというやつ「恒例の」全裸胴上げ。
お笑い芸人の生全裸を見たのは江頭2:50さんのライブを除くと
このライブだけ。
お笑いライブ鑑賞歴は今年で33年になり
300~400回ほど見てきたが
全裸胴上げやるライブは浅草お兄さんだけ。
そんなライブに足繁く通ったのは浅草キッド目当てと
怖いもの見たさと他のライブにはない危うさに
興味をそそられたのかも。

ドラマ「だが、情熱はある」で見た南海キャンディーズ・
山里亮太さんがやっていたピン芸人”イタリア人”がやっていた
日本人形に話しかけたり舐めたりするネタは
観客にもスタッフにも受け入れられなかったというが
浅草お兄さん会だったら受け入れられていたのではないか。


企画コーナーらしきものもあった。
内容は良く覚えていない。
ターザン山本さんがおむつ一丁で出てたり
ハチミツ二郎さんが出てたり
(当時は東京ダイナマイトではなくピンで出ていた)
何をやっていたのかは覚えていない
手持ちの浅草ファイトを読んでみたけど
内容がわかる事が見当たらなかった。

また、浅草ファイトを読んでいたら
U事工事が恒例の全裸胴上げされることになり
代わりに水道橋博士(以下、博士)が全裸胴上げと。
それ、思い出した。
全裸の博士が胴上げされてるの見た。

2000年、浅草お兄さん会の最終回
ラスト、MCの浅草キッドと出演芸人が舞台からせり上がり…
以下自粛。
とてつもなくとんでもないものを見てしまった
今も忘れられない。

観客はほとんどが男性
女性客の人数は私を含めて1桁といったところだ。
非常に男性客の比率が高かった
同じく男性客の比率が高い高田笑学校よりも。

 
去年、博士のツイキャスで浅草お兄さん会の話になり
視聴者の中によく来ている人が数人いた。
あの時、同じライブを共有していた人たちとツイキャス上で会うなんて。
ひょっとしたら隣の席で見ていたかも知れない。
また、博士の話によると観客には後の有名芸能人や
新聞記者がいたといいます。

たまたま取ってあったチケットの半券


 

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