#001 【無料】高等遊民&タケハルツイキャス。初心者向け、物語・小説の書き方講座

高等遊民です。

2018年9月3日、ツイキャスでの放送を文字起こししました。

いくつかシリーズになりますので、#001と通し番号をつけてみました。


【小説・物語の書き方】プロの脚本家をゲストにhttps://twitcasting.tv/mneeton/movie/490460075


内容 ※無料で全文お読みいただけます。

タケハルさんの経歴
何を書けばいいかは、スティーブン・キングが答えを出してる
小説を初めて書く人が直面してる課題とは(目が肥えすぎ)
小説を書くコツ:下手くそさに耐える
技術よりも、メンタル。考え方ですでに書けるか書けないか決まってる
小説を書くには少年野球を考える
書き出しはどうでもいいと三島由紀夫も言ってる
つまらない作品でもいいとタモリも言ってる
プロ脚本家タケハル流「物語の作り方」
テクニック:箱書き
初心者さんはまず、短い物語を作ってみよう
フローベールとモーパッサンの文章修行
描写は落語家の立川談志に学ぼう

では、お楽しみください。


---以下文字起こし---

高等遊民「こんにちは。哲学修士の高等遊民です。今日は突然の配信ですがゲストをお呼びしています。
昨日かおとといTwitterでつぶやいた、脚本家のお友達。お名前は何でしたか」

タケハル「名前はタケハルにしようか」


タケハルさんの経歴

高等遊民「はいお名前タケハル先生がいらっしゃってます。タケハル先生は脚本や小説などときどき書いてらっしゃるんですよね。脚本はこれまで何本くらい書いているんですか?」

タケハル「何本?90分か2時間ものを1年に3本くらいだから、30本か20数本です。」

高等遊民「5~6年脚本家をやってらっしゃるんですか?」

タケハル「いや、もっとやってる。大学生時代から10年はやってる。大学卒業してからは8年やっている」

高等遊民「ではそれで20~30本は脚本書いてらっしゃる」

タケハル「そうですね。細かいの合わせれば30本は書いてます」

高等遊民「発表したのが30本ということですよね? つまりお客さんを呼んで、お金取って、劇場借りてという発表を30本ですね。
それでちゃんと成果と言うか、トントンなり、ある程度の収入を得て、脚本家として生活されている。なのでもうプロの天才大作家ということですね。」

タケハル「それは盛りすぎですが・・・たまたま幼馴染ということですね」

高等遊民「では、タケハル先生がゲストにして、タケハル先生に文章を書くなどといったテーマで色々質問していきます
僕のツイッターを聴いてくれている人は、勉強好きだったり、文章を書いてみたいなと思う人が多いと思いますので、そのあたりのコツをタケハル先生にお伺いしたいと思います。いいですか?」

タケハル「大丈夫です」

何を書けばいいかは、スティーブン・キングが答えを出してる

高等遊民「まず、初心者が何か書きたいと思うけれど、書くことがない、何を書けばいいの?と思ったとき、例えば自分の体験を書かなければいけないとか、もっとオリジナリティーなストーリーを書くべきなのか?ということに対して、お考えはありますか?」

タケハル「そうですね、訓練としては自分の体験を書くことはありだと思いますが、物語をつくるということになると、ほぼ答えは出ています。スティーブンキング先生によると、『書きたいものを書け』と言うことなので、オリジナルで好きなものを書いたほうがいいよ。ということです」

高等遊民「スティーブンキングさんは、超有名なスタンド・バイ・ミーとか書かれているひとですよね?」

タケハル「そうですね、最近であれば 映像化された『It(イット)それが見えたら終わり』の原作小説とかを書かれているアメリカの作家です」

高等遊民「アメリカの大作家が、好きなものを書けばいいと言っているのですね」

タケハル「ただ落とし穴があって、最大のネックになるのは何か?というところで、好きなものを書けと言われてもほとんどうまくいかないんですよ」

高等遊民「そうですよね。好きな物を書けば良いことは分かっていても、何を書けばいいのか分からないですよね」


小説を初めて書く人が直面してる課題とは(目が肥えすぎ)

タケハル「そうなんです。問題なのは技術が問題なのではなく、実はバランスなのです。何かを書きたいと思う人は、本、映画、アニメ、ドラマが好きだと思います。ということは、目が肥えてしまっているのです」

