下3桁が8の倍数

下3桁が8の倍数である整数は8の倍数になるというのは、多くの方がご存じだと思いますが、一応説明しておきます。
例えば、1234568という整数を考えます。下3桁568は71×8なので8の倍数です。1234568を1234000+568と考えます。1000は125×8で8の倍数なので、
1234568 =   1234000               +  568
               = 1234×1000             +  568
               = 1234×125×8          +  71×8
            =(1234×125              +  71)×8
となり8の倍数です。これは一例で、証明モドキにすらなりません。

千の位から左側の数×1000 + 下3桁と考え、下3桁が8の倍数ならば、1000 = 125 × 8 ゆえ
  千の位から左側の数×125×8(これは8の倍数)  + 8の倍数
         8の倍数           +   8の倍数   は8の倍数  といってよいならこれでOKでしょう。
分配法則を用いて、×8で全体をくくるところまでやるのは面倒なのでやめておきます。これが証明モドキでしょうか。

千未満の正の整数が8の倍数であることの見分け方は? 
「8で割ってみろ!」
となるんでしょうね(笑)。3桁の割り算が既に私にはダルいです~☆彡

素人考えなので厳密ではないでしょうが、数学を知っていれば、
千の位から左側の0以上の整数をm、下3桁の整数は8の倍数ゆえ8n(nは0以上の整数)とおく。
  元の整数 = 1000m + 8n = 8(125m+n)
m, nのおき方より、125m+nは整数なので、元の整数は8×整数となり8の倍数である。

これはm、nを0以上の整数とすることで、千未満の0以上の整数にも対応していると思います

さらに『合同式』の概念を使えば、… これはまた日を改めて。

倍数であることの見つけ方には面白いものがいくつかありますね。覚えていませんが…

馬脚をあらわさないうちに今日はここまでとします(苦笑)

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