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泉田瑞顕著『産土会創立主旨』より

「世の終りとは、邪霊、悪霊、天地に充満し、正神天上に還り給いて、神殿、祭壇、悉く悪神の巣窟と化す天使不在の暗黒時代である。予言、警告の神教を宣布する準備神業の段階は終って、隠神の光が世に現れ、善悪、正邪の大審判が実地にくだされ、世の中が一大混乱に陥る時代である。邪霊、悪霊の憑依者が、各地に続出して神名をかたり、狂言、盲語を弄して人心を惑はす、憑霊大発動期でもある。この様な時代には正しい神の教えを説いても無駄であり、神に対して不敬である。故に産土会は、神殿を造らず、神を口にせず、顕祭を行はない。 専ら幽祭によって、救世主神に祈り、黙々として、身魂磨きの生業に専心する。同信共助して世の嵐に耐へ、救世主の再臨に備へて、諸々の準備を行う。」

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