高等遊民「目が肥えている?」

タケハル「そう、だから書き上がったものを見ると、満足する自分よりも先に批判する自分がいて、『これは人に見せるものではない』と自己否定してしまうんです」

高等遊民「頭の中の自分と言う人物が「これはつまらないよ」と先を見てしまうと言うことですね」

タケハル「そうなんです。だから、練習しないといけないことは書き方ではなくて、『つまらないものを書く事に耐えること』なんです」

高等遊民「なるほど、自分の能力の無さに耐えると言うことですね」


小説を書くコツ:下手くそさに耐える

タケハル「これが不思議なんですが、ほかのことなら全然耐えれるんですよね。例えば、野球始めた子供たちがキャッチボール上手く行かないのは当たり前ですよね?キャッチボールできなくて悩む子供なんて見たことないですよね?『なんで僕は一塁までボールが届かないんだろう?』とか言っている子いないですよね?そんなこと悩む前にボールを投げるんですよ。
バイオリン始めたばかりの子はギコギコ、ギコギコ汚い音を奏で続けるんですよ。「何で汚い音が出るんだろう」みたいな考察を重ねる前に。
それと同じことで、とりあえず書けばいいのだけど、なぜかここで書き続けることが
できないんですよね」

高等遊民「そうですね。たぶんスポーツだと「行為」自体が、瞬間的に解決するわけですよね?「投げる」という行為で結果がすぐに出るけれど、「書く」ということは、最初から最後まで書いてゴールなわけですよね。それが長すぎてフルマラソンのように、途中2キロぐらいで「やっぱり無理」という感じになるのと同じですよね?」

タケハル「そうですね、フルマラソンと違うところは上演する台本があって「90分で書いてください」ということだと別ですが、文章というのは自由で、特に小説だといつ終わってもいいんですよね」

高等遊民「短編や、長編がありますね」

タケハル「そうですね。長編の場合によくあることが、『終わらせ方がわからない』と言う質問。これは言葉のとらえ方の問題で、本当は『終わらせ方がわからない』ではなく、『どうやったら綺麗にかっこよく終わらせることができるかがわからない』ということを聞きたいのです」

技術よりも、メンタル。考え方ですでに書けるか書けないか決まってる

高等遊民「これは、大切ですね。先ほどおっしゃったように、技術ではなくて耐えるということでしたが、要するに「自分の考え方を変える」いうことが小説を書くときに大事だということですね」

タケハル「そうですね。普段目に付くもの、本やテレビで見る創作物はかっこよく終わっているものが多すぎて、それが普通だと捉えてしまうのですが、あれはメジャーリーグなんです。メジャーリーガーがやって見せる『ショートバウンドを逆シングルで取って、一塁に投げる』なんていうのはずっと先の話なんですよ。まずやらなければいけないことは、『真正面のセカンドゴロを間違いなく一塁に返すこと』なんです」

高等遊民「なるほど。きちんとキャッチして、一塁に確実に返す。と言うことですね」

タケハル「アウトかセーフとかは関係なくね。とにかく投げてみないと、わからないのです。だから『下手でもいいから』ということは、そういうことなんです。最初から、上手くいくことなんて、めったにないことなんです」

高等遊民「確かに、プロ野球でも打率3割いけば一流ですからね」


小説を書くには少年野球を考える

タケハル「そうですね、例えば少年野球の試合の場合、得点源はエラーですよ。まともにヒットが出せることもなく、フォアボールとかですよね? 少年野球でサードゴロ打って一塁でアウトになるなんてことは実はそんなに無くて、3割4割はエラーしますよね」

高等遊民「たしかに」

タケハル「それぐらいのハードルの低さで『面白いものを書く』というのではなく、『とりあえず書く!』カッコ悪いのは当たり前。別に見せなくてもいいんですよ。
最初の質問「まず何を書けば良いのか?」ということに、答え出すと「とりあえず原稿を埋めること!なんでもいいから埋めること」」

高等遊民「なるほど。くだらないことでも、なんでもいいから原稿用紙を埋めるということですね?」

タケハル「最初に書くときは「人間関係が狂ってる」とか「キャラの一貫性がない」なんてことはどうでもいいんです。それは、かなりレベルが高いところなので・・・」


書き出しはどうでもいいと三島由紀夫も言ってる

高等遊民「書き出しがきまらないとかも?」

タケハル「そうです。どうでもいいことなんです。ただ、書き出しが決まらないことに関して言うと、演劇部門になりますが、
三島由紀夫さんは戯曲の一番最後に書いたのは、書き出しといっていましたね」

高等遊民「書き出しを一番最後に書く?」

タケハル「そうです。最初のシーンは決まらなくていいのです。三島由紀夫の「鹿鳴館」で例えると「豪華絢爛なところを演じさせてみたい」というところから始まり、そのシーンだけサッとかっこいいセリフとかを書いてしまいます。そして「このカッコいいセリフが来るためには何が必要なのか?」ということを考えて、前と後ろをつなげていくような感じです」

