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Day6 最近ハマっていること

最近ハマっていること、と言われると鬼滅の刃だろうか・・・。仕事に忙殺され、心の余裕的に楽しめるキャパシティすら減ってきたとしても、毎週日曜日の夜に「鬼滅の刃ー遊郭編ー」をみたら、一緒に炭治郎と戦ってしまい、覚醒して眠れなくなる。月曜日の朝起きるのがとっても辛いけれど、なんだかいいものを観たことで心は満たされるのであった。

流行りのアニメを見たりなど、普段はあまり流行りに乗るタイプではないけれど、毎週アニメを観るだけのにわかファンでもこんなに物語の世界にのめり込めるなんて。ただ単純に「善」と「悪」、「光」と「影」、楽しい友情と、面白いオチを書いただけの作品ではなく、それらが入り混じりながら進むから面白いのだろう。

キャラクターとして、しっかり子どもたちを虜にしながら、大人世代の難しい頭の欲求も満たしてくれる。一体何年間かけて、どんな資料を読んでこの物語を空想したのか、作者の頭の中を覗いてみたい気持ちだ。


私は書店員アルバイト時代に「鬼滅の刃」のコミックが書店でよく売れていく様を、リアルタイムでみていた。こんなに売れたら、すごい儲かってんやろな〜と当時からその経済効果に感心していたが、アニメを見ているとその制作にどれだけの人の力が携わっているか、そして制作人1人1人が皆、このアニメに魅せられ、愛を持って仕事していることが伝わってきた。

コミックや、グッズが売れたお金は爆大だろうが、出版社や作者がそれで私腹をこやしているわけではない。(確かに利益はたくさんもらっているだろうが)

物語に還元し、それを作った作者の新しい力に還元し、アニメを楽しみにしているファンたちに還元しようという意気込みが感じられる作画だった。

アニメのことは詳しくなく、一話のアニメを作るためにどれだけの労力がかかっているのかなど私の想像は及ばないながらも、その演出の凄まじさにとても感動したのだった。

最近、縁のある作家さんの個展に、絵や作品を見にいく機会がちらほらある。その度に、その一枚の絵にどれだけの力(パワー)が込められているのか、ということを感じている。なぜなら、私がそれをみるととても元気になるから。

人を元気にする作品を作る人たちはきっと、「この仕事辛いな〜」と思ってやっていないのだろう。その仕事が楽しくて、どうしたらもっと面白くなるか、考えているのだろうか。私はまだまだ、その域に達することができないけれど、いつかそうやって誰かに元気を与えるくらいの、存在感を放つ仕事ができたらいいなと思うのであった。



エチカ

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