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4月15日

京都の龍安寺が好きだ。

寒い冬の京都に一度だけ行った。湯豆腐をおなか一杯食べました。

とても美しい石庭が有名。

その龍安寺の庭の一角に、つくばいがあって、「吾唯足知」(われただ足ることを知る)という字が書いてあります。

足るを知るとは、禅の言葉なのですね。

足るを知るということは、もちろん、欲を捨てるとか、求めないとかいうプラスの意味もあるのですが、現代社会では欲を捨てると向上心がないと怒られてしまうのですね。

人間は発展していくことを辞められないと思うので、それもまた大切な欲だと思います。

ほんとうに大事なのは、どちらか一方の立場に固まらずに、不満足な状態に疲れたり、それによって状況が悪化しているときに臨機応変に「足るを知る」ことを思い出せるかどうかだと思います。

エチカ

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