ペナン島生活衛生事情~トイレ編~
東南アジアの国という日本人の目線
これはある種の偏見が含まれると思うんですが、「東南アジアの国ってトイレ汚いんでしょ」というイメージ、ありますか?
世界的に見れば超潔癖国民とも言える、日本人。
レストランも量販店も外の公共トイレでさえも、
汚ければ各所クレームです。
時々、「ここに住めそう」と思うくらいの
ものすごいトイレありません?
これって世界で唯一無二だと私は思っています。
さて。表題の件に話を戻しますと、
正直、日本人的に許容範囲!と思うところと、
これは無理!と思うところ、どちらも共存してます。
大きなショッピングモールや
比較的新しい綺麗なカフェ、レストランは
日本と変わらないくらい清潔にしているし、
清掃のスタッフもこまめに入っています。
「思っていたより、いいんじゃないか?」
というのが私のお世辞なしの感想です。
ただしこれは人によって感じ方が違うので、
参考になるかならないかは、
実際に見てもらったほうがいいです…
きれいなトイレにどこで出会えるのか?
トイレがきれいで普通に使えるな~
と思ったレストランやカフェは、
自分でメモって覚えておきます。
特に小さい子どもを連れていると、
子どもがトイレを拒否らないか
死活問題なんですよね。
オムツを立って履き替えられる子は、
まだ良いのですが、
寝っ転がってオムツを履き替えないといけない赤ちゃんは、
まだまだハードルが高い、かなり限られる、
というのが現状と思ってもらったほうがいいです。
Gurney Paragon や、Gurney Plaza
Queensbay Mallなどは安心して小さい子を連れてトイレにいけます。
Komtarはエリアに寄って絶望的なところがあるので注意です。
ICT Digital Mallはビルも古いので、なかなかハードなトイレがあります。
市場のトイレは緊急時以外基本的に避けたほうがいいです。
そして市場の近くにきれいなトイレがないことも多いので、これも注意。
George Townは新しいおしゃれなカフェやレストランはきれいです。
ほぼ屋台的なレストランやそこそこ古いレストランは期待しないほうがいいです。
インターナショナルスクールが数件集中しているTanjung Bungah付近は、新しくできたカフェやレストランも多く、ウェットマーケットと呼ばれている市場の向かいにあるTree Squareのトイレはきれいです。
Tanjung Tokong にあるLotusはその時によりけりです。
良くはないと思っていたほうがいい。
また、よくあるのが、トイレの個室に入っちゃってから中に紙ないじゃんパターン。
ああもうとき既に遅し、ていうときの絶望感ですよね。
日本の感覚で何も持たずにトイレに入るのは危険です。
なぜなら多くのトイレは外にトイレットペーパーが設置されていて、あらかじめ使用する分を自分で取ってから個室に入るパターンがとても多いからです。
不安なわたしはいつも水に溶けるタイプのティッシュをポッケやバッグに入れています。子どもたちもこのトイレ事情に慣れるまでは大変。
必ず外出の前に自宅でトイレを済ませること、急にトイレに行きたいといっても近くにきれいなトイレがない可能性があることをよーく伝えておかなければなりません。
こんな感じでトイレリサーチは生活する上で結構重要。
もう少し島内を色々周ったら、清潔トイレマップを作ろうと思うくらいです。
ややネガティブな一面を書きましたが、衛生面は慣れてくれば大きな心で受け入れられるようになったりします。少しずつきれいなトイレも増えて来ているみたいだし、きれいにしようねという努力は見られる。
ペナンに住めるくらいのピッカピカトイレが登場するのはまだ時間がかかるか、もしくは見られることはないかもしれませんが、少しずつ改善されることを期待しています。