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5月9日

今日は土曜日なので、いろんな家のなかの用事を片付けるのが楽しい。

前はもっとナマケモノだったのだけど、大人になったからなのか、休みの日にずっと寝ているよりも動いたほうが楽しいことを知った。

三度の飯より寝るのが好きだった私は、今、三度の飯より歌うのが好きだ。前に比べると動きが出た。動きが生まれると、いろんなことが連動して進みだす。

朝起きたら、すぐに洗濯機をまわして、ふきんは漂白してきれいにしたり。

床掃除をさっと朝のうちにしてしまうのも楽しい。

小さくて古いけれど、気持ちのいい家に住んでいることは、快適だ。

片付けの本で、写真を見ているだけで気持ちよくなる本のご紹介。

帰りたくなる家ー家の整理は心の整理  山﨑 美津江 


家のなかで過ごすことが多くて、気が滅入りそうになるけれど、どうやって工夫しよう、と考えながら手さえ動かしていればもやもやも忘れられたりする。

『イワンの馬鹿』というトルストイの名作がある。

働き者だが、他者に頼まれたらなんでも分け与えてしまうイワンのことを周囲は馬鹿という。

イワンは、自分のものがなくなればまた働けばよいと考え、困った人や兄弟たちを助ける。

怠け者の兄弟たちは、彼の助けがないと生きられないということにも気づくことなく、愚かにも怠け続け、戦を起こし、不幸になっていく。

生きている限り、怠けの先にあるのは、よい結果ではないと思うのだ。

ほどよいゴロゴロがいい。


エチカ

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