魂えぐられインタビュー
日記(メモクオリティ)
10月31日(水)
取材のため、外出する。
最近は朝まったく起きられず、冷たい水で顔を洗う夢をみて朝方うなされる。起きているのに、起きていない、起きなきゃ…という焦りと苦しさ。ぐるぐる目がまわる。
冬にむかっているせいなのか、まだ体調がよくないからなのか、とにかく重だるい。
今日の現場は、電車で1時間半ほどの場所。取材のための勉強で本を読みながら、ひたすら移動。会いたかった人に会えるのですこし緊張している。
あらゆる心配を想定しておいて、その場に行くとまったく緊張しないのが私。
結局、心配していたことは特に起こらないのが現実。期待も心配も半分ずつなのが、現実。想定外がほとんど。これぞ醍醐味。
それでも準備は無駄じゃないのだ。
短時間での取材だと、いつも虚しさが残る。
もっと側でこの人の仕事を間近に見て、時間をかけて感じることができたら、きっと違う様に見えてくるのだろうとわかっていながらも、それはかなわない。
また、こちらの咀嚼時間や、相互の信頼もないために何を言っても浅く聞こえてしまう。核となる部分はキャッチしているはずなのに、キャッチしていることをきちんと伝えられない。これは、私の経験が浅いからだろうな。
今回のインタビューでは、質問と回答、そしてまた質問へのつながりがきれいに進んだところがよかった。上出来だった。相手のスピードにもついていけたと思う。これは相手方が優しかったから成り立ったことでもある。
自分がしゃべってはいけない、相手にしゃべらせるために脇役に徹することもできた。私は自我がつよいので、いつもこれに苦労する。
あとは、「場を和ませる他愛もない雑談」。これがまじでできない。
だいぶ大人にはなったが、本質的なことを引き出すための虚偽に、いまも嫌悪を抱く。気持ち悪くなってしまう。本当はスマートに嘘(美しい嘘や、色のついたエピソード)を話せる、にこやかな人に憧れている。
総じていえば、初めて目のあたりにしたあれこれに、結構ショック!を強烈に食らったことに気づかないふりをしている現在。じわじわ染みさせているので、受け止めるのにまだ時間がかかりそう。
ぐったり疲れて電車では爆睡。途中、スタバでカロリー補給をする。黒胡麻?ハロウィンのフラペチーノを、コロナ見舞いでいただいたギフト券で飲む。甘くてつめたい。一瞬元気になる。
帰宅途中さむくて、とにかくまずは風呂をわかす。温まる炭酸の入浴剤を入れて「ジョジョ5部」を見ながら半身浴。そのまま倒れ込みそうになるのをぐっとこらえ、きちんと服を着て、ドライヤーで髪をかわかし、保湿して、卵かけ納豆ご飯をたべてから倒れた。
夜中に一度起きて、ヨガを20分した。調子がわるくて、ぜんぜん集中できない。体がなんだか、おかしい。しばらく続けてやらなきゃ、このひどい状態を抜け出せそうにないな。
明日から11月。少しずつ元気と体力をためていきたい。
エチカ
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