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『武装的平和共存政策と日本の危機』

泉田瑞顕師遺稿
『武装的平和共存政策と日本の危機』(昭和38.1.31)

神諭に、世界の終りが近づいて、あげもおろしもならなくなると、悪魔が手を握って一つになり、日本におしよせてくるという事が度々示されてある。そうしてその時が、日本の建国以来の最大の危機であると警告されているのである。
原水爆の発明、貯蔵によって、世界的な大戦争は出来ぬという風な考え方が世界の大国首脳間に生じて来た様である。フルシチョフの平和共存政策はその好例である。アメリカも今のところそれに反対はしないであろう。とすると、東西両陣営間にはいわゆる武装的平和が続くとみねばならぬ。いよいよ全世界が一つになって日本に押よせてくる時が来たのである。おしよせるとは単に戦争という意味ではなく、政治的、経済的、思想的、文化的に総攻撃を開始することでいよいよ日本は大変なことになってくる。
(後略)

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