高等遊民「大切な決めセリフを先に書いて、前後を埋めていく感じですね。漫画とかアニメとかにも同じようなやり方があるみたいですね。」

タケハル「特にアニメは多いですね。重要なアクションシーンをとりあえず書いて、その前後を埋めていくという感じですね」

高等遊民「そうですね、ツギハギをつなげていく感じです。原稿用紙を埋めていくテクニックとして、最初に重要なことを書くのですね」

タケハル「そこに関しては、千差万別です。例えば、小説家の司馬遼太郎さんは何度も推敲して、原稿用紙に吹き出しや色ペンで書き足す。それが本になる時には、一つにまとまる。書籍は綺麗に見えるけれど、実は吹き出しを入れて、何度も推敲した「ぐちゃぐちゃ」が彼の原稿の正体なんです。あの大作家でもそういう次第ですので、初心者は最初から形にこだわる必要はないんです。
最初から書き出しが決まってスタートするということは、メジャーリーガーのプレー。初めて書く皆様は高校野球、いや、小学生野球かな、とにかくまずはキャッチボールから始まり、スウィングできた自分を褒め、ボールを握れた自分を褒める」

高等遊民「なるほど」

タケハル「でも、普通の人は最初から原稿用紙は埋められないから・・・」

高等遊民「確かに。僕は、小説というよりブログで文章を書いていますが、やはり書きながら「誰も読まない」「つまらないことを書いている」と思うことがあります。それでも何個も記事が積み上がっていくと、「誰かが面白がるのではないか?」と思ってきます。」


つまらない作品でもいいとタモリも言ってる

タケハル「タモリさんが言っていましたけど、「どんなにつまらないエロビデオでも300人は買い手がいる」というようなことを言っていましたね」

高等遊民「そんな名言が?」

タケハル「たしか、お笑いコンビのカンニングがCD一枚出した時のフォローで、タモリがその名言を仰っていました」

高等遊民「僕の場合ブログだと、気楽に書けるので、小説が書けないんだったらブログでも書けば?と思いますが、必ず小説や脚本を書きたいという場合には、とにかく原稿用紙を埋めること、順番も気にしないでいいということですかね?」

タケハル「細かいことは気にしないようにすることですね」


プロ脚本家タケハル流「物語の作り方」

高等遊民「タケハルさんが、実際に作るときはどのような手順でしょうか?何かに書き出したりするのですか?」

タケハル「しますね。とりあえずノートに書き出していきます。例えば「高校生の恋愛」について書くときには、高校生の恋愛の中で思いつくことを とりあえずノートに書き出していきます。色々なパターンや、覚えているものを引っ張り出して書きだします」

高等遊民「それは、オリジナリティーとか全く気にせずに、観念的に造り上げるということでしょうか?」

タケハル「両方かな・・・先に観念かテーマみたいなものを決めて動かすこともあるし、「嫉妬」みたいなワードからキャラクターを引っ張るとかね。
あとは具体的に詰めるパターンもある。例えば三角関係を考えてみたり、自分が前に見た過去の作品を思い出して、「この作品はどういったところが面白かったのか?キャラクター?セリフ? そして、その面白かった要素に対し、なんで面白かったのか?」というところを分析してみたり。
他には設定を入れ替えてみるとかね。例えば「男が勝気で女が自信がない作品」を見たことがあった場合、それを入れ替えて自分の作品を書いてみるとか」

高等遊民「なるほど、パズル的な組み換えのように利用できるということですね?」

タケハル「そうですね。全くのオリジナリティーというのは、ほとんど無理です」

高等遊民「大学の論文も同じで、参考文がなければ論文ではなくなるので、そのあたりはオリジナリティーを無意味に強調するのはおかしいなという感じはありますね」


テクニック:箱書き

「芝居の場合は「ハコ書き」という画面転換の数の場合で考える方法もあります」

高等遊民「第一幕、第二幕のような感じですか?」

タケハル「一幕、二幕というよりも、場のシーンで考えることです。例えば、最初は家のシーンで始まります。その次に公園に行きます。そして、その場その場でやらなければいけないことを考えていくんです。
例えば、出会いは公園で恋に落ちるのは学校で・・・とかをセリフ関係なく並べていき、それらを最後まで繋がるようにしていく方法です」

高等遊民「まさにRPGのフラグみたいなものを作る、ということですね」

タケハル「ただ欠点もあります。スティーブンキングさんも言っていたのですが、これをすると創作から作業になる度合が大きくなるので、苦しくなる場合もあります」

高等遊民「勢いでは、書けなくなる感じですね?」

タケハル「理屈的には一番効率が良い。先の展開が見えてるんだから。でも、書いてる内に「あ、やっぱりここの展開変えたいなあ」とか思っても、変え辛くなってしまうんですよ。ハコ書きとズレるから。矛盾してるでしょ? そもそも、創作者は作品に対して全権を持ってるハズなのに、ハコ書きに支配されてるっていうのは。最終的に思いつかなければ頼るというやり方がこの「ハコ書き」ですね」

