『文藝春秋』に新作の詩が掲載されました(勝敗のある社会について)
『文藝春秋』2022年8月号に、新作の詩「数値化されない波」が掲載されました。
10行ほどの短い詩ですが、機会があればご一読いただけますと幸いです。
「もう勝ち上がれないと知った日の/しずかな夕陽をおぼえていますか」
という一行からはじまります。
わたしはもともとレコード会社の正社員だったのですが、体調を崩してしばらく専業主婦のち、派遣社員、契約職員を経て、現在はスタートアップ企業の正社員です。
冒頭の一行が浮かんだのは、通院帰りに電車のホームへ急ぐ駅の階段の途中でし