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『芸術と文化 鳥取2021』発刊

『芸術と文化 鳥取2021』 小取舎
編著=きりとりめでる、紺野優希、筒井宏樹
価格1,100円(本体1,000円+税)
148頁/A5/並製本/ISBN=978-4-908256-35-6
発行日:2021年3月31日
定有堂書店、汽水空港で販売中。amazon、随時販売書店拡大中

現在の視点から鳥取の文化を考える一冊
方法論としての「鳥取」。本書は、行政区画や共同体というよりも、地理的条件や歴史的文脈に注目して「鳥取」を捉えていきます。美術や文化を新たな視点から調査し、新しい文脈に接続することで、「鳥取」を再定義することを目指すものです。「鳥取」の解像度を上げることは、世の中の見方を揺さぶることにもつながると考えています。その内容は、美術、民芸、デザイン、博物館、ミュージアム、サブカルチャー、歌舞伎、絵葉書、温泉、野外フェス、移住者文化など多岐に渡ります。2020年度に4ヶ月間にわたって開催された鳥取大学公開講座「鳥取の美術&文化リサーチ講座」を通じて集まった執筆陣による、鳥取の文化を考える一冊です。


執筆者|
安藤隆一、岩﨑憲一、浦野康介、奥泉理佐子、木下直、きりとりめでる、蔵多優美、紺野優希、柴田修兵、杉田佳凛、高橋智美、高村佳子、筒井宏樹、綱田康平、にゃろめけりー。、森田裕也、森山千恵、吉山明恵

■著者について
きりとりめでる:1989年生まれ。2016年に京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学を修了。特に、視聴覚文化の変容と伴走する美術作品をデジタル写真論の視点から、研究、企画、執筆を行なっている。2019年に「未然の墓標」(パープルームギャラリー) を企画。2017年からは美術系同人誌『パンのパン』を発行。著書に『インスタグラムと現代視覚文化論』(共編著、ビー・エヌ・エヌ新社、2018 年)がある。

紺野優希:韓国ソウルの弘益大学大学院で芸術学を専攻。批評コレクティブWowsan Typing Clubのメンバーとして活動。『アフター・10.12(AudioVisual Pavilion、2018)、『新生空間展:2010年以降の新しい韓国美術』(カオス*ラウンジ五反田アトリエ、2019)、『韓国からの 8人』(パープルームギャラリー、2019)などを企画。「GRAVITY EFEECT 2019」次席。

筒井宏樹:1978年愛知県生まれ。鳥取大学地域学部准教授。著書=『イラストレーター毛利彰の軌跡』(毛利彰の会、2019年)。編著=『スペース・プラン:鳥取の前衛芸術家集団 1968-1977』(アートダイバー、2019年)、『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)ほか。共編著=『梅沢和木 Re:エターナルフォース画像コア』(CASHI、2018年)ほか。


訂正表|
■2頁 
誤)綱田康平 鳥取県立博物館という特異性
正)綱田康平 鳥取県立博物館という特異点

■49頁
誤)「《村にて》【図四】と《湖畔の貧しい家族》は、」
正)「森岡の《村にて》【図四】と《湖畔の貧しい家族》は、」

■56頁 
誤)「また、前田を鳥取に招き、洋画講習会がロゴスで一九二六年と二八年の二度開催された。」
正)「また、前田を鳥取に招き、洋画講習会が一九二六年(場所:不明)と二八年(場所:ロゴス)の二度開催された。」

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