高等遊民「脚本を書いてみたい人には、まずこの「ハコ書き」を一度試してみて、挫折すれば普通の書き方に戻り、また挫折すればもう一度「ハコ書き」に戻ってくる。という方法もできますかね?」

タケハル「ただ、小説にはこの方法は向かないんです。小説の場合はもっと自由で、回想があったりしますから。
演劇の場合は単純に場面転換が多くなると、ダレてきてしまうので演出家に余計な負担をかけることになります。好みもありますが、僕は1シーンでやれることはやってしまいたい感じはあります。
映像だと、もっと細かくハコを割りますが、舞台も映像も時間制限がありますからね。その文脈では「ハコ書き」は有効です。
小説は、永遠に書けるので関係ないのですが・・・」


初心者さんはまず、短い物語を作ってみよう

高等遊民「時間制限がある、ということはいいですね。例えば初心者で物語を書いてみたいという人に、とりあえず「3分」のお芝居を書くという案は、アイデアとしていかがでしょう?」

タケハル「面白いですね。3分や10分書くのと、90分書く場合では違った才能が必要になります。一つの短い文章の中に必要な情報、感情の動きを入れる。最小限の文字数で、最大限の効果を表現する書き方になります。
基本的に初めて書く場合だと、情報量が増えがちなので、情報量を削る訓練としては10分とか3分で作ることは有効ですね」

高等遊民「では、中級者向けなのですか?短ければ良いってことではないですよね?」

タケハル「短いモノ書いて感動させるのは難しい。けれど、初心者がやってしまいがちな、いらないことを書いてしまうことを削る方法としては良いですね。
例えば「テーマ『野球』で上演時間3分」という縛りをかけるとか」

高等遊民「いい練習ですね。書けない人にはそのような方法で入っていくのもいいですね」


フローベールとモーパッサンの文章修行

タケハル「フランスの作家、フローベール(師匠)とモーパッサン(弟子)の話ですが、モーパッサンいわく、フローベールからこんなアドバイスをいただいたと。パリで歩いている人を見つけ、その人のことを文章で書き表し、それがほかの人と間違われないような文章を書きなさい。といわれたそうです」

高等遊民「その話、聞いたことがあります。フローベールとモーパッサンでしたか。家の周りを歩いて書いてみなさいとか、木をみて、誰が読んでもその木とわかるように書きなさいとか・・・」

タケハル「ただの柿の木ではなく、この家の前にある柿のだとわかるようにしなさい。とかですね。」


描写は落語家の立川談志に学ぼう

タケハル「落語家の立川談志もいい例で、弟子の落語を聞いたときに最初のくだりを聞いて、「ちょっと待て、『そこの角を曲がった』とはどんな角なの? 何尺くらいの幅なの? 晴れてるの?雨なの? そこにいる熊さん、はっつぁんはどんなやつなの」と。要はこれ、曖昧な人間を書くなということですよ。フランスの自然主義文学と同じです。
 ただ、これだけでは物語にはなりません。描写はあくまで基礎技術。建築で例えると、建築するためには設計(プロット)ができなければいけない。しかし、家を建てる段階では釘を打てることが条件なんです。これが描写。
 もちろん、釘が打てるだけでは家を建てることができない。だけど、釘が打てなければ、家を建てることはできない」

高等遊民「釘を打つ訓練・・・素振りみたいな感じですね」

タケハル「そう、素振りの例えでもいいですね」

高等遊民「では、これを聞いている人の中に、物語を書いてみたいな?という人は、例えば「鬼ごっこ」をテーマにお芝居だったら5分ぐらい?でも、小説だと?」

タケハル「小説ならいくらでも書けるけれど、最初は原稿用紙5枚ぐらい2000文字以上ぐらいかな?」

高等遊民「では、物語を書いてみたい人は、「鬼ごっこ」をテーマに2000字以上で物語を作ってみて欲しいとおもいます! 
高等遊民のアカウントに、メッセージやコメントをくだされば、僕とプロの脚本家が読んでくれます。ぜひ、この機会に物語「鬼ごっこ」をテーマにし、形式はなんでも良いですのでつくってみてください。
ノープランで始めたのですが、なかなかいいお話が聞けてよかったです。
プロの脚本家にインタビューできるという機会は滅多にないことなので、とてもラッキーでした。
では、今回はこの辺で。タケハルさん、ありがとうございました。」

タケハル「ありがとうございました。」


上記の鬼ごっこ小説の添削応募は、2018年9月30日までです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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