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藤浪に連れられて

わたしがアスレチックスのファンになったのは、
昨年の4月(なんやまだまだ浅漬けやんけ)
かねてから推していた我らが阪神の速球王、
藤浪晋太郎(RHP)の後を追いかけたわけだ。

藤浪晋太郎⇆Sheldon Neuseの対価トレード

2022年11月
純粋なる阪神ファンであるわたし(当時中2)に
阪神がある男を獲得したというニュースが飛び込んできた。
その男の名は"シェルドン・ノイジー"

この時感じたのは、この男の異質感。
阪神といえば例年、ドリスであったり、サンズ、ボーア、ゴメス、バース、マルテ、ロハスと、いつの年代に於いても「名前が三文字の野郎」ばかりだった。
ノイジー。〈三文字+伸ばし棒〉
かの三億円事件ロサリオとも違い、またセクシー打法のソラーテとも違う名前の構成。
なぜだかわからないが、
この日から、わたしはノイジーを意識しはじめた。

言うなれば、入学式後のホームルームで一目惚れをしたような、そしてそれを認めずにいるような、そんな感覚だ。

時はすぎて2023年1月。
先述の藤浪晋太郎が阪神からポスティングシステムを行使し、なんとか大リーグに辿り着いたという報を受けた。越年しても契約を掴めずにいた藤浪に救いの手を差し伸べた球団、それこそがOakland A'sであった。

中3になり、アスレチックスと知り合う

最初は単に藤浪の成功を見届ける、ただそれだけだったんだ。しかしこのチームは私を地球の引力レベルの力で惹きつけた。なぜか、
それは悲しい理由。
「あまりにも弱すぎやしないか」
あまりにも弱すぎやしないか。
おいレフト、今の頑張ったら取れただろ。
おいオラーって奴、てめえも打たれすぎたろ。
いつになったら勝つんだよ。

もし私が理性ある野球ファンであるならば、
ここでサヨナラを迎えていたはずだろう。
絶対にだ。言い切れる。
しかし当方、知らぬ間に沼っていた。
これは恋なのか。はたまたひねくれ者だったのか。
(最適解は両方)

アスレチックスファンが決定的になったのは、
とある4月の大事件。

アスレチックスのスターター、4月0勝

もう好きになるしかなかった。
言葉にはうまく表すことのできない、唯一無二の魅力がそこにはあった。

回想エピソードになってしまい、えらく単調の、
しょーもない文になってしまった。
次は必ず。

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