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『だめをだいじょぶにしていく日々だよ』きくちゆみこさん|読書ノート
なんてやさしいタイトルなんだろう。
先日、三軒茶屋の本屋twililightさんに訪れて、無事おうちへ迎えることができた。
アナログの本の手ざわりや、区切りや限りがある感じは、まさにbe here nowな安心があってほっとする。
この本が、「いま手元に置いておきたい本のはずだ」と、私にとってぼんやりと光ってみえた理由はなんとなくわかっている。
だいじょぶが、次々と、だめに変わっていくよう
読書に浸るための場所
都内でゆっくり本を読むならここ、というお気に入りの場所がある。
家のベッドが一番落ち着くのはもちろんなのだけれど、せっかくなら空間も気分も読書に浸りたい…という休日にはこの3つにお世話になっている。
文喫(六本木)
https://bunkitsu.jp
・半日くらいはがっつり読書したい
・手持ちにすぐ読みたい気分の本はない
・たくさん、いろいろ、読みたい
できたばかりの頃から定期的に通
いつか、本を書く日。
大学の卒業旅行で、私は”とある予言”を受けたことがある。
25歳。1浪して入った6年制大学を卒業する歳のこと。
大学の友人たちとアメリカのグランドキャニオン周辺をめぐる卒業旅行だった。
どこまでも赤褐色の大地、美しいカーブを描く地層、広すぎる満天の星空、
どの景色もそれは印象的だった。
だけど、心にずっと刻まれていたものは別にあった。
セドナ、という街で、事は起こった。
どうやらアメリカ随一の